三度目の殺人のレビュー・感想・評価
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人って難しい。
何が真実で、本当で、何が嘘なのか。
誰が裁いているんだろうか、何を裁いているんだろうか。
誰のために、何のために…。
延々と続く答えの出ない思いがぐるぐる回る。
最後まではっきりした答えはでずにすっきりしないが、人の思い考えはそれぞれであり、複雑に絡み合っているんだよな。
社会の大半は白黒つけられない曖昧で成り立っている。
広瀬すずは感情を表に出さぬ難しい役どころだったけど見事でした。
面会時に二人の顔が重なっていくシーン、とても新鮮で魅入ってしまうアングルで良かったな。
役所広司のどれが本当でどれが嘘なのか分からなかったけど、きっと伝えたいのはそこじゃないんだろう。
んー、考えさせられる。
難しい作品でした。
評価し辛い映画ですね。
事件の真相・真実を知りたくてこの映画を観ていた人にとっては、つまらないと感じるでしょう。
この映画の本質は何処なのか?
正解は無いかも知れませんが、私的には皆さんのレビューを元に別の視点で最初からこの映画を観ようと思いました。
事件関係無く、登場人物の人間性を特に。
ホント出てくる台詞は考えさせられるモノばかり。
生まれて来なければ良かった。
産んでくれてありがとう。
死んで当然。
死んで当然なんて人間なんていない。
誰を信じれば良いのか。etc...
観る側の人間性を問われているかの様。考えさせされる言葉が並びます。
選択の自由なく、人間と言う器に入れられた我々。
事を運ばせる為には人間性さえ無くさなければならない事もある。
そんな人間に寄り添わなければならない事もある。
人間に生まれなければ、こんなに考えなくていいのかな?とも思ったりするし、考える事が出来るから、こんな映画の「罪と罰」が存在するんだろうなとも。
私個人としても結論は出ませんでしたが、結論が出ないのが「正解」と思えてしまう訳で。
長々とすみません。
人間って何でしょうね。
そう思わせてくれる作品です。
評価が高いので見ました。
オンデマンド配信の有料で見ました。映画館に行く暇がなくてとても見たいと思ってたので配信すぐに見ました。皆さんが書かれてるように深く考えずにみて途中寝ては戻しての繰り返しでした。私は是枝監督の作品が特に好きな訳ではなく海街も他の作品も見ましたが淡々としすぎていて見た後に何も残らないのが印象的です。好きな方はごめんなさい。
三度目の殺人は本を読んでいなくて法廷映画
だと思っていました。是枝監督は日本の法曹界はこんなもんやでと言いたかったのかなと思いながら暗くあくまでも暗く描き続け
役所広司の演技力と広瀬すずの演技力のみが
映画をなんだかとても考えさせられる良い映画 と勘違いさせられ、最後まで見るものに考えてあなた方のお好きに解釈してください。的に終わりました。カナリア 十字架、意味があるのでしょう。元判事に送った葉書色々と小さなところで考えなくてはいけないのでしょうね。でも私には何も残らなくてオンデマンドでお金払ったから最後までみてしまおうくらいにしか思わなくて.いい映画か悪い映画かは見る人の好みの違いで仕方ないにしろ
この映画が日本の一番の映画(アカデミーをみて)なのが何故かとても残念でした。映画館で
正規の料金払って見なくてよかったと思い
関西人の私はなんかひとつくらいはっきりさせたらええんちゃうと思い(笑)そういう思いは残っても是枝監督から映画を通しての思いは何も感じず何も残らず。法曹界に対してのイメージだけがとても残念でした。
答えがないのか
事件の真実よりも勝ちにこだわる弁護士。
事件について、自分の証言をころころ変える容疑者。
弁護士は、死刑を軽減させようと色々なことを調べて戦い方を決めるが、容疑者の言い分が変わり苦戦する。しかし、決定的な真実が出たので、勝てると思ったが、また容疑者が言い分を変えた。その結果、容疑者に死刑が言い渡される内容だった。
全体的に暗い話でしたが、なぜか話の中に吸い込まれてしまいました。
取り調べのセットでのやり取りはとても緊迫している雰囲気が伝わってきました。
話を見ていてら、だれが本当のことを言っているのかわからなくなり、結局、事件の真実もわからなかったのが残念でした。このような話は、個人的にはちゃんと真実が知りたいです。
これは、サスペンスではない
真実は、結局明かされないのだから。でも多分、弁護士が言うことに間違いはないのだろう。作品が言いたいのは、真実とは関係なく命を自由にできる機関があるということ、それに従わなければいけない社会があるということなのだろう。3度目は、ミスミへの殺人。
真実?三度目?
初めは真実なんてどうでもいいと話していた重盛も、
意図的に弁明を変える三隅に真実を求めるようになる。
ただしその真実は結局誰にも明らかにならないし、タイトルの三度目の意味は自らが死刑となることなのだろうか?
役所広司さんの演技が凄い!
最後まで自分が犯人だと言い張り、誰かを庇い続ける直向きな中年犯罪者を演じて、途中で証言をコロコロ変える奇行を繰り返す犯人!
しかしそれは明らかな理由があったとしたら…
非常に満足しました!
裁く、ということ。
主人公の弁護士同様、役所広司演じる三隅という男に翻弄され、ぐいぐい飲み込まれる。
こうであってほしい、と願う人の気持を汲み取るような、欺くような。怖ろしくも魅力的な三隅。
本作で暴かれたのは日本の法制度や裁判の欺瞞や矛盾。
裁くことの難しさを十分に感じる。
法廷は真実を裁く場ではないからこそ、真実にこだわらなかったエリート弁護士。
彼に芽生える、三隅の良心を信じたいという思い。それはもう願いに近い。
真実は何なのか?は観客に委ねられている。
咲江の父を殺したのはいったい誰なのか。
一度目の殺人も、二度目の殺人も、三度目の殺人においても
三隅は 私刑、という形で彼の正義を貫き通したのではないか、という考えは私の願いでもある。
期待したがあまり
結局何って映画だった。
まだエンドロール流れるなよって思ってたら流れ「えーーーーー」ってなった。
見た人が考える系の映画。
好きな人は好きだと思うが私ははっきりしなくてダメだった。福山雅治も残念。
結局?
静かな映画が好きな私でも、静かすぎて疲れた。
途中眠くなった為か私の理解力が足りないのか?と思ったが、
敢えてわかりづらくしたのでしょう。
役所さんの不気味さは、すごいと思った。
でも、もう一度観ようとは思えない。
さっぱりわからん
役所広司の証言がコロコロ変わって真相がさっぱりわからん。金がもったいない。誰かさんが3回見たらわかった。おもしろい、と書かれてましたが、私のボンクラ頭では理解できません。白黒はっきりさせて欲しいです。あーあしょーもなかった。
正直よく分からない
うーん、、よく分からなかったのか
こういう作品なのか…
観終わった後に何が伝えたかったのか分かりませんでした 自分の理解力が足りないのかとも思いましたが周りの人から「分からない」と首を傾げてる人が何人か居たので難しい内容なのだと思います
個人的には原作を読まなければ映画の内容が理解できずに終わる映画は良作とは呼べません。
三度目の殺人観るたび映画に引き込まれました。
観る人を映画の中に引き込んでしまう。
初めて観た時は、頭の中にクエスチョンがいっぱい飛び交っていました、3回目位でだいぶ??が消えて裁判の裏側が見えて来ました、三度目の意味も理解出来て納得のいく奥の深い映画だと思いました。
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