「ここまでの2作に比べると、パワー不足?」探偵はBARにいる3 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
ここまでの2作に比べると、パワー不足?
東直己原作の「ススキノ探偵シリーズ」の映画化作品「探偵はBARにいる」の第3作目。前作は2013年でしたので、4年ぶりになります。
この作品、見るたびにいつも思うんですが、一応「ススキノ探偵シリーズ」って、ハードボイルドなんですよねぇ。でも、なんでコメディーになっちゃっているんでしょう?まぁ、コミカルな作品も良いですけど、謎です。
今回のヒロインは、北川景子。“今回のヒロイン”なんて、往年の名作「寅さんシリーズ」見たいですね(笑)。北川景子初の、悪女役だそうですが・・・、うーん、悪くないですが、ここまでのヒロインの小雪や尾野真千子に比べると、やっぱり演技力でイマイチ?小雪と尾野真千子と比べるのが分が悪いですかね?悪女としての、迫力がね。
それよりなにより、やっぱり芋である事が良く分かったのが、前田敦子。彼女、ダメだね。まぁ、演技力が必要な役では無かったものの、それでもねぇ、芋感が・・・。
怖いのが、リリー・フランキー。この人、やっぱり怖い。怖い演技と言えば、鶴瓶の怖い人の役には定評がありますが、それに通じるものがあります。日ごろ、人が良さそうに見えるだけに、より一層怖かったです。
ここまでの二作では、探偵が受ける暴行?拷問?が、中々激しかったわけですが、今回は、どうなんだ?やっぱり人気者で、売れっ子の大泉洋に、手荒な事は出来なくなってしまったんですかね?第一作目の、雪に埋められる様な激しさは感じませんでした。まぁね、冬の北海道で、漁船の舳先に繋がれれば、それなりに酷い事になりますけど、なんか、釈然としない感じがしました。
高田君の動向については、エンドロール後に注目。まぁね?