ドリームのレビュー・感想・評価
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良いお話です!
久しぶりに良い映画です。
ストーリーの流れは速いものの、主人公のCasの苦悩、努力、幸せを全てミックスしていて、どんな人でも価値があることを改めて思い知らされた映画でした。
家族の大切さ
仲間の大切さ
そして、信頼…
人種なんて関係ない。同じ人間だからこそ成し得ることの大切さ。
どうしてアメリカがソ連に先を越されたのかを良く表してる。
職場でも政治でも同じことが言えると思う。
今のバカな政治家にも観て欲しい。
今は何が大切なのか、どうすれば目的を達せれるのか…
自分の損得ばかりを訴えることが如何に時間の無駄に繋がるのか…
諦めないで、個々の努力で目的に向かっていく姿は尊敬出来る姿です。
諦めないで!と言うことを教えてくれる良い映画でした。
ワクワクしっぱなし!
人種・性別への差別が、個々の感情ではなく実生活のアチコチに平気でまかり通っていた時代。
男達が主導して世の中を巻き込みまくる戦争のような大きなうねりではなく、声も荒げず、静かに穏やかに、努力と実力で運命を切り開き、差別の壁を取っ払っていく、逞しく聡明な女性達の何と素晴らしいことか!
トイレに走る姿、現実的に考えたらとても辛いはずなのに、実にコミカルに描かれていて、どのシーンもずっと、ワクワクしっぱなしだった。
心はワクワクしてるのに、ホロリと涙が頬を伝う、そんなシーンに夢中になりました。
本当に良い作品だと思います。
何度でも観たいです!
そふとなつくり
■好きなところ
演出がすべてちょうどよい
ー無理に脚色しようとしていない
飽きないように音楽がいいタイミングではいる
■嫌いなところ
打ち上げ直前の盛り上げ方
ーこの件は演出なのでしょうか。ワクワク感はありませんでした。
三人の勝ち取ったものが地味に見える演出
■そのた学んだこと
女性差別や人種差別は、暇な平和社会がやること。
目的を達成するためには、暇な差別ゲームに興じてしまうと、負けてしまうこと。
実力で偏見と差別を乗り越えた黒人女性たち
1962年にNASAによる有人宇宙飛行 マーキュリー計画に貢献した黒人女性たちの実話
噂どおり、本当に素晴らしい映画が、最初から最後まで共感するやら、感動するやらで泣きっぱなしだった
彼女たちの活躍を観ながら思ったのは「私たちの進歩を遅らせるのは、つまらない偏見とくだらない僻み」ということ
肌の色や、性別、人種による差別は物事を後退させるだけで、決して前進ははしない
だからといって、何もしないまま「偏見を無くせ!」と叫んでも、説得力は無いし、誰の心も動かせない
「偏見を無くせ」と言うのなら、「誰よりも価値がある」ことを数字で示さなければならない
正確な数字ほど、人の心を動かすものはない
もう〜、主演の姉さんたちが本当にかっこよくて、彼女たちと同じく、有色人種で、女性である私も、今まで以上に成果を出していかなきゃいけないなと思った
全ての人にオススメする作品
配信にて二度目の鑑賞(2023/01/12)
この作品、全てが完璧である❗人類の未来に必要なものは唯一知性であることを明確にした映画である‼️そして何よりその映画として痛快であり爽快である‼️
最後に最高の未来は人類がそれを強く希求し望まねば我々の子孫はその未来を体験することが出来ない‼️
気持ちいい!
算数が苦手な私には、難しいところもあったけど(笑)
とても前向きになれる話でした。
不遇な環境でも、決して諦めない、そして、これから先に何が必要とされるのかさえ読んで、勉強する姿に、とても感激。
日本だって、女性が仕事するときにはまだまだハードルが高いところもあるけれど、明るく希望を持って居れば、道が開ける時も来るかも~と思わせてくれる。
宇宙を切り口にしたダイバーシティ映画
今年の第89回アカデミー賞の作品賞にノミネートされていた、超話題作。
米国の宇宙開発機関NASA設立初期の、”マーキュリー計画”を陰で支えた3人のアフリカ系女性スタッフの話。NASAは、1957年のソ連による人工衛星スプートニク1号の成功にショックを受けた米国が、ソ連に対抗するべく設立した、結構にわか仕立ての組織だったことが意外。
歴史映画としては、NASA設立直後の1962年、米国人初の地球周回軌道を飛行した宇宙飛行士ジョン・グレンのエピソード。つまり第56回アカデミー作品賞ノミネートの「ライトスタッフ」(1984)である。しかし、本作はそっちではなく、主人公キャサリン・ジョンソンの楽屋話を描いているというのがミソ。
3人は、確かにNASAの発展に多大な貢献をしているが、実際には同時期に一緒にいたわけではなく、そこは創作。ネタとしては、とてもいい素材だが、"宇宙開発競争の勝利"や"米国万歳"という観点では、またまた第68回アカデミー賞ノミネートの「アポロ13」(1995)が頭をよぎってしまう、そうなると感動作としては弱い…。ここまでくるとマニアの余計な経験値が悩ましい。
本作はテーマは、"人種差別"や"男女差別"であり、白人男性だけが活躍する、ダイバーシティ概念がなかった頃の、高いハードルを乗り越えた黒人女性たちの強い信念のストーリーとなっている。
当時の知られざる事実もいろいろ出てくる。黒人女性専用トイレがなかったことによる障害、NASAのロケット開発も人力計算だったということ、初めてIBMのメインフレームが導入されたが、NASAの優秀な科学者が使いこなせなかったことなどを知ることができる。
それにしても邦題の「ドリーム」!ってなんだ。原題の「Hidden Figures」のスマートさの足元にも及ばない。直訳すると、"Hidden Figures"="隠された人物"だが、"Figures"には"大物"的な意味合いもあるし、さらに"数字"や"数式"という意味もあって、映画を観るとメチャクチャうなずける。「ドリーム」って邦題をつけた配給担当は、アホか。
(2017/9/30 /TOHOシネマズ新宿 /シネスコ/字幕:長尾絵衣子)
全部が全部、気持ち良くさせてくれる。こんなに良い話しが現実にあった...
全部が全部、気持ち良くさせてくれる。こんなに良い話しが現実にあったなんて、信じられない。ケビンコスナーの役がトムハンクスとかで、すでに映画化してそう。
重い内容を感じさせない仕上がりは立派
人種(&女性)差別が激しい1960年代のアメリカでのお話。
重くなりそうな内容なのに、そのように感じさせない作品に
仕上げた監督は立派。
ちょっと、登場人物を飾りすぎているので0.5マイナス。
でもよい作品です。
ヒドゥンフィギュアズ:隠された人たち
最後に映る部屋の名前「カラードコンピューター」計算係=コンピューターと呼ばれてたってことか。
NASAでは白も黒も小便の色は同じだ!っていう台詞が深いなと。あくまでハンプトンのNASAラングレー研究所だけのルールであってヴァージニア州では厳然と白人用と有色人種用は分かれているよ、と。
黒人啓蒙系映画繋がりなのか、ムーンライトのフアンとテレサが出演。
ケヴィンコスナ―が光る。
キルスティンダンストが老け役でパッと名前が出てこなかった。
プロポーズのシーンで涙。
邦題が?マーキュリー計画の影に天才女性達の活躍があった、という隠された秘話があったというお話。IBMが導入される前後の時代のお話。
「偏見は持ってないのよ」「わかります あなたに自覚がないことは」
万人に勧められるいい作品。"Hidden Figures"(原題)=知られざる人達の生き様を手堅い娯楽作品に仕上げている。差別や偏見に対する異議申し立ても抜かりない。「偏見は持ってないのよ」「わかります。あなたに自覚がないことは」このやりとりに全てが詰まってるなあ
ただ実話に基づくというにはちょっと脚色が強い感があったかな。まあそれも本作の正しさの前にはどうでもいいことだと思う
『ドリーム』が"Hidden Figures"=縁の下の力持ちを描いた作品で『ライトスタッフ』は彼女達に支えられて宇宙へ飛んだ男達を描いた作品。この2作はセットで観るのがオススメ
ファレル・ウィリアムスの音楽が楽しかった。多才な人やな
『ドリーム』『オデッセイ』みたいな科学者讃歌を歌い上げる作品は広く観られるべきだと思う。そういえば『ドリーム』はマーキュリー計画を描いた作品やけどこれに「私たちのアポロ計画」という副題を付けようとした配給会社の人は万死に値するよ。邦題も文化の一つ。映画を愚弄するな
軽快なサクセス・ストーリー
人種差別や性差別を扱ってはいますが、作品の本質はアメリカの有人宇宙飛行計画の影の立役者を称える事にあるためか、重苦しいドラマにはせず、アメリカ映画らしい、シンプルなサクセス・ストーリーに落とし込んであります。
全編に渡って軽快なタッチで語られるため、"さほどシリアスな話にはならないだろう"事が予想でき、安心して見られる反面、映画としての深みを求める向きには少々物足りないかも知れません。同じくマーキュリー計画(有人宇宙飛行計画)を描いた「ライトスタッフ」には、着水時のトラブルでケチをつけられたガス・グリスムのくだりや、宇宙へ上がらず超音速に挑み続けたチャック・イェーガーの苦味のあるエピソードが挿入され作品に深みを与えていましたが、本作では3人とも成功を収めるため、エンタメ志向が前面に出ておりドラマとしては浅い印象も受けます(・・成功する事自体は実話なので仕方ないのですが)。
個人的にはもう少しコメディとして突き抜けるか、あるいは逆にシリアスな内面のドラマに寄せるかしても良かったかなーと思いました。
この映画、本来はアメリカ国民のための、割とドメスティックな映画かと思いますが、多感な時期にマーキュリー計画やケネディ大統領を見ていた日本の団塊の世代にも刺さりそうです。そういう意味では、見る世代によって感じ方が変わるだろうなという印象を受けました。
天才数学者やら科学者やらの話はいくつかありますが、彼女たちのすごさ...
天才数学者やら科学者やらの話はいくつかありますが、彼女たちのすごさはその能力だけでなく、黒人女性の歴史を切り拓いたところにあります。でも諸々の社会運動などに従事していたというわけではなく、アメリカの一市民として国に尽くす姿勢が、少しずつ周囲を変えて行く様がひたむきで良いです。
しかし60年代とはいえアメリカでも世界でも最先端を行っていた場所なのに、こんなに何もかも"分離"していたのかと正直びっくり。
主役3人の名演技はもちろん、衣装もオシャレだしストーリー進行も丁寧でとても良い映画でした。
諦めない勇気に!
とにかく感動した!
いかに才能があっても、それを活かせるとは限らない。色んな壁や理不尽が立ちはだかり、いつしか人は自分の運命を諦めてしまう。
数学の天才キャサリン、管理者能力抜群で先見のあるドロシー、有能な技術者になり得るメアリー。いずれも家庭と子供を持ち、計算係としてNASAで働く黒人女性。世はキング牧師の公民権運動で、差別だらけの米国。
職場の棟も別!トイレも白人の棟に行ったら入れない。同じ職場でもコーヒーポットも別!だからキャサリンがトイレに行こうにも、往復40分もかけなくちゃならない。しかも仕事書類を持ったまま走って!
そんな差別や仕打ちに何度も打ちのめされ、望みを断たれ、一時は沈んでも、知恵を絞り、また立ち向かう。強いな〜、いや強くなるんだな〜。いい具合な所で妥協しちゃうものなのに、、。まだまだ想いが足らない、って反省します。
自分の為だけじゃない、でも他人の為だけでもない、自分と皆んなと国、社会の為に、夢を諦めない!
そんな勇気と行動力を持ち続けた裏方のドリーマーにホンマ感動しました!
人にお勧めしやすい
黒人差別(と一部女性差別)の問題を、重くならないようにうまくまとめている。等身大+αくらいの登場人物たちが共感を誘いやすくもあり、ポイントごとに痛快なエピソードが折り重ねられていくため、ストーリーにものめり込みやすい。ストレートでひねりはなく、とてもシンプルな構成なので、万人にオススメできる優等生な作品ともいえる。役者さんも魅力的。
安心して見ていられる映画
王道のサクセスストーリー。
黒人であること、女性であることで、悔しい思いをすることがあるのですが、彼女たちの前では、不思議なほど小っぽけに見えてしまうのです。
それ程、彼女たちは力強かった。
『ドリーム』というタイトル。
足下からまっすぐに、ぶっとい道が拓けているみたいな、安定感がある映画でした。
幸せが悲しみに打ち勝つ瞬間。
そういうのがいくつも散りばめられている、「よし!自分も頑張れる」って思わせてくれる気持ちの良い映画でした。
久しぶりのケビンコスナー。
やっぱり惚れ惚れしちゃいます。
まさにアメリカンドリーム 人種差別や、性別差別など、先駆者ならでは...
まさにアメリカンドリーム
人種差別や、性別差別など、先駆者ならではの苦労がとてもよくわかるシナリオで、感動させられた
ケビンコスナーの本部長も素敵
当時の映像を挟みつつも、トイレにハイヒールで走って行く姿や、トイレの看板を壊すところ、図書館の本で勉強して、IBMの窮地を救うくだり、打ち上げのトラブルで、金属の塊じゃなく、やっぱり人の力が必要となるというセリフなど、夢に向かって進むという実話に元気をもらった
感動
東西冷戦下、アメリカとソ連が熾烈な宇宙開発競争を繰り広げている1961年。ヴァージニア州ハンプトンのNASAラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが“西計算グループ”に集い、計算手として働いていた。リーダー格のドロシー(オクタヴィア・スペンサー)は管理職への昇進を希望しているが、上司ミッチェル(キルスティン・ダンスト)に「黒人グループには管理職を置かない」とすげなく却下されてしまう。技術部への転属が決まったメアリー(ジャネール・モネイ)はエンジニアを志しているが、黒人である自分には叶わぬ夢だと半ば諦めている。幼い頃から数学の天才少女と見なされてきたキャサリン(タラジ・P・ヘンソン)は、黒人女性として初めてハリソン(ケビン・コスナー)率いる宇宙特別研究本部に配属されるが、オール白人男性である職場の雰囲気はとげとげしく、そのビルには有色人種用のトイレすらない。それでも、それぞれ家庭を持つ3人は公私共に毎日をひたむきに生き、国家の威信をかけたNASAのマーキュリー計画に貢献しようと奮闘していた。
1961年4月12日、ユーリ・ガガーリンを乗せたソ連のボストーク1号が、史上初めて有人で地球を一周する宇宙飛行を成功させた。ソ連に先を越されたNASAへの猛烈なプレッシャーが高まるなか、劣悪なオフィス環境にじっと耐え、ロケットの打ち上げに欠かせない複雑な計算や解析に取り組んでいたキャサリンは、その類い希な実力をハリソンに認められ、宇宙特別研究本部で中心的な役割を担うようになる。ドロシーは新たに導入されたIBMのコンピュータによるデータ処理の担当に指名された。メアリーも裁判所への誓願が実り、これまで白人専用だった学校で技術者養成プログラムを受けるチャンスを掴む。さらに夫に先立たれ、女手ひとつで3人の子を育ててきたキャサリンは、教会で出会ったジム・ジョンソン中佐(マハーシャラ・アリ)からの誠実なプロポーズを受け入れるのだった。
そして1962年2月20日、宇宙飛行士ジョン・グレンがアメリカ初の地球周回軌道飛行に挑む日がやってきた。ところがその歴史的偉業に全米の注目が集まるなか、打ち上げ直前に想定外のトラブルが発生。コンピュータには任せられないある重大な“計算”を託されたのは、すでに職務を終えて宇宙特別研究本部を離れていたキャサリンだった……。実話ものでは良い出来だが、キーパーソンも欠かせない人物として大物俳優が起用されている。
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