泥棒役者のレビュー・感想・評価
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最高にハートフルでした
爆発的にハッピーというわけではなく、じんわりくる幸せ感。観終わったあとは心がほっこりしました。西田監督の作品は見る人をあったかい気持ちにさせてくれますね。主演の丸山隆平もハマり役でした。主人公はじめの真面目な人柄と丸山自身の人柄がマッチしていて、とても自然な演技で観ていていつの間にか引き込まれていました。2017年で1番好きな映画です。
想像以上でした
正直、あまり期待せずに鑑賞しました。
薄味の笑いでなんとなく終わる、良くも悪くも残らない、軽く見れるタイプの作品かなあ、と。そんな構えで。
まさか、エンドロールで涙ぐんでしまうなんて思いもよりませんでした。
バットエンドでもなければ、なにか特別に感動させる終わり方でもないです。
作中で少しずつ胸に溜まった、やさしくてあたたかくてじんわりと幸せな気持ちが自然と涙になるような、不思議な感覚でした。
基本的には終始コミカルな調子で進んでいきます。
登場人物が個性的でみんな少しずつクセがあり、ユーモラスで思わずクスリと笑ってしまう場面がてんこ盛りなのですが、下品な(人を下げて笑いを誘ったり、変な弄りで貶めるような)笑いは皆無なのでとても気持ちが良かったです。
泥棒に入るというストーリー上「バレるか!?」と緊迫する場面は何度も訪れるのですが、前後のコミカルさとキャラクターの柔らかさに加え、毎回わりとすぐに疑いが逸れるため、嘘がバレそうな嫌なドキドキが苦手な人も(一概には言えませんが…)比較的安心して観られるのではないかなと。
テンポがいい分、逆に「今回こそバレるか!?」というワクワク感が何度も味わえて飽きも来ませんでした。
また、序盤は完全にコメディですが、最後まで面白おかしいだけ、なわけではありません。
ひょんなことで屋敷に集まった元泥棒、絵本作家、編集者にセールスマン…全員心優しく思いやりがあり、程よくおバカでいい人たちなのですが、実はそれぞれ大きな後悔を持っています。
主人公が泥棒という正体を偽るために嘘に嘘を重ねる中で、本音で交わした言葉が、関わりの中で触れあった優しさが、各々の躓いた記憶に向き合う力になっていきます。
ただしやっぱりこの監督、笑いを挟まないと死んでしまうのかな?シリアスな中にも逐一クスリとしてしまう場面があって、暗く重くなりすぎません。
そんな仕掛けも、ストレスフリーで心に優しい温かさだけがじんわりと満ちる後味に繋がっているのだろうなと。上手いと思いました。
アクションやサスペンス、大どんでん返しや後味の悪い作品が好き!という方や、小さな優しさやぬくもりに価値を見出さない方には少しつまらないかもしれませんが、個人的には大当たりです。
優しい気持ちになりたい方、ぬくもりのある人間関係が好きな方、クスリと笑えて何故かじーんとするようなお話が好きな方には、是非ともおすすめしたい作品でした。
温かい気持ちで席を立ちました
西田監督の作品を今まで拝見してきましたがやはり素敵な作品でした
丸山くんの表情豊かな目の演技に引き込まれ、市村さんの振り切った演技と説得力のあるセリフ回しのギャップに魅せられました
日々の生活、人生の中でぶつかる壁、後悔や挫折・・・そんなことを描きながら押しつけがましさが一切なく、すっと心に入ってくる、そんな映画でした
エンディングの曲が歌詞、曲調ともに映画の世界観にぴったりでした
タイトルから想像できない程の感動的な作品
心がぽかぽか
アンジャッシュの長編コントを観ているような、たくさん笑える映画でした(笑)
こんなに出演キャラクター全員をすきになるなんて思いもしませんでした。可愛いそうで、愛らしく、いじらしく、頼もしい…チャーミングな人ばかりで、そんなキャラクターたちが集まってしまったお屋敷の中の世界をみていると、外の寒さなんて忘れてしまうくらい心がぽかぽかになりました。
映画は何か一つ軸となって伝えたい「人を愛するパワーのすごさ」や、「頑張る人の背中を押す」などの具体的なテーマがあると思います。映画をたくさん観るわけでもないわたしがこの映画を観終え、自分に何が残ったのか具体的にはわかりませんでした。難しかったです。ただ私の感想になりますが、わたしも目の前のことに向き合って、魂込めて頑張って、胸張って、いい感じに応答セヨがかかるように生きて生きたいな〜と、思いました。
老若男女楽しめる超!喜劇!エンターテイメント!
優しくてあたたかい映画でした!
胸にじわっと暖かいものが広がって、エンドロールで涙がぽろぽろと溢れてくる映画を、私は初めて見ました。笑えて泣けて優しい気持ちになれるいい映画でした。
カップルで、家族で、一人で、友達と、誰と見ても幸せな気分で帰れる映画だと思います!
是非劇場で見て欲しいです!
とっても面白かった!!! 笑える部分がたくさんあり、市村さんや宮川...
ユーモアに溢れた温かい作品
面白い!
面白かったです。
市村さんが本当にハマり役で一気に物語に引き込まれました。
元々が舞台ということと、ほとんどが屋敷の中で繰り広げられることもあり映画というよりは目の前でお芝居を見ているような感覚になりました。
劇中、最初は堪えるような笑い声が小さく聞こえてましたが、最終的にはみんな「これはみんなで笑っていい映画なんだ」というような暖かい雰囲気になっていたのも舞台の感覚に近かったです。
終盤ウルウルしていたら市村さんにぶった切られて笑いました。
正直、ストーリーとしてはとてもわかりやすいです。オチも王道です。勘がいい人はすぐに読めてしまう、でもそれでもいい映画だなと思います。
とにかく最後は笑える映画です。
見に行ってよかった。
ほかほかした気持ちになりました。
市村さんのビジュアルに気を取られがちなので、細かいところをもう1度見にいこうと思います。
とてもつまらない映画
いっぱい笑えてほっこりできる
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