グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
全1240件中、921~940件目を表示
劇団四季が飛びつきそうな映画
コーラスラインの時もそうだった。嫌な予感がする。
他者への共感とは一緒になって沈むことと捉えて、この種のアウフヘーベンが全く出来ない日本人や邦画には刺激的で新鮮に映る映画。ショーが舞台ということもあって、久々に浮世の憂さ晴らしに、と見れるところも良い。
ただ気になったのは、妻役の女性で、眉毛が黒い金髪と言うキメラ模様のシリアス顔で、当時としても主人公の夫にしても似つかわしくない点だろう(個人的に嫌な女優なんだな)。
最高のショー
ララランドとの比較は無意味
▼良かったところ
何よりも全編に流れる歌と音楽が素晴らしい!そして、役者陣のダンスも秀逸。
さらに、全体を通してストーリーに中だるみがなく、自分のようなミュージカル初心者にも取っつきやすい映画になっている。
「レ・ミゼラブル」のようにセリフの端々まで全編歌で表現する作品よりも見やすいと感じた。リピーターが多いのも頷ける。
▼気になるところ
ストーリーはテンポよく進み、無駄なシーンがないのは良いのだが、個々のキャラクター描写が浅いため感情移入がしずらい。
また、ストーリーはサクサク進むので、絶望の淵から数分後にはハッピーな状況に転じるなど、展開の早さに良し悪しがある。
ディレクターズカット版があれば、ぜひ見てみたい。
▼その他
同じミュージカル映画で、スタッフの一部が被る「ララランド」と比較されがちだが、あまり意味はないと思う。ストーリーや設定はまったく別物だし、監督も違う。ララランドの良さと本作の良さは別にあるので、予告編を見て気になったら観に行くことをおすすめする。
ちなみに自分はララランドもグレイテスト・ショーマンも好きな映画だ。
この映画自体が作られたショーなのである
素晴らしい音楽と王道ストーリーがマッチした爽快感のある作品。
主人公は貧困や避難、妬みなどを乗り越えて一流のショーマンになっていく。
成功や名声を追い求めるあまり時には一番最初に願った夢を忘れてしまい痛い目を見ることもあるが、
これまで作ってきたショーが、仲間が、家族の存在が、彼を本来の道へ引き戻し支えてくれる。
この時代特有の差別や階級意識などについてはあまり掘り下げられていないが、それを見せるための映画ではない。
この映画自体が、作中の主人公が目指した、人を楽しくさせるための「ショー」なのだ。
だから歴史を踏襲してシリアスな映画を見たい人や、社会問題にスポットを当てて観たい人には向いていない。
作中では主人公が目指すショーのありかたが描かれている。
幼少期、幼いヒロインを笑わせたときのように、主人公はただ純粋に「人を楽しませたい」「あっと驚くような娯楽を提供したい」ということを目指している。
そして彼の元に集まったフリークスや黒人などのスター達は、自らのマイノリティやコンプレックスが、ショーの中では人を笑顔にさせ、夢中にさせるものであると気づき、人を楽しませることに悦びを見出していく。
見終わった後に、おそらくほとんどの人は、この映画そのものが彼の画策したショーなのだったと気づくだろう。
いつの間にか、我々は彼の観客にさせられていたのだ。
一本取られた、と。
なので、純粋に楽しいものを楽しめばいいと思う。
我々映画鑑賞者が「楽しんで笑顔になれる」ことがこの映画が目指したものなのだ。
ミュージカル映画の醍醐味
貧しい家で育った主人公(ヒュー・ジャックマン)が、上流階級の美しい娘(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚、可愛い娘二人に恵まれる。
興行師としてイロモノの見世物で成功し、劇作家(ザック・エフロン)の協力を得てサーカスとして発展する。
サクセスストーリーなので観ていてとても楽しく、音楽も最高、映画らしい見せ方もふんだんに用意されている。
幸せな気持ちにしてくれるミュージカル。
素晴らしい!
生き生きしている姿が、かっこいい
ショーは楽しんでこそ
ミュージカル映画・・
熱量が高い映画で楽しめました!
先日の某テレビ番組でLiLiCoさんが号泣してたVTRを拝見して「観てみようかな?」から「絶対に観よう!」と決めた映画。
ハードルは上がった状態だったけど見事飛び越えてくれました!
まずミュージカル映画の特有かもしれませんが、観客を早く映画の世界観に引き寄せるためのオープニングの演出は見事でした!
本当にカッコ良すぎた‼︎
そのオープニングですっかり心が奪われたまま、ストーリーに入ったので脚本の内容が薄いとか、それぞれの役の深層心理まで描いてほしいという気持ちは置いといて、純粋に楽しめる映画でした!
月並みなメッセージかも知れないですが
「名声よりも、お金よりも本当に大切なものってなんなんだろう?それは〇〇だ!」
ということを120%の熱量で伝えてくれる映画でした!
心が洗われる映画でした
ザ・エンターティナー!
100分の作品だけど、飽きがこない!
最初からエンディングなのか??っていう盛り上がりから始まって、その先も色々盛りだくさん!
ヒュージャックマンってこんなに歌が上手かったのかということと、
ザックエフロンが大人になって爽やか歌うま少年から脱皮して色気が出てきたことを
知れて良かった!
やはり人を元気付けたり、前を向かせる力がある作品は純粋に力になると思います。
この作品を見て感じたことを人生に生かせるかと言ったらそうではないのかもしれないけど、確実に今の閉塞感を感じている自分にとってプラスの力を与えてくれました。
仕事やもろもろに疲れてる現実を払拭したくてこの映画を自然に選んだことは間違っていなかったです。
ララランドが人に結論を託すミュージカルなら(この映画も好き)、グレイテストショーマンは間違いなく誰もが思い描き、期待するミュージカル映画。
斜に構えないで、純粋に楽しめる映画です。
思わず手拍子したくなる
全1240件中、921~940件目を表示