三度目の殺人のレビュー・感想・評価
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これは映画ではない…
すぺてに於いて中途半端…
観客のことなど考えてないに等しいくらい映像で見せなきゃならない本質が欠如している…
映画は想像するものではないし、内容的に必要なシーンは網羅すべき!
謎を隠すこの見せ方は好きじゃない!!
楽しめなかった
是枝監督は大好きなのですがこの作品はあんまり楽しめなかった。福山が好きじゃないからか。広瀬すずも役所広司も見飽きた感がある。弁護士事務所のお茶汲みのおばちゃんもなんだかわざとらしくて目障り。80分くらいに収めてくれたら最後まで集中できたかもしれない。ちょっと冗長な気もした。退屈はしなかったけれど、何か胸に迫るものは感じなかった。今回は寝ないで最後まで観れそうだとおもってたら、最後の最後で眠くなって寝てしまった。是枝監督を尊敬しているという韓国の女性監督がとった「わたしたち」の方がずっとリアルで胸に迫るものがあった。
個人的には合わないが…
ふむふむなるほど…。ラストの一幕とラストカットは好きでした。
面会室のアクリルを使った描写もゾクゾクする。しかしなんだかボンヤリ長い印象。全体の展開は嫌いじゃないのに、眠くなるというか平和というか。もう少し商業的なスパイスがあっても良かったかなぁ、なんて思いながら浸ってます(苦笑)
三度目の殺人とは…
三度目の殺人とは結局どういうことだったんだろう。という風に見た後に感じました。
俳優さんはみな素敵な演技だと思いました
役所さんはあんな猟奇的というか不思議な空気感のある殺人犯を演じてることがすごいおもしろかったです。
福山さんが演じるのは仕事出来るクールな男、だけど家庭は上手くいかず三隅に翻弄されていく…。
広瀬すずちゃんが演じる役はとてもダークな役ですが、やる役でキャラと普段のイメージが変わるなとほんと思う人かな
あと、斉藤由貴さんは最近悪い女の役が似合いますね
悪女とか小悪魔な感じがとても合う気がします。
最近の邦画映画の終わり方で曖昧というか
もやもやとした感じ、見る側に考えさせる終わり方。
うーん、微妙な感じもします。
心情の描き方が見事
私は是枝監督の作風が好きで、今回は何と言っても役所広司がどのように絡んでいくのかがとても楽しみでした。
始まってみるとやはり役所の演技が一歩深いところにあり、凄みすら感じます。
途中から福山雅治が役所の芝居に引っ張られている感じがするのですが、それが作品の中の二人の関係性ともリンクしていてとても面白いのですね。
そうした「重なってしまいそうになって重ならない二人」を、面会室のアクリルを使い見事に表現しています。
この手法が本当に見事で、見ていてこちらも引っ張られるのを感じました。
監督は作品の中で全ての答えをはっきりさせない描き方をしますが、本作も同様な作りでどこか引っかかりがあります。
が、そうした「フック」が作り手の狙いでもあるのでしょう。
それでいて最後に「三度目の殺人」に気づくように作っていたりもするんです。
真実そのものの意味とは?と言った監督の問いかけが、心にいつまでも残る作品でした。
モヤモヤ
邦画はこういうモヤモヤした作品は多いですが。。
ぽかーんとしてしまう終わりは桐島以来かな。
自分の中で全然終われていないです。
タイトルの意味さえもよく解らない。
生まれて来てはいけない人間なんているのか。法廷で本当の事を言う人はいない。このあたりがひっかかりました。
ずっと考えられる映画も良いですな。
複数のテーマとそれぞれの葛藤
まず広瀬すずの女優としての成長を評価したい。これまでの、好き嫌いや嬉しい悲しい淋しいなどの単一の感情を表現するだけだった演技が、悲しくて辛くて怖いという複雑な情緒に加えて、年代なりの人生観や世界観も合わせて表現できるようになった。
作品のテーマはひとつではない。裁判という制度そのものに呈する疑問、司法関係者たちによって構成される、所謂司法ムラ社会の実情、真実よりも司法関係者の利害が優先される裁判の進め方など、人が人を裁くという行為がいかに様々な問題を抱えることになったかを炙り出すのがひとつ。
もうひとつは事件を通じて登場人物がそれぞれの葛藤をそれなりに乗り越えていくことで成熟していくことだ。つまり社会性と人間性の両輪がこの映画を前に進めている。その象徴的な役柄を演じたのが広瀬すずだ。役所広司や斉藤由貴の達者な演技に引っ張り上げられたような、これまでとは見違える演技で、テーマの集中する難解な役柄を見事にこなしていた。
ひとつひとつの台詞や場面を言葉で分析しようとするのは難しい。それぞれの相関に必ずしも整合性があるわけではないからだ。その整合性のなさをこの世界の混沌としてそのまま理解するのがこの作品の正しい見方だろう。
うーんって感じですかね。 よく分からない。 会話の内容もイマイチ理...
うーんって感じですかね。
よく分からない。
会話の内容もイマイチ理解できないし、
真実に興味が無かった弁護士がなぜこの事件にのめり込むのか、、、⁇
なんか描ききれてない気がします。
それとも元々脚本がそんな感じなのかなぁ
もう少しあるのかと
結局は良い人だったのか。
堀の中が平和な世界だったのか。
外の空気の中では生きていけない人だったんですね。
福山君がもっとすごく演じてくれるのかと期待してました。
すずちゃんは良かったですね。
社会派作品もいけるね是枝監督
殺人を犯した人間と弁護士、その真相。実に見応えあった。
画面的には地味なのだが退屈せず。敢えて装飾を排した演出に監督の自信と力量を感じた。
役所広司の得体のしれなさスゴイ。ヘヴィな役どころを演じ切る広瀬すずには頼もしさすら感じる。
真実がはっきりしないでモヤモヤ着地という作りだが自分はクリアに思えた。曖昧なのは彼がそう望んだから。タイトルが答えだ。
凶器、途中で変わってなかった?
冒頭で三隅が使用した凶器は金槌、重盛が検察で証拠物件を確認をした時には血の付いたモンキーレンチが映っていたが、凶器が違っていたの?三隅の犯した事件と、重盛の事件は別物だったの?ただの見間違い?頭悪い私にはモヤモヤしか残らん作品でした。2回観る元気ないし、、、誰か観た人教えてほしいなぁ。
解釈はわかれるかも
難しい、とのレビューをいくつも見て、覚悟して観に行ったので、そこまで難解には感じませんでした。登場人物たちの台詞を1つずつ考えながら観れば、そんなに意味のわからない映画ではないと思います。「生まれてこなければよかった人間は存在するのか」と「裁かれる人は誰が決めるのか」がテーマでしょうか。とにかく役所さんの「空っぽの器」の演技が素晴らしくて、圧巻でした。
是枝マジック
映像に引き込まれ、役者の熱演に心地よく振り回された。まぁやっぱり役所さんが圧巻かな。この、良い人・悪い人・生きるべき人・死ぬべき人という枠には入りきらない人。かと言ってサイコパスとか、信心深いわけでもないんじゃないかなぁ。
良い具合にモヤモヤさせられて、考えさせられました。是枝作品の醍醐味なので、私は好きですがスッキリしたい人にはオススメできません。。
役所広司さんの怪演
難しい割に、残るものは少なく、正直観ても観なくてもいい、というのが全体通しての感想です。ただし役所広司さんの演技は怪演と言っていいでしょう。そこだけが不気味な余韻を残して映画が終わります。
「三度目の殺人」の意味は映画を観終わっても私はよくわかりませんでしたが、友人と話していて、ああそういうこと?と理解しました。主題となるものは福山さん主演の映画で「容疑者Xの献身」と共通するものを感じます。ですが福山さん・役所さんら俳優陣からの演技からはいまいち伝わりませんでした。
監督と俳優陣との考え方に微妙な食い違いがあるのかも。その点を踏まえ、役所さんの演技も踏まえ、評価は3.0としました。
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