ドリームのレビュー・感想・評価
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ヒドゥンフィギュアズ:隠された人たち
最後に映る部屋の名前「カラードコンピューター」計算係=コンピューターと呼ばれてたってことか。
NASAでは白も黒も小便の色は同じだ!っていう台詞が深いなと。あくまでハンプトンのNASAラングレー研究所だけのルールであってヴァージニア州では厳然と白人用と有色人種用は分かれているよ、と。
黒人啓蒙系映画繋がりなのか、ムーンライトのフアンとテレサが出演。
ケヴィンコスナ―が光る。
キルスティンダンストが老け役でパッと名前が出てこなかった。
プロポーズのシーンで涙。
邦題が?マーキュリー計画の影に天才女性達の活躍があった、という隠された秘話があったというお話。IBMが導入される前後の時代のお話。
「偏見は持ってないのよ」「わかります あなたに自覚がないことは」
万人に勧められるいい作品。"Hidden Figures"(原題)=知られざる人達の生き様を手堅い娯楽作品に仕上げている。差別や偏見に対する異議申し立ても抜かりない。「偏見は持ってないのよ」「わかります。あなたに自覚がないことは」このやりとりに全てが詰まってるなあ
ただ実話に基づくというにはちょっと脚色が強い感があったかな。まあそれも本作の正しさの前にはどうでもいいことだと思う
『ドリーム』が"Hidden Figures"=縁の下の力持ちを描いた作品で『ライトスタッフ』は彼女達に支えられて宇宙へ飛んだ男達を描いた作品。この2作はセットで観るのがオススメ
ファレル・ウィリアムスの音楽が楽しかった。多才な人やな
『ドリーム』『オデッセイ』みたいな科学者讃歌を歌い上げる作品は広く観られるべきだと思う。そういえば『ドリーム』はマーキュリー計画を描いた作品やけどこれに「私たちのアポロ計画」という副題を付けようとした配給会社の人は万死に値するよ。邦題も文化の一つ。映画を愚弄するな
軽快なサクセス・ストーリー
人種差別や性差別を扱ってはいますが、作品の本質はアメリカの有人宇宙飛行計画の影の立役者を称える事にあるためか、重苦しいドラマにはせず、アメリカ映画らしい、シンプルなサクセス・ストーリーに落とし込んであります。
全編に渡って軽快なタッチで語られるため、"さほどシリアスな話にはならないだろう"事が予想でき、安心して見られる反面、映画としての深みを求める向きには少々物足りないかも知れません。同じくマーキュリー計画(有人宇宙飛行計画)を描いた「ライトスタッフ」には、着水時のトラブルでケチをつけられたガス・グリスムのくだりや、宇宙へ上がらず超音速に挑み続けたチャック・イェーガーの苦味のあるエピソードが挿入され作品に深みを与えていましたが、本作では3人とも成功を収めるため、エンタメ志向が前面に出ておりドラマとしては浅い印象も受けます(・・成功する事自体は実話なので仕方ないのですが)。
個人的にはもう少しコメディとして突き抜けるか、あるいは逆にシリアスな内面のドラマに寄せるかしても良かったかなーと思いました。
この映画、本来はアメリカ国民のための、割とドメスティックな映画かと思いますが、多感な時期にマーキュリー計画やケネディ大統領を見ていた日本の団塊の世代にも刺さりそうです。そういう意味では、見る世代によって感じ方が変わるだろうなという印象を受けました。
天才数学者やら科学者やらの話はいくつかありますが、彼女たちのすごさ...
天才数学者やら科学者やらの話はいくつかありますが、彼女たちのすごさはその能力だけでなく、黒人女性の歴史を切り拓いたところにあります。でも諸々の社会運動などに従事していたというわけではなく、アメリカの一市民として国に尽くす姿勢が、少しずつ周囲を変えて行く様がひたむきで良いです。
しかし60年代とはいえアメリカでも世界でも最先端を行っていた場所なのに、こんなに何もかも"分離"していたのかと正直びっくり。
主役3人の名演技はもちろん、衣装もオシャレだしストーリー進行も丁寧でとても良い映画でした。
諦めない勇気に!
とにかく感動した!
いかに才能があっても、それを活かせるとは限らない。色んな壁や理不尽が立ちはだかり、いつしか人は自分の運命を諦めてしまう。
数学の天才キャサリン、管理者能力抜群で先見のあるドロシー、有能な技術者になり得るメアリー。いずれも家庭と子供を持ち、計算係としてNASAで働く黒人女性。世はキング牧師の公民権運動で、差別だらけの米国。
職場の棟も別!トイレも白人の棟に行ったら入れない。同じ職場でもコーヒーポットも別!だからキャサリンがトイレに行こうにも、往復40分もかけなくちゃならない。しかも仕事書類を持ったまま走って!
そんな差別や仕打ちに何度も打ちのめされ、望みを断たれ、一時は沈んでも、知恵を絞り、また立ち向かう。強いな〜、いや強くなるんだな〜。いい具合な所で妥協しちゃうものなのに、、。まだまだ想いが足らない、って反省します。
自分の為だけじゃない、でも他人の為だけでもない、自分と皆んなと国、社会の為に、夢を諦めない!
そんな勇気と行動力を持ち続けた裏方のドリーマーにホンマ感動しました!
人にお勧めしやすい
黒人差別(と一部女性差別)の問題を、重くならないようにうまくまとめている。等身大+αくらいの登場人物たちが共感を誘いやすくもあり、ポイントごとに痛快なエピソードが折り重ねられていくため、ストーリーにものめり込みやすい。ストレートでひねりはなく、とてもシンプルな構成なので、万人にオススメできる優等生な作品ともいえる。役者さんも魅力的。
安心して見ていられる映画
王道のサクセスストーリー。
黒人であること、女性であることで、悔しい思いをすることがあるのですが、彼女たちの前では、不思議なほど小っぽけに見えてしまうのです。
それ程、彼女たちは力強かった。
『ドリーム』というタイトル。
足下からまっすぐに、ぶっとい道が拓けているみたいな、安定感がある映画でした。
幸せが悲しみに打ち勝つ瞬間。
そういうのがいくつも散りばめられている、「よし!自分も頑張れる」って思わせてくれる気持ちの良い映画でした。
久しぶりのケビンコスナー。
やっぱり惚れ惚れしちゃいます。
まさにアメリカンドリーム 人種差別や、性別差別など、先駆者ならでは...
まさにアメリカンドリーム
人種差別や、性別差別など、先駆者ならではの苦労がとてもよくわかるシナリオで、感動させられた
ケビンコスナーの本部長も素敵
当時の映像を挟みつつも、トイレにハイヒールで走って行く姿や、トイレの看板を壊すところ、図書館の本で勉強して、IBMの窮地を救うくだり、打ち上げのトラブルで、金属の塊じゃなく、やっぱり人の力が必要となるというセリフなど、夢に向かって進むという実話に元気をもらった
ただただ
138本目。
いい映画だった。
ちょっと痛快だったり。
夢を追ってる人の言葉って重いし、響く。
本当、良かった。
それにクッキー(ドラマの役名)が主役ってのも嬉しかったし、ヒール入って走ってる姿がね、ちょいツボだった。
結婚してジョンソンって、パーソンズ・オブ・・・かっ!
エンパイアがビッグバンを負かしたね。
よかった!
素直にひたすらよかった。
女性3人がハイヒールで颯爽と自分の目指すものに向き合っているところ。
家族や職場での関係性が彼女たちの行動に影響されて変化していくところ。
台詞の中に印象深いことばがたくさんでてきたところ。
音楽!
邦題がぴったり
まず、マイナーな映画なので、がらがらだと思って、開始10分前に行ったら、前3列しか空いてなく、びっくり。観客層は高齢者が多かった。
内容は、黒人女性3人が、前例がなく、誰もやらなかったことを、情熱と行動力で成し遂げる話。情熱の裏に家族の思いも忘れてはならない。
あからさまな人種、性差別の中で、彼女達のがんばる姿に涙ぐみながら見ていた。
肌の色や性別で、人間を区別してしまう。過去ではあるけれど、映画の中であたり前に差別する人に憤りを感じた。
だからこそ、白人の本部長がトイレの案内をぶち壊すシーンはスカッとした。
アメリカの宇宙飛行士が、機械のデータではなく、信頼している人間の確認を要望するシーンも良かった。
機械は進歩するけれど、最後に信頼出来るのは、人なのだということ。
映画の公開劇場数は、映画製作会社、配給会社の力で決まると思うが、この映画のように内容力がある映画は、もっとたくさんの人に見てもらえるよう、公開劇場数が増えて欲しい。
「この世界の片隅で」はクチコミで公開が広がったので、この映画もクチコミで公開が広がって欲しい。
先駆者
NASAによる初の有人宇宙飛行開発に携わった黒人女性達の活躍と当時のアメリカの人種差別、性別差別の話。
理系集団なのに理屈の通らない人種差別という皮肉と闘う黒人女性がかっこ良く小気味良い。
アメリカが抱える前時代的とまでも言い切れない根深い話しを明るく楽しくみせており、単純で感動を獲りにいきながらもわざとらしい程の意外性とかを盛り込んでいないのは良かった。
でもやはりステキな邦題
なんかサブタイトルで悶着があったらしいですが、やはり映画の内容を表したステキな邦題ですね。
人種差別にも負けず、健気に夢を追い続ける3人の女性たちは光輝いてました。久々に観るサクセスストーリーに元気をもらえました。多少の美化はされてるだろうけど、なんだかんだでNASAの人達もいい人で良かったよ。特にコスナー氏は良かった。実力主義で合理的で、認めたら黒人でもオッケーなのかな?でもその辺はアメリカのいいところ。
アメリカの黎明期
現代なら当たり前なのかも知れないけど、人種、性別の差別を区別とし、誰もが違和感をもたなかった時代に、まさに才能と情熱で道を拓いた主人公たち…。
最終的に人類が月に立てたのも、目的に合理的に対処することができたからだと思う。
良い話だった。感動した。
奈佐
ある意味地球一先進的な組織であるNASAだからこそ、黒人女性と言う当時のアメリカで最も社会進出し辛い彼女たちをすぐに実力で認める事ができたのかなと思った。
そう言った意味で、宇宙開発のみならず社会発展という意味でもNASAの貢献って大きいんだなというNASAバンザイ映画。
映画としてかなり綺麗にまとめてる部分は当然あるだろうが、主役となった3人だけでなく全ての登場人物に拍手を送りたい。
今年一番泣いた。
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