ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツのレビュー・感想・評価
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兄弟可哀想過ぎ
有楽町のマグドナルドで、ベーコンチーズバーガーセットをキメてから、鑑賞しました。この映画は、観る人がどういう信念に基づいて仕事をしているのかという価値観と、また仕事上のポジションによって、感想がハッキリ分かれると思います。自分にはマイケル・キートン演じる主人公が憎たらしく感じ、マグドナルド兄弟が本当に不憫でならなかったです。この世の中では、やっぱり主人公のような人間が成功するんですよね。本当のファウンダーとは誰の事なのか…。少し切ない気持ちになりましたが、このような歴史があった事を知れたのは面白かったし、マグドナルドのあのトレードマークが“ゴールデン・アーチ”と呼ぶ事も知らなかったので、へぇ〜と思いました。
ひどい男だけど
実話物語です
世界一ハンバーガーチェーン店「マクドナルド」の実話物語です。
最初はサクセスストーリーだと思って、人生のヒントやアイデア、経営の難しさを頷きながら観ていたらだんだんビジネスのドライな展開になり...
実話とはいえ、残酷な背景があって今の「マクドナルド」があったのですね。
創業者の兄弟は残念でしたが、野心家の「マクドナルド」に対する敬意があったからこそ、思いやりも感じました。
観ていて良かったですが、「マクドナルド」に行くかはやはり思いとどまってしまいますね。
アメリカンドリーム
単純なサクセスストーリーだと思って観に行ったけど、なんか思っていた...
飲食業だと思っていたマクドナルドのビジネスモデルは実際には不動産業なんだということをこの映画を見て知った!
シネリーブル梅田で映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」
(The Founder)を見た。
Founderとは創業者の意味。
大阪地域では、なんばパークスシネマとシネリーブル梅田でやっていることは知っていたが、なんばパークスシネマでの上映は終わってしまっていた。
見られなくなると困るので上映が終わってしまう前にシネリーブル梅田に出かけた。
電車(大阪環状線)に乗るのは2-3年ぶりで、キタ(梅田)に行くのも2-3年ぶりだった。
そして、シネリーブル梅田で映画を見るのははじめてだった。
ハンバーガーチェーン店のマクドナルドを創業したマクドナルド兄弟と、
その田舎の人気店を巨大フランチャイズ店として全米に展開したレイ・クロックという人物の物語である。
あらすじとしては、最初は上手くいっていた両者の関係が、利益を追求するクロックと堅実なマクドナルド兄弟の間で次第に悪化し、クロックと兄弟は全面対決へと発展してしまう。
最終的には袂を別ち金銭での解決となってしまう。
レイ・クロック役はマイケル・キートン。
つい最近「スパイダーマン ホームカミング」で顔を見たばかりである。
妻役の女優がローラ・ダーンであることはその長身とスタイルのよさですぐにわかった。
ローラ・ダーンは日本では今年の12月に公開される
「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」にもキャスティングされている。
平日の昼間だったが観客は30人くらいか、それよりも少し多い。
意外と入っている。
マクドナルドの関係者も見にきているのかなあなどと思った。
飲食業だと思っていたマクドナルドのビジネスモデルは実際には不動産業なんだということをこの映画を見て知った!
創業者レイ・クロックがコンサルタント業のハリー・ソナボーンと出会っていなければ今では世界中でフランチャイズ展開されているマクドナルドという巨大企業はなかったのかもしれないと思うと非常に興味深い映画だった。
上映時間は115分。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
サイコパスの分析に最適な事例
マックは好きだけれど
角川シネマ新宿にて観賞
単純ですが、アンチマックが加速
マイケル・キートンがうまいね〜ますます、悪い奴に磨きがかかった感じ。バットマンやってたのが記憶の彼方です。
何を教訓にするか?
*50過ぎて、人生諦めずに邁進したら、成功を手に入れられる。どんな手を使っても、欲しいものは手に入るんだってこと?
*あるいは、むやみに他人を信じてはいけない。自分の財産は自分で守らなければってこと?
でも、人としてどうなんだろう?
だれかの権利や尊厳を奪ってまで手に入れる成功、それでも満足なのだろうか?
考えようによっては、マクドナルドは世界的に有名になったし、兄弟は悠々自適の生活が送れるほどの金額を手に入れた。黙っていても、自分たちの名前が世界中に広まることになる。こんなに楽なことはない。食に対する理念は引き継がれなかったけれど、画期的なオペレーションは後継の企業にまで影響を与えた。
そして、ファウンダーという偽りの名は、白日のもとに晒される時代がきた。
レイが直感で感じた、「アメリカ中に広めたいハンバーガー」という野心に偽りはないのだと思う。まさに、その通りになったし、ある意味レイなりの信念があったのではないか。
けれども、どうしても人としての美しさに欠ける。登りつめても、卑しさは拭えない。
一晩経っても、そんな思いから離れられないのだ。
起業はアメリカの国技、あるいは業病?
後味が最後まで悪いところがすごい。とても面白い
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