グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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良かった!
•音楽めっちゃ良かった!
•主人公が上を目指して家族や仲間のことをおろそかにしてしまってるが、これまでの経験上仕方のないことだと思う、、でも最後最高の終わり方をして良かった!
Emotional songs and dances!
タイトルのとおり。私にとってはこれが全て。
本作の楽曲をラ・ラ・ランドのコンビが手がけているので、本題に入る前にミュージカル映画の音楽について少しだけ。
音楽配信サービスで「映画音楽 洋楽編」というプレイリストを作っている(邦楽編もあるよ)。レビューを書くにあたって、プレイリストを見直してみると、Dancing Queen、Another Day of Sun、Seasons of Loveなどのミュージカル映画の楽曲が結構入っていたりする。ラ・ラ・ランドのレビューで書いたように、ミュージカルは苦手なのに、だ。実は好きなんじゃないか・・・
本作の楽曲もこのプレイリストに勿論入っている。This Is Me、Never Enough、From Now Onの3曲。トップガンの2曲を上回って1つの映画では最多曲数。
私にとって、音楽という観点では今のところNo.1の映画がこの作品だ。
好きな曲を3曲挙げたが、それ以外の楽曲もどれも素晴らしい。そして楽曲に合わせて繰り広げられるダンスシーンも。
この作品の代名詞といっても過言ではないThis Is Me。キアラ・セトルを先頭にメンバー達が躍動するシーンはEmotionalという言葉しか浮かばない。
キアラが映画製作前のワークショップセッションで歌う動画がある。この動画を観れば、この曲が大ヒットした理由と、どうしてこんなシーンが撮れたのかがわかると思う。
ただ、個人的には、この映画のテーマ曲はThis Is Meではなく、From Now Onだと思っている。歌詞に注目してみよう。この曲にこの作品のエッセンスが凝縮されている。
ヒュー・ジャックマンの演技と歌唱は流石の一言。キアラ・セトル、ザック・エフロンも。そして、レベッカ・ファーガソンの裏でNever Enoughを歌ったローレン・オルレッドも忘れてはならない影のキャスト。
登場する異形・異能の者たち(この表現自体も適切かどうか問われそうだが)の扱いや描き方、ストーリーについて賛否両論が巻き起こった。ストーリーについては、確かにどうかと思うところがある。私自身、そこだけ捉えてレビューを書けば点数は確実に下がるだろう。
人々の関心が高い映画ほど、その映画に求めるもののハードルは上がる。私たちは、1つの映画に色んなものを求め過ぎなのかもしれない。どう観るかは、作り手が決めるものでも、高名な評論家が決めるものでもない。観たい人が、観たいように観る。観客にとって、映画とはそういうものとシンプルに考えた方がいいかもしれない。
冒頭に書いたとおり、私は、音楽とダンスに圧倒された。それだけで十分だ。十分すぎるくらいだ。
これからも、プレイリストを流すたび、この映画の数々のシーンを思い出すだろう。
Thanks for a great time!
人生の荒波に立ち向かう力強い映画
何じゃこりゃ…? ※重大なネタバレはなし
『ラ・ラ・ランド』が良かったので、同じ監督ということで見ましたが…全然、楽しめなかった。
色々理由はあるんですが、まず、シンプルにつまんない。
理屈を捏ねようと思えばもう、あらゆるツッコミどころがあるんですが、でもそれより何より、見終わって最初に浮かんだ感想が「何コレ」でした。家族にも不評。
この監督、『ラ・ラ・ランド』の前の『セッション』も恐ろしく評判が良かったとのことで、自分は『セッション』は見てませんが、こんなに突然出てきて良作重ねたんだから、この勢いでまた良い作品出してくれたんじゃないか!?って否が応でも期待してしまった…でも、期待はずれ。ただの「金になるエンタメ」を見せられた感じでした。
勘違いしてほしくないのは、映像美は健在で、音楽もとても良かったです。ここは『ラ・ラ・ランド』と変わらず良かった点。
ただ、『ラ・ラ・ランド』は「そこらの頑張ってる若者の人生をミュージカル風にしてみたら…」という雰囲気だから、歌が多少ヘタでもそれが愛嬌になるし、素人感があっても逆にそれが良い!と思えたのですが、こちらはショービズ界のプロですよね?
ヒュー・ジャックマン最近割と好きなんですが、どうしてもこの人の歌だけは、『レ・ミゼラブル』然り、全然うまいと思えない。
『グレイテストショーマン』というくらいですから、ショーとして完璧を極めるなら極めるで、まず歌を何とかしてくれよと思ってしまいました。歌がメインの作品なのに、歌が下手で入り込めない。
主人公バーナムの妻は上手かった気がしますが、肝心の主人公が…
皆さんご存知、ザック・エフロン&ゼンデイヤは流石にお上手でしたが、他は?
映画内のとサントラでも音源が違うようで、映画内の方がずっと良かった。そちらを期待して買ったのに、サントラの方の音源はThis is MEの声が汚く、キンキンしているように聞こえます。…何で音源変えてしまったんだ…?
あとはもう、巷で散々話題になってたけど、いわゆる社会的弱者と呼ばれる人達を特権階級を良く見せるために利用してるだけ、というのが露骨すぎる。
正直、『ラ・ラ・ランド』を見た時も、あれだけジャズについて熱弁振るってた割に、黒人の文化について(何故黒人がジャズを生み出したか)や黒人の存在自体にはほとんど触れない。出てくる黒人はバックで演奏してる人達くらいでほとんど台詞なし。唯一ちゃんとキャラとして確立されてた黒人は「変人」呼ばわり。
よくよく考えたら『セッション』もジャズドラムの話なのに、メインに黒人俳優は全くいなかったような?
何か…あれ?と何度か思ったけど、まあ気にし過ぎかも、くらいに思ってました。が…本作は、流石に露骨過ぎかな。今までのも気のせいではなかったんだなと思わされました。
白人男性以外はほとんど感動ストーリーを作るため、あるいは主人公に同情を集めるための駒として都合良く動いてくれる。白人男性を良く見せるための、ただの飾り。
実話ベースらしいけど、現実には、主人公が自分の恋人になってくれないからと癇癪を起こして足を引っ張る女ジェニー・リンドはいなかったそうだ。
身障者達も、自分達に居場所をくれたからという理由で、主人公が酷いことを言っても何故か硬い忠誠心で着いてきてくれる。何でも主人公の言う通りにしてくれる。
白人男性の猛プッシュで恋愛関係になった黒人女性は、両親に見られた途端に繋いでた手を慌てて振りほどいた男性をすぐに許し、また何事もなかったかのように恋仲に戻る。
白人優位な作品は他にも沢山あるけど、個人的には本作は余りにもあからさま過ぎて楽しめませんでした。まるで白人男性以外は「道具」かのよう。
もしかして『SING』ってコアラが主人公のアニメ映画はこれを踏襲してるのかな?
そして、主人公は確かに山あり谷ありの人生なのに、何故かペラッペラのストーリー。
もちろん映像的な華やかさはありますが、内容は特に深みはなく、ただ何となく見た目が派手なショーにありがちなストーリーを当て嵌めてみた、といった感じ。見終わった後、ちゃんと細かい設定やストーリー覚えてる人いるのかな…
目が楽しいという意味では高評価、ストーリーに期待するなら低評価です。この内容なら、ただ延々と派手なショーやってるシーンの継ぎ接ぎを見せられた方がずっとマシだった。
社会的弱者の云々は「いちいちうるさい、面白ければ何でもいいんだ!」とか言い出す人がいますが、そこを除いても正直、あんなペラペラな人間ドラマならいらなかったなと。
何度か他のレビューでも書いてますが、アメリカの白人男性主人公のエンタメって、何故こんなに自己憐憫(可哀想な僕)みたいな内容が多いのかな。自分に酔ってばかりで、大した努力もせず周りに当たり散らして、いよいよ見放されるかという時に1回活躍しただけで「見直した!」と大絶賛されてヒーロー扱い、という展開が昔から多い。
そろそろ成長したら、と思ってしまう。
映像美と音楽で乗り切ってる感じは『ラ・ラ・ランド』よりもすさまじいです。
本作が刺さったという人は、映画館の大スクリーンで見た人が多いんじゃないでしょうか。多分、スクリーンの迫力でかなりごまかされてると思います。いかんせん、映像はかなり華やかで迫力あるので。
高評価の人も、もしかしたら自宅テレビやノートパソコンなんかで見直してみたら、意外と「あれ…こんなんだったっけ」となる可能性はあるんじゃないかなあ。
こんなん見せられたら、シルク・ドゥ・ソレイユ観に行きたくなりますね。まあ、あっちは舞台裏の人間ドラマ部分はないけど、エンタメとしては最高峰だと思います。
シルク・ドゥ・ソレイユは2012年に『シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語』という映画も出しており、今後自分達で映画やTV番組の製作も行うとのことで、2024年、スタジオを作り、映画・TV部門を設けたそうです。そっちの方が期待大。
夢を追いかけた男の人生
ミュージカル作品の中でも大作とされるグレイテスト・ショーマン!
アメリカに実在する興行師、P・T・バーナムの夢とロマンに生きた半生を元にした作品であり、
同じ事業家という観点でとても興味深いものでした。
子供の「お父さんの博物館は死んだものばかり…。」をアイデアとして取り入れ、生きた人間の中でも珍しい特徴を持つ人々のショーを開催したこと、
その発想から珍しい特徴を持つ人々を集めるに至ったこと、
ジェニー・リンドに目を付けビジネスパートナーとして渡米に成功させたこと、
その興行のためにピアニストや指揮者を仲間に引き入れたこと
など、多くの観点で目を引く作品でした。
現在、私自身も多くの仲間が居てその仲間と共に事業に取り組んでいます。
最初は仲間になるところからスタートでした。そんな経緯もありバーナム氏の仲間作りの巻き込み方には共感したわけです。
映画でバーナム氏の財政難を救ったのは、フィリップ・カーライルでしたが、
現実では幼少期からショーに出演していた親指トム将軍だったとのこと!
そして、そのときからビジネスパートナーとなり、その後の興行を続けたそうです。
雇う側の人間として長くかかわっていた親指トム将軍が、共に事業に取り組める仲間となったのはとても嬉しいことだったに違いありません。
これからも仲間と共に「志事」していくことに活力がみなぎる時間となりました。
主人公に対するヘイトが話を進む事に塵も積もり
塵が晴れることなく終わってびっくりしました。
序盤は楽しく見れていましたがお金持ちになってから主人公が典型的な成金になり苦手すぎて終わりまで受け入れられず。
サーカス団の皆を目立ちすぎるからと目立たない位置にと言った時点(その前からモヤモヤする発言はありました)で完全にこの主人公無理だなとなりそのままずっとその調子で…
自分が悪いに悲劇のヒロイン面
周りのみんながなぜ怒らずに手を差し伸べたり許したりできるのかが本当に謎でした
歌や空中でのパフォーマンスなどはとても良かったです
終盤に相当好感度上がるタイミングがあれば変わっていたかも
チーム内でのコミュニケーションの大切さを学ぶ
迫力あるミュージカルシーンが見もの。
また、仲間と数々の困難を乗り越えていく場面では、チームワークの大切さが学べます。
チームビルディングを主軸としている私にとっても、すごく学びが大きいかったです。
本作品は、音楽、ダンス、ビジュアル、演技のすべてが融合したエンターテイメント性の高い映画です。夢を追いかけることの素晴らしさや、多様性の重要性を強調し、観る者に勇気と感動を与えてくれます。
ディズニー映画のようだ
非常によかった
ヒュージャックマンってウルヴァリンだけじゃないんだなと思わせるね
突然歌い出す部分も自然でなんか感動させられたザックエフロンがゼンデイヤに惚れるシーンはわかりやすい顔しててなんか笑った
他にも笑えるシーン多数
団員達と、邪魔するやつらの戦いのシーンで誰か忘れたけどジャンピングパンチしててアベンジャーズかよて思った笑
あと、全財産を失ったと嘆く主人公の元へ団員達が来る感動のシーンでも、全財産失ったのに盛大にバーでミュージカルがはじまり皆んな踊りだして飲んで歌ってる最中にダッシュで外でて金も払わず逃げててくそ笑った
マスターみたいなのも呑気に踊ってたけど、すごい勢いで汽車に乗って逃げてるけど大丈夫?笑
おまけにラストはザックエフロンに丸投げしてえ、こいつまさか売上の一部だけ貰って家族とのうのうと暮らそうとしてる?
なんて色々穿った見方をしてしまったけど感動したしこんな面白いものとは思わなかったです
1回観るだけじゃ、もったいない!
名曲揃いだし、映像も出回っているので散々観ていましたが(笑)、やっと本編を通して観ました。とにかく、1回観るだけでは物足りません(断言)。ストーリーとしては、ミュージカル仕立てなので、野暮な事は言いっこ無しです。とにかく、しょっぱなからものすごい盛り上がりです。本当に舞台を観ているようで、あっという間に時間が過ぎました。歌も、衣装も、踊りも、素晴らしいの一言。聞きなれた曲も、映像を観ながら順番に聞くと、なおのことGoodです! バーナム(ヒュー・ジャックマン)とフィリップ(ザック・エフロン)がバーで飲みながら歌う『The Other Side』は、本当に圧巻。「ミュージカル嫌い」と言わずに、ぜひ観てほしい作品です。
地上最大のショウ
ピンクヘアーのゼンデイヤが格好いい
タイトルは、P・T・バーナムが上演した「地上最大のショウ」から取られた『The Greatest Showman』。
19世紀に活躍した興行師、フィニアス・テイラー・バーナム(1820生まれ)の成功を描くミュージカル映画で映像の編集も音楽も楽しい。
ジェニー・リンドを演じるレベッカ・ファーガソンの歌う演技は見入るが、実際の「ネヴァー・イナフ」♪はローレン・オルレッドさんが歌ったもので最高のクチパク編集。
改めて映画館で再鑑賞したがゼンデイヤがすこぶる格好いい。(180cm)
音楽を手がけるのはベンジ・パセックとジャスティン・ポールで、サウンドトラックは全英アルバム・チャートで6週連続で1位を獲得して、2023年までに世界累計830万枚以上の売上を記録している。
ヒュー・ジャックマンと監督のマイケル・グレッシーが続編の準備を進めていると明言したらしいが、難しいのだろう。
「中洲大洋映画劇場」
この映画館で観た最後のカラー作品にっただろう。
最高のミュージカルと感動!
とても良かったです!俳優の演技もとても良く、ストーリーも感動してさらに曲までいい!
特にThis Is Meが流れた時は、鳥肌たちました。
ヒュー・ジャックマンの歌は、初めて聴いたのですが、とても声が綺麗で上手でした!
ストーリーも感動できてとても良かったです!
見世物小屋
歌声がいちいちステキ!
ヒュー・ジャックマンって痛々しくて深刻な映画のイメージ(完全な偏見)でちょっと苦手だったのですが
バーナムが舞台に立ってるシーンは本当に格好良かった!赤い衣装とハットが本当に似合う
フリークス達の立ち位置が完全に見世物小屋で
ピエロの様な、物悲しさと
見て喜んでいいものだろうかと少し後ろめたさを感じながらサーカスを後半まで観ていたけれど
フリークス達は多分それでもいいんだよね。
大事なのは仕事の内容じゃなくて
居場所があって、this is me!って声を大にして言えるってとこだよねきっと。
と理解してからのサーカスのシーンは本当に良かった!
ゼンデイヤ出てるの知らないで観たので得した気分〜好き〜!ピンク可愛い〜!
異形の人たちが『This is me』と誇りを持って言える世界
はそれだけで素敵です。
19世紀に実在した興行師のP・T・バーナム。
サーカスと言う呼び名を広めたことでも知られる。
はじめは「バーナム博物館」を作るが、客が集まらず、
思いついたのは畏形の人々を見せ物にすること。
空中ブランコ乗りの兄弟、小人症の男、髭もじゃの女性、
など異形のマイノリティたちは、親にも疎まれ暗い日々を
送っていた。
しかし家を出て、サーカスで働き、賃金を得て、仲間がいる。
彼らは自分の個性を、これが私、『T his is me』と誇りに思うのです。
この場面は胸を打ちました。
サーカスは社交界や知識人からは馬鹿にされて、
山師っけのあるバーナムはもっと上を目指します。
ヴィクトリア女王との謁見に気を良くして、更にスエーデン人の
オペラ歌手ジェニー・リンド
(実在の人物です、演じるはレベッカ・ファーガソン)を
連れて世界ツアーで勝負を賭けるのです。
しかしジェニーの裏切りにより、興行は大失敗。
留守中のサーカスは放火により消失。
そんな時にマイノリティの団員たちが、
『サーカスは私たちの家族』と歌ってバーナムを励まします。
彼らにとってサーカスはもうなくてはならない存在。
生き甲斐そのものなのです。
バーナム役のヒュー・ジャックマン。
当たり役ですね。素晴らしいショーマンぶり。
歌もピカイチ、踊れるし二枚目だし、
このミュージカル映画は名曲揃い、歌う俳優たちの歌唱力も
言うことなし。
ザック・エフロンと空中ブランコ乗りのゼンデイヤの恋も花を添えます。
続編の構想はあるそうなのですが、いつになるのでしょうね。
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