レッド・スパローのレビュー・感想・評価
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スパイ映画 かくあるべし
先ほど観てきたので簡単に感想を。
ロシアとアメリカを手玉に取る女性スパイの物語──と書くと、カビの生えた使い古しのネタに感じますが、とにかく脚本が秀逸!
騙しているのか?騙されているのか?誰が誰にどこまで騙されているのか、最後まで予断を許さない展開に圧倒されました。
個人的にスパイ映画には、仲間や敵対者との心理戦や巧みな駆け引きを期待するのですが、そういったポイントがしっかり押さえられていて、ラストまで楽しめました。
そして、そういう意味で本作は、「スパイ映画ならこうあってほしい」と思うイメージとピッタリ重なる作品に仕上がっているのかなと。
また、主演のジェニファー・ローレンスの体当たり演技も強い存在感を放ち、作品に一定の緊迫感と重厚さを与えています。
全体を通して、久しぶりに高い満足感を得られた作品でした。オススメです。
※ ★-0.5の理由は、全編を通じて言語がほぼ英語だったことです。ロシア人設定なのだから、自国にいるときくらいロシア語で話してほしかった。プロット上は意味がないのだろうけども。
エンタメ色を期待してはいけない
「007」や「キングスマン」などのアクションやスタイリッシュなスパイ映画を期待して観るなら、残念な気持ちになります。
「裏切りのサーカス」や「寒い国から帰って来たスパイ」とも趣は異なります。CIAのスパイが情報提供者を身を呈して守ったり、ジェニファーと同じスパイのルームメイトがロシア側に暗殺された後に地元警察に事情聴取されたり、スパイってもう少しシビアで目立ってはいけないのでは?と疑問も浮かびます。
ただスパイをカッコ良くクールだなんて作りはしておらず、実際は過酷で、騙し合いの中で行い一つで命取りになるスリルは感じられます。
良い点は、ジェニファーの演技力です。最初は怯えた女性だったのがガラリと変わって肝の座ったスパローを見事に演じていたのがさすがです。
バレリーナにしてはちょっと太め。
やっぱロシアは腐ってるなと思うようなストーリー。シャーロット・ランプリングをあの配役でつかうのは、その腐れっぷりを見事に表していると感服した。だからと言ってアメリカが善ではないよ。しかし、英語で話されると雰囲気でないなあ。ラストはちょっと救われた。
同じ女スパイものなら、シャーリーズ・セロンの「アトミック・ブロンド」の方が好み。
古いスパイ映画みたい。
一応現代ロシアの話なんですが、全体主義のソ連時代のような描き方で古臭く感じました。今でもそうかもしれないけど。
スパイの正体はあっさりバレてしまうので、ストーリー展開に緊張感はあまりなく、エロとグロ風味で味付けしてます。
主演のジェニファー・ローレンスは魅力的だけどロシア人には見えないし、相手役のジョエル・エドガートンはアメリカ人らしいけど、パッとしないです。全体的にイマイチでした。
彼女はこうして二重スパイになったというお話。まあ諜報部員が大統領に...
彼女はこうして二重スパイになったというお話。まあ諜報部員が大統領になる国だからこういうこともあるだろうなあという感じ。しかし、日本の国会議員や官僚なら一発でハニートラップに引っかかってしまいそうだ。これの中国版もお願いします。
3.5です
主人公は夢を文字通り砕かれた、足の折れたスワン。自己の存在が他者と異なる特別なものであると信じる女の子。やりたくないことはやらない。人だってバンバン殴るし殺す。そんな女の子はなるべくしてスパイになるが、スパイとしての任務中、彼女の感情の機微はほとんど描かれない。スパイにとって心は弱点である。ただ、今作は完全無欠なブロンド美女を描くわけではない。赤い雀の赤は、なにも彼女の手によって流れた血だけをトレースしているわけではないのだ。
そんなこんなでジェニファーローレンスちゃんがかっこよかったりかわいかったりする今作、レッドスパロー。ストーリーはシンプル。ドミニカちゃん、あんたはロシアとアメリカどっちにつくんや?どっちや?どっちや?って話を転がして、その中にさらっと散らしてある結末へのヒントを最後にご丁寧に回想し回収してくれるという構成。個人的にはタイトルコールがかっこいいタイミングで、おー!って感じで、プールの水着が流出写真の下着を連想させるようなデザインで、あっ、、って感じでした。
微妙…。
スパイアクションじゃなかった…。ひたすら‘静’です。地味。筋肉男子が活躍するわけでも女スパイが大立ち回りするわけでもありません。スワローの訓練シーンも消化不良気味に終了。一歩間違えば日活ロマンポルノだし。
共産国こわいなー、ってこととジェニファーローレンスの魅力で140分過ごせました。
ハニートラップを前面に押し出すかと思いきや
なかなか渋めのスパイミステリー。
原作小説読んでみたくなった。
フロッピーディスクのせいでいつの時代設定なのかが気になって集中出来ず。車を見る限りはがっつり現代だと思われるが。
R15+なのはおちんちんがちら見えするのと拷問シーンがあるせいか。
※アクション映画ではありません
女スパイっていうから
勝手に「ハードアクション」と思い込んでましたが
1箇所?あったかなー位。
どれが真意か分からない所が面白いと言いたいんだろうけど、最後まで分からず、ハッキリさせたい私には「好きじゃない部類」に。残念。
とはいえ、未知の世界、「ロシア」の黒い部分を垣間見た気がして満足。
ロシア人男女あるあるもあってちょっとほっこり。ストーリーには後にも先にも何の意味もない発言でしたけど。
何故にロシア語でしゃべらないのだ? ジェニファーローレンスは好きだ...
何故にロシア語でしゃべらないのだ?
ジェニファーローレンスは好きだけどバレリーナにしては太めでは?
途中話がわからなくなりそうになるのもあり、エグいシーンも多かった。
期待してたのとはちょっと違ったかな。
最後はきれいに終わってたのが良かった。
ハード
ハリウッドのスパイ映画にしてはアクションが少なく、騙し合い、刺し合い、拷問と韓国映画の様な展開のスパイ映画でした^ ^
が、今作は女スパイなのでコレがまた凄い(^^;
訓練の時から女スパイとなると主な武器はハニートラップなのか、最初はフェラチオの練習から(^^;
CIAにロシア諜報員のモグラを聞き出すのが主人公ドミニカの最初のミッション。
コレややこしいのは140分の中で登場人物が多く会話の中で名前が出て来ても誰に話ししてるのかわからないシーンがあった(^^;
ドミニカが置かれた状況からどうやって抜け出すのか、どっちに付くのか、誰を信用するのかが見ものでしたが、そうこうしてる内に自らモグラが名乗り出るし、このままどう収まるのかと思ってたらまさかの結末でした(^^;
体の悪いお母さんの面倒見るために最初にハメられた時から決めてたのかな?
それにしても見応えありました!
最後電話がかかって来て終わったけど続編もあるのかな?
ふと思ったけど冒頭のバレエのカップルはどうなったのでしょ? 笑
最後のカタルシスで合格
ロシアの、あるバレリーナが怪我の後に、叔父の勧めで(半分陰謀で)スパイになっちゃう話。
まず、ロシアの話なのに全編英語。恐らくロシア人もほとんど出ていないのでは?
これだけでロシア人が観たら失笑というか噴飯ものでしょう。
日本人がなんちゃってニッポンのハリウッド映画を観る感じ。
そこが常に気になる感じでした。
前半のスパイ養成所のくだりがある意味クライマックス。R15の一因になり、ジェニファーローレンスの熱演と前評判であったとこです。
が、スパイになったあとはそこまで体は張らないんですよね。ちょっと肩透かし。だます相手のアメリカ人がB級アクション映画の主人公のように上司に盾突き、根はいいやつタイプ。その上司までもがそこまでイラつきません。
実は訓練が一番の無茶ぶりで、身内に嫌なやつがいる。
これってロシア人は基本的には悪。アメリカ人はいいやつという整理になってる気が。ステレオタイプなのでひとひねり欲しかった。
まぁ、ここまでは突っ込みどころをかいてきましたが、
ジェニファーローレンスの演技、イライラしない展開、伏線とラストの収まり方、見て損は無いかと。
あ~また騙されると思いながら僕はどんどん堕ちていく
ああうそつき映画と怒りながら僕は人生かたむける。
久しぶりの誤読楽し作品でした。
母の愛を冷凍保存して、
裏声で国家を唄い、
アクションはあえて左投げ右打ち。
♪あ~また騙されると思いながら僕はどんどん落ちていく♪
うまくいく映画なんて映画じゃない。
元祖左投げ右打ちのシャルロット・ランプリンクと仮想ダーク・ボガードのジェレミー・アイアンズ。
うそつきおんなといかりながらぼくはじんせいかたむける
ラストが良いから全体が良く感じる
最初から最後まで緊張感が漂うスパイ映画、しかも偶然なんだろうけど、時期的にめちゃめちゃやばいと感じるな・・・・
ま、スパイ・サスペンスと言っても地味な内容で、大袈裟な感じがない所は大人のスパイ映画と言うべきでしょうか。
ラストの展開がめちゃめちゃいいので、本作品、見た人の感想が良いのかなと思います。
マティアス・スーナールツって見れば見るほどプーチン大統領に似ていて、本作品のリアリズムを一層高めてくれます。
しかし、実話ではないんだろうけど、実際はどうなんだろう・・・
しかし、共産国家って怖いな・・・・
最近「マザー!」を見たばかりだったけど、本作品のジェニファー・ローレンスは体当たりの演技で、芸達者な部分を見せられたかな・・
良い俳優さんだと認めなくてはいけませんね。
女スパイ
はじめから凄腕スパイなのかと思ったらそうでもなく、結構訳ありな人だった。映画を観ていくにつれ彼女はどちら側につこうと思ってるのか分からなくなる展開はすごく見応えがあり面白かった。
プールのシーンでのジョエルエドガートンのへそ毛がすごく気になった。
彼女の本心は何処にある?!
女スパイの映画だったんで、「ニキータ」の二番煎じぐらいに思ってあまり期待してなかったのですが、むちゃくちゃ面白かったです
エロやグロの要素があるんでR-15ですが、騙し騙されで最後までハラハラさせる一級品のエンターテインメントでした
僕のお奨めの一本です♪
すごく微妙...
えーっとジェニファーローレンスのプライベートシネマでしょうか?
主人公とはいえずっとスクリーンに映り続けると(しかも基本アップ)飽きます
ハニートラップばかりじゃなくもうちょいアクションを入れてほしかった
脚本はよく出来てると思います
あとやはりロシアでロシア上層部の会話が全員英語ってのはウケ狙いでしょうか?
違和感ありすぎで集中できませんでした
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