「ソフィア・ブテラの際立つ美しさ」ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 M.Kotaroさんの映画レビュー(感想・評価)
ソフィア・ブテラの際立つ美しさ
最近は硬派なアクション作品が多いトム・クルーズにしては珍しい感じがしなくもないファンタジーな要素を含んだ娯楽超大作。海が舞台の『パイレーツ・オブ・カリビアン』に対して,砂漠が舞台の『ザ・マミー』という印象だ。
話はシンプルだが,アクション・シーンは「さすが」のひと言。特に序盤で空輸機が墜落する場面はとんでもなくスリリング。
何と言っても際立つのがアマネットを演じるソフィア・ブテラのエキゾチックな美しさ。全身から放たれる王女然としたオーラと狂気。そして睨まれたら身動きひとつできなくなりそうな圧倒的な目力。キャラとして戦闘力が極めて高いのも魅力的。
この作品は『フランケンシュタイン』や『透明人間』といった伝説のモンスター映画を現代によみがえらせる「ダーク・ユニバース・プロジェクト」の一環らしいが,今後に大いに期待したいところ。『透明人間』ではジョニー・デップが主演を務めることが決定しているそうだ。
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