「なんと言っても音楽が素晴らしい」グレイテスト・ショーマン つばささんの映画レビュー(感想・評価)
なんと言っても音楽が素晴らしい
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物語だけに着目してしまうと物足りないけれど、そこに曲が加わることでショーの華やかさが際立つ。ミュージカルらしさが前面に出ていたのではないかと思う。
物語としては、ザック・エフロン演じるフィリップ・カーライルは社会的マイノリティについて、ヒュー・ジャックマン演じるP.T.バーナムは幸せについてと二つの側面から描いていたのだと思う。言い方は悪いけど、バーナムにとっては地位確率のため、自分の幸せのために、あのショーを開いたに過ぎなかった。だから、最後は自分が見つけた本当の幸せに帰っていった。フィリップは社会的マイノリティの人々を無碍にできない優しさとそこで愛する人を持ったから地位を捨てた。その他にもリンドやバーナムの妻、劇の評論家、野次を飛ばした町人たち。
それぞれが自分の大切にしたい価値観のために強く生きた話なのかもしれないなと感じた。
その中で、随所に表せる音楽はどれも良くて、サントラ買いました。The Other Sideがとても好き。
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