「ワクワクが足りない」ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 yosif35さんの映画レビュー(感想・評価)
ワクワクが足りない
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ユニバーサル映画のダークユニバースシリーズの先鋒を務める今作ですがなんとも言えない仕上がりでした。
このダークユニバースではフランケンシュタインや透明人間、狼男などもはや一般的な名詞としとも通用するほどの超メジャーキャラが控えているのに今作を見ただけでは何がどれだけ広がるか、ジキル博士とトムクルだけで繋ぎ止めていけるのかと心配してしまう。
ラッセル・クロウ演ずるジキル博士とトム演ずるニックのバトルも取り敢えず入れておいたみたいな感じもしなくもない。
さらにエンディングでニックはピラミッド目掛けて馬を走らせるがこれもなんというか、冒険というワードの表現のために砂漠を駆け回っているように見えてしまう。ここはやはり"ユニバース"を描く第1作なのだからもっと次回作へ橋渡し的なものにすべきではないだろうか。
みんな一度は聞いたことはある怪物達をこれからこの世界で躍動させるためにももっと風呂敷の広げようがあったのではないかと只々残念に思ってしまう。
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