夜明け告げるルーのうたのレビュー・感想・評価
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好きを伝えるということ
湯浅監督の作品は独特の世界観があり、一定のファンに支持される作品が多いが、今回の作品は良い意味で大衆受けされる作品に仕上がっている。
気持ちを素直に伝えるために、本作では心から声をだし歌っている場面が印象的で、心をさらけ出す「好き」を伝えるということの素晴らしさに、心を打たれた。下田さんの役作りにも目がいく。是非一度観てもらいたい。
楽しく泣ける作品
原作の小説は未読です。
最後のカイのソロシーンからの盛り上がりが凄いですね。一気にもっていかれて涙がぶわっと流れました。
あと、画を動かすことに全振りしたかの如くぬるぬる動きまくって凄かったです。数シーンぐらいしか止まってるところがなかったのではないかと思うほどでした。
ストーリーはよくある、進路が見えない学生が不思議な体験をして未来を見据えることができるといったところでしょうか。ありきたりではありますが失敗しないような設定ですね。分かりやすくて個人的には好きです。
絵は曲と合わせるために細かさを省いて動かすことに特化した感じでしょうか。作中これでもかというくらい動きまくってます。
サウンドもノリのよい曲やバラードなど幅が広くどれも良かったです。
ただ個人的に友人2人のキャラが苦手でした。
リアル感はあるのですが、話を進めるためにちょっと強引な感じがしました。
ラストの盛り上がり予定調和バッチリで歌い始めるカイのシーンがとても気持ちが良かったです。心の中でキタキタキターって感じでしたw
凄い重いストーリーでもなく、ノリのいい曲とアニメーションで楽しく見れて最後は泣ける作品でした。よし見るぞって感じではなく気軽に見てみるかぐらいの感覚で見ると気分よく見れると思います。
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