三度目の殺人のレビュー・感想・評価
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難しいと言うか…
問題提示てんこ盛り。
ストーリー的には、
先の展開が見え見えで、最後にやられた感を期待したけど、へ?終わり?
って感じでした。
ただ、どんだけ詰め込むの?
って問題提示山積み!
なのに答えなし?
作り手側の考えは?
理不尽に感じてる現代社会の問題点、
誰が観ても何かは引っ掛かるだろうくらい、範囲の広さ(笑)
最後の最後に、この作品は何を伝えたかったか考えて下さい的な
『ただの器?』の台詞
丸投げか?とも思ったのですが、
『死刑宣告を受けたのにもかかわらず、
その話しは素晴らしい、だの、
私は、人を傷つけてしまう人間、だの、
自分の行い、現状に向き合う事をしない』
こんなに深刻な問題ばかりの世の中を他人事、自分の中心になりがちの人への
「あなたはただの器ですか?」って投げかけなのか?
って思いました。
わからない
そして、真実は観客に委ねられた。
これは映画ではない…
楽しめなかった
個人的には合わないが…
三度目の殺人とは…
三度目の殺人とは結局どういうことだったんだろう。という風に見た後に感じました。
俳優さんはみな素敵な演技だと思いました
役所さんはあんな猟奇的というか不思議な空気感のある殺人犯を演じてることがすごいおもしろかったです。
福山さんが演じるのは仕事出来るクールな男、だけど家庭は上手くいかず三隅に翻弄されていく…。
広瀬すずちゃんが演じる役はとてもダークな役ですが、やる役でキャラと普段のイメージが変わるなとほんと思う人かな
あと、斉藤由貴さんは最近悪い女の役が似合いますね
悪女とか小悪魔な感じがとても合う気がします。
最近の邦画映画の終わり方で曖昧というか
もやもやとした感じ、見る側に考えさせる終わり方。
うーん、微妙な感じもします。
心情の描き方が見事
私は是枝監督の作風が好きで、今回は何と言っても役所広司がどのように絡んでいくのかがとても楽しみでした。
始まってみるとやはり役所の演技が一歩深いところにあり、凄みすら感じます。
途中から福山雅治が役所の芝居に引っ張られている感じがするのですが、それが作品の中の二人の関係性ともリンクしていてとても面白いのですね。
そうした「重なってしまいそうになって重ならない二人」を、面会室のアクリルを使い見事に表現しています。
この手法が本当に見事で、見ていてこちらも引っ張られるのを感じました。
監督は作品の中で全ての答えをはっきりさせない描き方をしますが、本作も同様な作りでどこか引っかかりがあります。
が、そうした「フック」が作り手の狙いでもあるのでしょう。
それでいて最後に「三度目の殺人」に気づくように作っていたりもするんです。
真実そのものの意味とは?と言った監督の問いかけが、心にいつまでも残る作品でした。
モヤモヤ
複数のテーマとそれぞれの葛藤
まず広瀬すずの女優としての成長を評価したい。これまでの、好き嫌いや嬉しい悲しい淋しいなどの単一の感情を表現するだけだった演技が、悲しくて辛くて怖いという複雑な情緒に加えて、年代なりの人生観や世界観も合わせて表現できるようになった。
作品のテーマはひとつではない。裁判という制度そのものに呈する疑問、司法関係者たちによって構成される、所謂司法ムラ社会の実情、真実よりも司法関係者の利害が優先される裁判の進め方など、人が人を裁くという行為がいかに様々な問題を抱えることになったかを炙り出すのがひとつ。
もうひとつは事件を通じて登場人物がそれぞれの葛藤をそれなりに乗り越えていくことで成熟していくことだ。つまり社会性と人間性の両輪がこの映画を前に進めている。その象徴的な役柄を演じたのが広瀬すずだ。役所広司や斉藤由貴の達者な演技に引っ張り上げられたような、これまでとは見違える演技で、テーマの集中する難解な役柄を見事にこなしていた。
ひとつひとつの台詞や場面を言葉で分析しようとするのは難しい。それぞれの相関に必ずしも整合性があるわけではないからだ。その整合性のなさをこの世界の混沌としてそのまま理解するのがこの作品の正しい見方だろう。
うーんって感じですかね。 よく分からない。 会話の内容もイマイチ理...
社会派作品もいけるね是枝監督
殺人を犯した人間と弁護士、その真相。実に見応えあった。
画面的には地味なのだが退屈せず。敢えて装飾を排した演出に監督の自信と力量を感じた。
役所広司の得体のしれなさスゴイ。ヘヴィな役どころを演じ切る広瀬すずには頼もしさすら感じる。
真実がはっきりしないでモヤモヤ着地という作りだが自分はクリアに思えた。曖昧なのは彼がそう望んだから。タイトルが答えだ。
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