グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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素晴らしいショーは人を幸せにする
アメリカに実在した興行師P・T・バーナムがショーマンとして成功するまでを描く
「人と違う特別な個性をエンターテイメントにしよう」
と考えたバーナムは、様々な個性を持つ人々を募ってショーを行うと、たちまち多くの人たちが押し寄せるようになる
これは多様性の素晴らしさを描き、人を楽しませ、人の気持ちを幸せにするエンターテイメント作品だった
この中で描かれる歌とダンスのショーは本当に素晴らしくて、どれも感動して泣きながら見ていた
そのショーの部分だけでも、これは観る価値がある映画だと思う
ただ、私としては、バーナムが様々なコンプレックスを抱える人たちを受け入れてショーを作り上げている一方で
バーナム自身は、上流階級に対するコンプレックスを払拭できないまま終了した感じがして、なんとなく心にモヤモヤが残った
「義父を見返したい」という気持ちで始めた一世一代のショーが
いつしか、歌姫のコンサートに気持ちが向いてしまったのは
義父を始めとする上流階級の人たちに気に入られたかったから
でも、それが失敗してしまった後、バーナムの上流階級へのコンプレックスはどう変化したのか
やはり、上流と下流の間にある
「偏見」という見えない壁は厚くて乗り越えられなかったのか
彼の中で、そこはどう折り合いをつけたのかを、私は知りたかった
でも、そのモヤモヤを充分払拭する歌とダンスの素晴らしさだった
ヒュー・ジャックマンはもちろん、ザック・エフロンもゼンデイヤも素晴らしかった
これぞ黒船映画じゃー!
アメリカの絵に描いたようなサクセスストーリーですが、ありえない話の中に大事なメッセージを分かりやすく入れてくれてるので素直に感動出来ました。
4回泣きました。
脚本が薄っぺらいといえば、それで終わりだけど、娯楽の範囲としては地上最大に楽しめます。
どぎついネタがなく安心して観れます。
人種差別も入ってますが、スリービルボードとは対照的な描き方をしている。これは好みの問題です。
実在の人物らしいですが、かなり破天荒。赤塚不二夫みたいな人です。特に最後の登場シーンはギャグです!サーカス団のみんなもバカ田大学の後輩っぽい(いい意味で)。
全体的にアメリカ人と日本人の仕事に対する価値観、ストイックさの違いが露呈した印象を受けました。
人間ドラマのシリアスさを求めると拍子抜けします。予告編とニュアンスが違います。パーナムの繊細な心理描写はないです。
馬鹿でかいホームコメディです。
日本人にとっては、そのデカさにカルチャーショックを受けるかもしれません。
これぞ黒船映画です!
全く関係ないけど、ヒュージャックマンは、シルクハットが似合います!
『みんなの“ほっとけない兄貴”』役。
いつか《ジェントルメンはハード》っていう下町人情映画の主演とかしてほしい。
最高のエンターテイメント❗️
歌多すぎ
やっぱり圧倒されてしまう!
良かったですが、少しネタバレかも
なんと言ってもヒュー・ジャックマンの歌とダンスが良かったです。おじさんの私も憧れます。
子どもたちの歌も含め、全ての楽曲が良かったです。特に個人的にはレベッカ・ファーガソンが唄うNever Enough が好きです。
ダンスもショーの場面と酒場のシーン、ロープを使った恋のシーン、ミシェル・ウィリアムズのソロのシルエットシーンなど工夫されていたように思います。
でも、皆さんが高評価されるほど感動しなかったのは、ストーリーの中にある差別への解決の解釈とか、主人公の弱さがもっと丁寧に描かれて欲しかったとか、短い時間内に収めるには仕方なかったとはいえ、マイノリティな人たちのエピソードがもっとあっても良かったのではと感じたからです。
まぁ、理屈抜きでエンターテイメントの世界を楽しむミュージカル映画としては良く出来ていると思います。ぜひ映画館の大きなスクリーンと迫力ある音響の世界で観ることをお勧めします。
大人も子供も楽しめる!
最っ高!興奮!感動!!!
元々、ミュージカル映画が大好きで
ヒュー様大好き、そして何よりのディズニーファンで
ザック・エフロンとゼンデイヤの大ファンですが、もうたまらない一作品です。
前からすごく楽しみにしており、公開日の一番初めに観に行きました。
話の中身は差別や偏見といった内容で
とても切なく、悲しいものでした。
けれど仲間と一緒に成長して(自分らしさ)を大切にしている姿がとても力強く、感動しました。
そして自分の今置かれているこの場所がどれだけ幸せか、痛感させられました。
話が進んでいく上での挿入歌が合いすぎていて映画を観ているということを忘れるくらい感情移入していました。
周りの方はズビズビ言いながら泣いていました。私も少しウルッと来る場面がありました…泣
書きたいことが色々ありすぎよく分からない感じになってしまいましたが、それだけ感動、興奮しました。
そして私は今日、もう一度観に行きます!
それだけ良い映画でしたよ。
今までのミュージカル映画で一番面白かった!
監督の力量差
貧乏時代を送った野心家が滑稽なサーカスをヒットさせ、上流階級へのし上がるストーリー。
曲や扱うテーマが良かっただけに、ストーリー展開が残念に思われる。ララランドの音楽制作班が加わったことにより曲自体の安定感はあるが、そもそもの脚本はどうか。やはりデミアン=チャゼルはミュージカルを研究し尽くしている感があるが、本作はどこか中途半端で安っぽく、ストーリーそのものには感動できないのが本音である。
そもそもゼンデイヤやザックエフロンは客寄せのための道具にしか見えず、他の個性的なキャストが十分に目立たないあたりも残念なところ。全体的にストーリーがツルっとし過ぎなため、もう少し泥臭さとか人間臭さがあっても良かっただろう。
曲は素晴らしいものが多いが、曲調はどれも大衆ウケを狙った現代ポップスだったので、もう少し時代性を取り込んだ曲が何曲かあったほうが良かった。
ララランドが選ばれて、本作が作品賞にノミネートされなかった理由が、脚本と監督の力量の差であることは明白だろう。
偉大なるショーマン
胸いっぱい
公開前からずっとずっと気になっていて、やっと観れました。ララランドファンの私にとって、”ララランドの音楽制作チーム”ということと、”ヒュージャックマン”というだけで、もう期待はMAX。
ララランドと比べてしまうと、ストーリーはかなりスムーズ、というより、やっぱりなーという予想通りな部分もあったのですが、そこは新鋭監督ならではのフレッシュさでいいのかなと。
物語は主人公の生い立ちから、恋、成功、挫折、家族愛までテンポよく進みます。古き階級社会ならではの社会的な差別についても描かれており、100分ほどの映画だけど見応え十分でした。ヒュージャックマンは非常に愉快な発想力と行動力を持つ主人公の役。突拍子も無い事をするけど、人から愛されて、憎めない。なぜか分からないけど、この人についていきたくなる。やっぱり成功している人っていうのはこういうカリスマ性があるんだろうな。
見終わった後には今の日常の全てに感謝をしたくなるはずです。人に優しく、小さな幸せをずっと大切にしていくことの大切さを教えてくれます。
そしてそして、やっぱり音楽が素晴らしい!絶対映画館で見るべき映画です。
(ちょっと気になったのは、字幕の日本語訳が、なんだか違和感というか…曲の迫力に対し、いちいち翻訳が回りくどい気がしました。まぁ気にしなければいいのですが、どうしても翻訳は目に入ってしまうので。)
とても楽しかった
グレイテスト・ショーマン
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