「北海道映画」探偵はBARにいる3 liskyさんの映画レビュー(感想・評価)
北海道映画
シリーズ3作目。今回もキャストが豪華です。シリーズ1作目の冒頭で探偵・大泉洋がオセロをしながら言っていた台詞がこのシリーズの本質を示しています。
「教えてあげるよ、高田くん。このゲームの奥深さを。白と黒、簡単にひっくり返る」
今作でもそれぞれのキャラクターが複数の面を見せそれに驚き、泣かされます。
今シリーズのもう一人の主役と言えるのが何と言っても北海道の風景。ススキノの雑多感も雪原の雄大さも。北海道の人からこのシリーズが愛されるのがよくわかります。クライマックスは札幌ファクトリー。映画の舞台としてピッタリです。
ポスターに書かれている言葉、「命を燃やすものは、あるか?」が重く胸に響くラストです。
ぜひこのシリーズ、もっと続けてほしいと思っています。
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