グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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絶賛が多いのは解りますが
THIS IS ME ❗️❗️🎵
感動の連続
なんと言っても音楽が素晴らしい
物語だけに着目してしまうと物足りないけれど、そこに曲が加わることでショーの華やかさが際立つ。ミュージカルらしさが前面に出ていたのではないかと思う。
物語としては、ザック・エフロン演じるフィリップ・カーライルは社会的マイノリティについて、ヒュー・ジャックマン演じるP.T.バーナムは幸せについてと二つの側面から描いていたのだと思う。言い方は悪いけど、バーナムにとっては地位確率のため、自分の幸せのために、あのショーを開いたに過ぎなかった。だから、最後は自分が見つけた本当の幸せに帰っていった。フィリップは社会的マイノリティの人々を無碍にできない優しさとそこで愛する人を持ったから地位を捨てた。その他にもリンドやバーナムの妻、劇の評論家、野次を飛ばした町人たち。
それぞれが自分の大切にしたい価値観のために強く生きた話なのかもしれないなと感じた。
その中で、随所に表せる音楽はどれも良くて、サントラ買いました。The Other Sideがとても好き。
楽曲
圧倒的な楽曲の力。"Other side"の相克。ハッピーエンドな雨月物語。
楽曲のエネルギーが素晴らしい。
歌詞は、韻を踏むのが上手くリズム感があり、詩的で強い表現が心を打つ。英語圏でない自分にも十分に伝わるものがある。歌詞の日本語字幕は残念だ。散文化しすぎた。できれば英語の歌詞を予習してから見に行くことをお勧めしたい。
曲はエネルギーにあふれている。全体的にR&B色が強い。カントリーもある。こういう楽曲構成のミュージカルは好きだ。オペラ風の楽曲を多用するミュージカルはあまり好きではないから。オペラ風の楽曲を使うならオペラを観ればよいと思うから。
踊りは、力強い、ストレートだ。やっぱりアメリカのミュージカルのダンスは力強さが似合う。
あっち側とこっち側の相克、双方の移転を描く
曲のタイトルにも歌詞にもある The other sideという言葉。これがこの映画の重要なテーマだろう。
あっち側とこっち側、上流と下流、本物と偽物、貴族と成り上がり、白人と黒人、ピーナッツの実を食べる人とピーナツの殻を掃除する人、オペラとサーカス、資本家と労働者。
バーナムの妻はこっち側の人間。それがバーナムといっしょになることであっち側に移転した。
カーライルもこっち側の人間。それがバーナムとそしてアンとの出会いであっち側に移転した。
リンドは元来あっち側なのにこっち側に来てしまい、戻りたいのに戻れない。
フリーク達に移転の選択肢はない。けどあっち側に居場所を見つけた。闇しかなかったけど、輝きを見つけた。
けど、子供たちは自由にどっちの世界も出入りできる。
rewrite the starsという歌詞。良い歌詞。日本語字幕では運命を変えるとあるが、ちょっと違和感。二人で輝く星を描きなおす、という感じなのかなと。二人で夜空を描きなおそうという感じかなと。これに限らず、歌詞の字幕翻訳は不満。もっと直截的に訳してほしかった。
バレエやミュージカルは好き。詩と曲と肉体だけで表現する世界は好きだ。説教じみてない世界だから。
劇場で楽しめない批評家が揶揄されていた。ラストに製作サイドのメッセージとして、芸術は人を幸せにするものだと。
世の中に五万とあふれる楽しめない批評家たち、いつまでも「こっち側」の世界に固執したり安住したり抜け出す勇気のない人たち、への揶揄でもあり、また鼓舞でもあるのだろう。
そういう意味で、ハリウッドへのちょっとしたアンチな姿勢も垣間見れてそういうところもちょっと興味深い。
終わってでてきた聴衆がみんな綺麗な笑顔だった。自分も含めて。
しばらくサントラを聞きまくる毎日になりそうである。
生の舞台のミュージカルを観る値段からすると、2000円に満たない金額でこんなミュージカルが味わえるというわけだから、お値打ちである。早く舞台化されたこの作品を観てみたい。
複数のテーマが込められているようだが、何か既視感があるなと思ってたが、溝口健二監督の雨月物語だ。1回目は楽曲に心奪われて気づかなかったが、2回目で思い出した。この映画、テーマが絡み合っていてストーリーが分かりづらいだけで、決して中身がない訳ではない。
舞台や文学の映画化ではない新作のミュージカルを造るという無茶をやった勇気も含めてグッジョブと言いたい。
舞台映えするとはこのことぞ
Greatest Show!!
全ての人を勇気付ける映画
合わなかった
私はレ・ミゼラブルが大好きだ。もう何回見たってぐらいリピートしている。
ヒュー・ジャックマン!ミュージカル映画!というだけで、レ・ミゼラブルのようなものを期待していったらだめだった。合わなかった。
時代背景と比べて音楽がポップ過ぎて、この時代にこんな歌歌わんやろ。というしっくりこなさが終始あった。
そのせいで、結果話に深みが出ずに、差別、偏見などいろいろ盛り込もうとしているのは見えるのに、心に残らない。
歌単体で見れば心に響くものもあったし、ヒュー・ジャックマンはじめ、俳優みなさんのパフォーマンスは見事だったので単純に“ショー”を楽しむ分にはいいと思った。
フリークスの力強さと本当の美しさ
105分間走りっぱなし。語り口には濃淡もタメもなく誤魔化せないダイジェスト感。P・T・バーナムの黒い部分を削ぎ落とすならもっと上手な映画の嘘で「楽しく騙し」てくれてもいいのでは?例えば『SING』みたいにちゃんとした三幕構成にしたらもっとアガる作品になったはず
とはいえヒュー・ジャックマンの歌唱力は流石の一言。それだけで映画館の整った音響で鑑賞する価値がある。他にもホドロフスキーやリンチの作品でしか観ないような「フリークス」が力強く歌い上げる"This Is Me"は鳥肌が立った。写真には映らない美しさがあった。リンダリンダー♪
ミシェル・ウィリアムズとゼンデイヤがいつも以上に綺麗に映っていた。ミシェル・ウィリアムズって不幸な役が多い気がするけん本作みたいにささやかな幸せを感じながら終わる感じが凄く良かった。ザック・エフロンもヒュー・ジャックマンとの掛け合い頑張ってたな。俳優はみんな良かったと思う
構成の歪さが惜しい。そもそも脚本に問題があったんだろうか?作品全体としてはアレやけど曲と俳優のパフォーマンスは一流。そういう結論でいいんじゃない?
話に深みはないけれど…。
ヒュージャックマンが
ハッピーエンドのアメリカンな映画。
ここ数年、ミュージカル映画が作成されていることはとても嬉しく、全ていい映画ですね。
今回のグレイテストショーマンは、いかにもアメリカらしいサクセスストーリーですが、ちょこちょこ試練があって、前向きな主人公がゴールに向かって全力で向かっていく姿が素晴らしいです。
音楽も毎回いい曲だし、そもそもヒュージャックマンの時点で満点つけてもいいくらい。
ただ個人的に、レ・ミゼラブルを超えてこなかった。
前半のトントンと進むストーリーがちょっと退屈だった。
後半は素敵。熱くなる。
実話ということで、この人のことをもっと知りたくなった。
にしても、DOLBY ATMOSで撮られていたことをエンドロールで知った。見るならぜひ、ATMOSのスクリーンで。
是非、音がいい映画館で見てください
「グレイテスト・ショーマン」を見てきました。
いきなりですが、「ラ・ラ・ランド」の数十倍楽しめる作品で、時間を忘れる程アッと言う間に終わってしまいました。
内容は単純に19世紀に活躍した伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムの人生を映画化しただけなのですが、人間の愛や愛情、競争、プライド、劣等感、差別などミュージカルと言うよりもヒューマンドラマと言った内容で、それをミュージカルとして分かりやすく作ったと言うべきでしょうか。
強いて言うのならもっとショーの部分が派手にもっと見て見たかったかな・・・・
『X-MEN』シリーズを辞めてこの映画に賭けたヒュー・ジャックマンの役者根性と言うか、もっと演技の幅を広げたい気持ちも大変に伝わってくるかな・・・当初、ヒュー・ジャックマンってあまり好きな役者さんではありませんでしたが、今はヒュー・ジャックマンも大変に上手いし、凄く好きな役者さんに変わっています。
現代のクリント・イーストウッドって見ているんですが・・・・
本作品、是非、音がいい、大きなスクリーンの映画館で見てください。
本作品+映画館で味わってこそ本作品の良さが100%伝わります。
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