グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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グレイテスト・ショーマン
上映開始して間もない頃、私は一緒に観に行こうと彼を誘った気がする。
あっという間に時間が経ってすっかり忘れていた。
最近になって、レンタル開始されたから観たいときいってねって彼に言われて思い出した。彼は私が観たいって言ってたことを覚えていてくれたらしい。
でもさ、これは映画館で観たい映画じゃない?って、私はちょっといじわるを言った。まだ上映してる映画館があるなんて思わなかったから。
そしたらさ、彼がまだ上映している映画館を探して、近くでまだやってるから観に行こうと提案してくれた。彼の定時退社日に合わせて普段使わない駅で待合せして、ひとも疎らな映画館でこの映画を観た。
波瀾万丈な人生をバイタリティと仲間の助けによって乗り切った男の話。
時代背景を考えると、実在のP.T.バーナムは博愛主義のアイディアマンではなく、きっと金になればなんでも利用するヤツだったと思うんだ。
でも、批判も排除もない、互いに認め合いリスペクトし合える仲間がいるって、マイノリティとかマジョリティとか関係なく、現時点で存在している全人類が求めるもなんじゃないかな、って思うの。
で、現在も存在するルーツに対する差別や、おそらく当時全く理解されていなかった遺伝的素因による身体的特徴に対する偏見を、今、互いに誇れるものとして認め合い助け合う姿が描くって、問題提起の仕方としてのセンスの良さを感じたよね。
これこそがエンターテイメントのあるべき姿、っていうか。
バーナムが光り輝く歌姫に出会い、大切な家族や仲間との関係に大きな影を落とすけど、それもとても人間らしくて、行動力が評価される男の身勝手をうまく描いているな〜って。
いちばん感動したあのはエンドロールの後のメイキング。Keala SettleがThis is meを歌い上げるその姿。
どんなひとでもいろんな不安を抱えて生きてるんだ、って。でもそれでいいんだ、って歌い上げてるみたいだった。
映画館でみられて良かった。
探してくれてありがとう。
音楽がいい
この映画はミュージカル映画なだけに、とても歌がいい。映画内に多くの歌が流れるがそれぞれが違った音楽で全部楽しめる。とても明るい歌や静かできれいな歌などさまざま。
内容はまあまあな感じ。すこし理解できない点がいくつかあった。まぁでも小さい頃から描き始め、大人になって山あり谷あり。うまくいくこともあればいかないこともある。それを仲間と一緒に乗り越えることのすごさや大切さを学ぶことが出来た。
ザック・エフロン。ハイスクール・ミュージカルでの歌唱力で注目を集めこの作品でまた歌での出演。さすがうますぎる。「Rewrite the stars」では彼の透き通った歌声がすごい自分の感性を奮い立たせる。
キャストはとてもよく、演技もよかった。
ヒュー・ジャックマンの演技にひかれた。
これがミュージカル映画か
素晴らしい。レミゼラブルのような素晴らしさ。
正直そんなでも。
めちゃくちゃおすすめです
勇気を貰える
悪いところが見当たらない。
素晴らしい!のに・・・
これって、前年の 『SING』 のパクリじゃないですか?
大半の人がすごくよかったというので観たけれど。
観ていて、あれ??って思いました。
2016年にアニメで『SING』という映画があって、私はとても感動して何度も泣きました。
DVDもCDも買っていつも見て聞いているのだけれど。。。
内容がそっくりですよね。誰も違和感なかったのかな?
動物を使ったアニメでそれぞれの配役と設定は少し違うけど、内容はまるでそっくり。
少しミュージカル仕立てのこのアニメ。
秀作でしたよ。
町で貧しくて無能だと疎まれているコアラのショーマンが、劇場でショーを成功させようという物語。
貧乏でお金がないのでコンテストを開催するのもチラシで集めて選んだ名もない素人ばかり。大成功させようと大物歌手を招待した矢先、劇場が水道事故で損壊してしまう。
潰れた劇場のがれきでうなだれる主人公。
このシーンはまるでまねっこでしたし。
何とか再建させようとショーマンを慰めようとする動物の出演者たち。
そして、気を持ち直して潰れた劇場跡地で無料のショーを開催する。観客は最初は身内だけで、笑い者のような扱いでテレビ局も冷やかしに報道する。
ところが歌が素晴らしくて報道されながらもいろんなドラマがあり徐々に観客が集まってくる、
最後の曲は人前で歌った事が事がないゾウの素晴らしい歌声にたくさんの観客が感動してショーが終わる。
涙涙でしたけど、これをいつも見ているので、この映画を観ていてもそっくりシーンばかり探して比べてしまって。。
どのシーンもあらすじもそっくりだと感動ができなくて。
これを見た人はぜひ、この1年前に上映された『SING』を観てほしい。
良すぎるテンポとどことない違和感
19世紀に活躍した興行師、P.T.バーナムが率いたサーカス団の活躍を描いたミュージカル映画。
ローガン引退から約半年ほどでスクリーンへ舞い戻ったヒュージャックマンが演じるは実在の人物であったサーカス興行師、P.T.バーナム。
抜群の演技力と歌唱力で公開前から期待値の高かった作品で、実際に公開されてからはララランドを抜き去り、オリジナル原案のミュージカル映画として日本ではNO.1の興行成績を収めた。
前評判通り音楽が良かったのは間違いなかった。2017年公開のララランドの音楽スタッフが再集結という売り文句の下、冒頭のバーナムを中心にサーカスが展開されていく長回しシーンの「THE GREATEST SHOW」、第90回アカデミー賞にノミネートされ、授賞式当日のパフォーマンスも話題を呼んだ「THIS IS ME」などパワフルで壮大なナンバーが多数収録されたサントラは日本で異例の売り上げを記録したという。
しかし105分という短尺の中、驚異的なテンポの良さとキャスト陣の演技力に魅了されるも冷静に考えてみると登場人物のバックボーンや人間描写などが薄く、中身がないような違和感を徐々に感じ始める。
今作が母国の評論家の中で賛否両論らしい一因にきっとそういった部分が含まれているのではないかなと感じた。
しかし少なくとも日本では非常に高評価かつリピーターも多くいたそうなのでストーリーのわかりやすさと楽曲の質の良さは本物であり、たとえアカデミー賞や批評家たちが小難しいことを並べてアレが良くないコレが足りないなどと批評したとしても大衆的には良作であり、批評家の絶賛≠名作ということを証明したある意味珍しい作品なのかもしれない。
自分にとってはもちろん良い作品だった!
いい加減に上映を終了してほしい。
いつまで上映を続けるんだ!アンコール上映やロングランでまた今週も!DVDも買ったよ。ホームシアターシステムも組んだ。アルバムも買った。でも、また今週末は映画館へ足を運ぶことになる。一種の呪縛にとらわれたように楽しんでる。歌も音楽も、また一部の評論家に評されているように薄い?内容も素晴らしい。全編に流れる「エピソードの積み重ね」によるスピード感、ストーリーは、夢追いがちな男の挫折、後悔、あるべき自分に気づく姿が必要最低限の情報とともに紡がれていく。自分自身の生き方に照らし合わせ、妻とともに毎回、落涙しながら楽しませてもらっている。極上のエンターテインメント!
ブロードウェイで観たい作品。
夢のようなショー映像と、夢であって欲しいくらい嫌な奴にしか見えないバーナム。
まず冒頭からぶっこみたい事は、これって『ラ・ラ・ランド』の比較対象とする映画なのか…?という事。
ミュージカル映画として一括りにするにはあまりに描かれる世界観が異なっているような。空想を唄う『ラ・ラ・ランド』、現実を唄う本作、という印象。ミュージカルシーンのエンターテイメント性は他のどんな作品よりも高いと感じたし、個性的でカラフルなたくさんの衣装が視覚に楽しく力強い歌声が耳に残る。特に『this is me』は良い!初見でサントラが欲しくなりましたね。ショーのシーンはまるで、万華鏡を観ているような気持ちに。何度繰り返して観ても飽きない華やかさがある。そしてヒューの完璧な肉体がキビキビと踊るのは、観ているだけでヨダレモノ。
主人公はショーマンというより、ショービズマンという印象。自称グレイテストらしいけど、映画からgratestさは伝わらず。
104分という短さは私のようなミュージカル映画が苦手な人間でも手に取ろうと思える最大限の魅力だけれども、主人公やその他キャラクター達の人間性を掘り下げ団長が慕われる迄のシークエンスを描くには全く時間が足りていない。フリーク達を集め見世物小屋よろしくサーカスを開き、売れたと思いきやすぐさまザック・エフロンに殆どを丸投げして自分はお金になるオペラ歌手を「本物」として入れ込みツアーに出る。失敗したらのこのこ戻り意気消沈…ただのクソ野郎でしかないので、周りがお金を出して迄彼を助ける意味が分からない!お払い箱にしちゃえよ〜〜!共感できない!あっさり許しちゃう妻もわかんない!聖女か?聖女なのか!?
P.T.バーナムというショーマンを描く事に焦点を当てるならば足りていないけど、エンタメとして楽しいかどうかでいえば充分な1本。
難しいけど、星3以上はつけ難いかな。
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