オリエント急行殺人事件のレビュー・感想・評価
全356件中、241~260件目を表示
役者、衣装、セット、どれをとっても豪華 ストーリーはわかっているけ...
役者、衣装、セット、どれをとっても豪華
ストーリーはわかっているけれど、映像で、どのように表現されるのか、公開が楽しみだった
ジョニーデップ、金欠で、ヒール役になってしまった…悲しい
中途半端で退屈かつ平凡な作品
舞台俳優としての活動を重視している監督への期待感からみにいった。
旧作のスター揃い踏みの超豪華キャスティングがもたらすワクワク感ではなく、もっと演劇的構成、たとえばクリスティの『ねずみとり』のようにシンプルな心理劇的手法による重層的な演出、群像劇に近いのなら『ドッグヴィル』のような斬新な切り口などを期待していた。
誰が作るにしろ演じるにしろ、旧作のゴージャス感を超えることは無理だと思っていたからだ。
が、この映画は旧作の再現リメイクに徹したようだ。
CGを使って走るオリエント急行を俯瞰で映したり、車外空間をリアルにみせたり、客車の調度などに贅を凝らしたり、脱線車輌の復旧作業をリアルに挿入したり、肉付けした場面はある。
では、それで作品がよくなったか?と問われれば、旧作がなければ、としか答えられない。
かつて映画が銀幕と呼ばれ、セレブの住処ではなく異世界別世界だった時代にまさしくその時代のそれも全世界のスターだった人の放つオーラと、ハリウッドショービジネス業界セレブとして仕事をこなしている現代の映画俳優が醸し出せる存在感とはまったく違っていて当然だからこそ、スターの競演作品だった旧作と今作とではそのアプローチを変えなければならないはずだったのだが、なぜか、旧作再現リメイク映画だったという不思議。
演出の差が腕の見せどころだったはずが、再現して何をしたかったのだろう?
さっぱりわからない。
という訳でこの映画は残念ながら、実に凡庸で退屈だが大層お金はかけましたな、バブリーかつ安易なものとなり、特殊メイクとCGもここまでリアルになってますな営業カタログみたいな仕上がりになった。
旧作が傑作である以上、リメイクするのは挑戦だし、どう挑戦したかが最も重要だと思うが、再現リメイクするなら一言。
もっともっと天文学的に金をかけて、このキャスティングはマジありえない!ってくらいの配役にしなさい。
以上。
1974年作品を好きな人は見ない方がいい
旧作とは雲泥の差。本作に必須のミステリアス、ゴージャス感が乏しい。ジョニデは変人役は得意だが、悪人役は出来ないのが良くわかった。ラチェットは冷血な極悪人なのにどうも弱腰に見える。あんまり退屈で最後まで見れなかった。
古き良き日の・・
オリエント急行の内装が豪華で見ているだけで楽しめます。
汽車内という狭い空間ながら、カメラワークが上手くて飽きません。
ジョニーディップは私生活ではいろいろあるものの、存在感や目力があって俳優としては何でもこなせる稀有な人ですね。
原作のあるストーリーなので目新しさを求めるのは酷なのはわかっていますが、水戸黄門のようにストーリーが予想できてしまう分、退屈でした。
原作の繊細さが台無しに
原作は対話を通じて容疑者たちの心理を読み取り、過去を暴き、真実を明らかにしていく至って地味な作品ですが、今回ケネスプラナーによって劇的にアレンジされています。
が、、そもそもポアロはあんなにかっこよくもスマートでもないし、あんな機敏に動くこともできないし、映画映えのする派手なシーンはありません。
原作と全くの別物として見るにはストーリーが分かりづらく、「スタイリッシュにリメイク」といっても原作ファンも全く原作を知らない人にも微妙だったのではないでしょうか。
俳優陣は圧巻の演技でしたが、演出がいまいち。74年版のほうがよっぽど良かったです。
偉大なる探偵の敗北
『オリエント急行殺人事件』1974年版は、子供の頃に何度かTVで見ている筈なのですが…
シーンごとの記憶は確かにあるものの、結局誰が犯人なのかよく覚えていないことが判明σ^_^;
今回改めて鑑賞する運びとなりました。
鑑賞してみて、子供の頃の私に“犯人”の記憶がない事に納得。ww
原作はミステリ小説の古典で、もはや教科書のような位置付けなので、推理に関してはネタバレも何も無いような気もしますが…
謎解きの面白さはもちろん、天才探偵ポアロが自身の信じる絶対的な正義に敗北する物語でもあるところに、多くの人が時代を超えて惹きつけられるのだと感じました。
そして今回の映画化は、特にそこの苦悩に焦点を当てて描かれたように思います。
しかも、監督が役者さん作品の御多分に漏れず
シンプルに役者さんの魅力が全開!
役者アップ+長ゼリフ のシーンには、役者への絶大なる信頼を感じます。
名優達を従えて、ケネス・ブラナーも、よっぽど気持ち良かっただろうな。
(ジュディ・デンチのファンなので、個人的にはもっと彼女の見せ場が欲しかった^ ^)
そして、オリエント急行と言えば、豪華な列車の旅も魅力の一つ。
前作よりも格段にスケールアップした列車の旅と自然の迫力も堪能できました。
しかし、2017年はマイケル・グリーンの年でしたね。
いや、脚本家のほうの。ww
リドリー・スコットの陰にグリーンあり。
来年も楽しみです。
三谷的定番名優舞台劇~いかにも「三谷幸喜」が好きそうな推理群集劇~
「オリエント急行殺人事件」49点。
「犯人がわかっていて、ストーリーがわかっていて、
名優たちがそれぞれの個性的な役柄をいかに演じるか」
という定番(ワンパターン)の、
探偵推理的(不条理劇風な)「舞台」にピッタリな
「群集劇(「三谷」に見られるようにまとまりに欠ける作品が多いですが)」です。
絵に描いたような「古典的名作」ですか?
細かい部分はアレンジ次第にして、
各キャラクターのエピソードを追加して、上映されるんですね。
スタイリッシュでクールな「ポアロ」です。元気過ぎませんか。
昔見た「ポアロ」は肥満体のおじいちゃんでしたが。列車の屋根まで駆けるとは。
でも、定番の「密室劇」ではありません。
列車外のシーンがやたら多いです。
それも許されるのか。
思わず「唸る」ようなシーンがありません。
勿論、感動もしません。
もったいなくありませんか。
まあいっか。
日本では、「八つ墓村」?「犬神家の一族」?
いやいや「古畑任三郎」ですか🍀
スタイリッシュな演出に魅せられます。
原作は推理小説の金字塔。
アガサクリスティ原作の名作中の名作。
2年前に、正月過ぎあたりに
三谷幸喜脚本で確か2夜連続みたいな感じで放送された記憶があったので・・
前の映画の内容は忘れてたけど。。
途中のシーンで「はっ!!」と思い出した印象的なシーンが出てきて一気に記憶が蘇り。。
そこからの犯人捜しの演出の絶妙さに感心しきり。
ケネスブラナー監督なので、最初から期待してました!
「マイティソー」「シンデレラ」と近作もヒット連発なので、安心感はあったのですけど、はたしてこの密室推理劇をどう魅せてくれるのかわくわくしてました。
推理劇って、下手すると退屈してしまいそうな部分も多くなりがちなのですが・・
全体的なカメラワークといい、まるで舞台を見てるような演出はさすが!ケネスブラナーといったところ
凄惨な殺人事件の話なのに、どこかスタイリッシュで美しい
豪華絢爛なイベント映画といった感じでした。
まぁ、出てる俳優さんたちも、そうそうたる顔ぶれですからね
まさに、それぞれの演技合戦!!
みなさん、刺さる演技で観客を最後まで魅了してくれます。
でも、それだけじゃなくて
オリエント急行の列車が非常に美しい
それを囲む、どの景色も素晴らしくて、冒頭から~最後まで
まるで、一緒に旅行をしてきた気になるほどにどのシーンの景色も綺麗。
正月映画にふさわしい1本でした。
今年は豊作ですね!!
予想外!
に退屈な映画…個人的には終始睡魔との戦いでした。出だしの推理は良かったが…
一応豪華共演?(ミシェルファイファー年取ったなぁ)だし、未見だけど名作のリメイクなのでだいぶ期待値が高かったかな。緊迫した状況もなく、推理もたんたんと行うし正直最初のほうでオチは想像ついた。
とりあえずナイルに死すはみないかなぁ
割と堅実な実写化
友人が責任者を務めるオリエント急行に乗車した名探偵ポアロ。一時の休暇のつもりが車内で殺人事件が発生し…。
クリスティの名作を再映画化した作品。原作ファンの身としてはかなり心配していたが想像以上に原作を意識した堅実な作りで安心。でも74年版の方が好き。
中盤の退屈さがしんどい
アガサ・クリスティの名作をリメイク。
なんとなくのあらすじやオチは知ってるので映像や演技を楽しむことになった。
たしかにきれいだったし、演技もすごみがあった。でも、中盤がとっても退屈。少し寝てしまった。
謎解きも結構適当。ミステリーの古典だから、そもそものトリックが粗いのもわかる。だから謎解きではなく、キャラや人間劇で見せようとしたのだろう。でも個人的にあまり好きではない。
古典的なミステリーの華やかな映像
原作は小学生の頃一度読んだきり、内容はほぼ忘れたまま鑑賞。
自信満々のエルキュール・ポアロの青い瞳に冒頭から引きこまれる。
途中、誰がどんな立場なのか一瞬混乱したけれど最後はわりと綺麗にまとまり、絶妙で微妙な終着点があって良かった。
古典的なミステリーとして普通に面白く、映像美やキャラクターの魅力もあったので楽しかった。
ただ、容疑者たちの隠された過去をほぼすべて、あの限られた空間でポアロたった一人+簡単な助手だけで考えつくにはかなり無理があるかな…
パソコンにデータがあるわけでも電話で他の警察や探偵に捜査依頼するでもなしに、ポアロがまるで心を読むようにポンポン新しい情報を告げるものだから違和感あった。
そもそもが古い小説だから仕方ないし原作に忠実でもあるんだろうけど、やはりこちらをもっと納得させるネタばらしまでの過程や苦しみも欲しかったかも。
真相とあの結末には少し涙がこぼれたけど、杉下右京ならさてどんな選択をしたかなと謎の比較をしてしまった笑
久しぶりに正統派のフーダニットミステリーを映画で観て、また本を読みたくなった。
映画では写しきれない細かい描写や小説では描ききれない情景の差を楽しみたい。
あんまりだなー
この話のキモは観客がどれだけポアロ以外の登場人物に感情移入できるかだと思うんだけど、
ポアロを魅力的に描きすぎたせいで他のキャラクターがいまいち生きなかったように思う。
ポアロは素敵だったけど!
全356件中、241~260件目を表示