パリが愛した写真家 ロベール・ドアノー 永遠の3秒のレビュー・感想・評価
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すごい仕事人だった祖父の人生を孫娘が映像化したという素敵映画。あの...
すごい仕事人だった祖父の人生を孫娘が映像化したという素敵映画。あの有名写真がどうやって撮られたものなのかも語られる。
毎日撮り続ける生粋の写真家。プロの中のプロ。芸術家とされるのは好まない職人さん。
写真で一言どころか、一枚の写真で短編映画が出来てしまいそうなストーリーを感じる写真の数々。すごく良かった。
パリ
僕はスペインが大好きです!
そんなスペインが舞台のこの映画はとても興味がありました。
見てみたら案の定とてもスペインについて描かれており、とても面白かったです。また、ヒロインとの恋の掛け合いにもドキドキしちゃいました!
僕は彼女がいません。でも、この主人公のボブ君のような恋をしてみたいと願っています!
この映画を見てとてもロシアに行きたくなりました!
フォトグラファー&カメラマン
カメラマンは職業として写真で生計を立てている人をさす言葉で、フォトグラファーはアートとして写真で自己表現を行っている人をさす言葉と、明確に使い分けられますが、ロベール・ドアノーは恐らくその両方です。私はドアノーに詳しくは無いですが、少なくとも映画内での彼は、その区別をしていないように感じました。
しかし、篠山紀信さんですら、アートとしての作品と広告のための作品は切り分けているとおっしゃっています。ドアノーが本当に自己表現写真と広告写真を区別なく撮影しているのか。彼に会えるなら、真っ先に質問したいこととなりました。
作中、彼の撮影が毎日行われていること、恐らく枚数もそれなりであることなど、写真家としての生活スタイルに関する多くの事が示唆されています。プロのピアニストやバレエダンサーが一日の練習に、どれだけのエネルギーを費やすかを考えるとドアノーの生活は、まさにプロ写真家の人生そのものです。
本作はドキュメンタリー作品としても刺激的な映像表現はありませんので、一般的に広くおすすめできるものではありませんが、レビューのうんぬんにかかわらず、出逢うべき人は出逢って見る作品なのだろうとおもいます。
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