劇場公開日 2017年9月9日

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三度目の殺人のレビュー・感想・評価

全495件中、461~480件目を表示

3.5三隅の生い立ちをもう少し描いて欲しかった。

2017年9月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

難しい

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突貫小僧

4.0混乱させる器

2017年9月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

犯人は誰か?

といったことは、あまり関係ない。
観た人を混乱させて、モヤモヤ感を持って帰る、あるいは起承転結がなくつまんない、あるいはひとり勝手にストーリーを解説する…正解はない。

ここが監督の狙い?

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nao

3.5考えさせられる

2017年9月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

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mz

3.5三位一体を暗喩する、人間の罪を問う作品

2017年9月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

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Naguy

4.5事件の真相、そして三度目の殺人とは

2017年9月10日
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りゃんひさ

4.0悪意

2017年9月10日
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鑑賞方法:映画館

怖い

現実なのか虚構なのかメタ的描写が挿入され、変化する証言や登場人物の心情の変遷に加え、計算され尽くしたタイミングで明らかになる新事実に観客も混乱をきたす。
結局、実際の犯罪においても目撃証言が無い限りは真実は藪の中…ということなのか。
だとしたらこの作品は相当に監督の悪意が込められている。
技術的にはいつもの是枝タッチだと思うが、観ている我々が迷い考えてしまうようなミスリードが意図的には仕込まれているので、ハッキリ言って胸糞悪い。

反面、叙情的タッチを維持しつつもこれまでとは全く異なる印象を受ける作品に仕上がっていたので、いよいよ是枝監督も更に高い次元へと足を踏み入れたのではないか。

次の是枝作品を待つだけで幸せ。

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アクシオン

3.5もやもや

2017年9月10日
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鑑賞方法:映画館

難しい

寝られる

個人的には、結論を観客に委ねる映画は好きではない。主人公の重盛の「もやもや」と同じ「もやもや」を持ってしまった。
そして、三度目の殺人とは、死刑宣告のことを指しているのだろうか?
分かりにくい…。
内容としても、あまり抑揚がなく進み、途中で眠くなったのも事実。
そして一番謎だったのは、勝ちにこだわってビジネスライクな弁護士がなぜ、弁護人になったのか?
犯人は財産なんてないんだから、おそらくは、国選弁護人なんだろうけど、そうなると、摂津が国選弁護人であるわけで、手伝いは認めるとしても、法廷でしゃべるのは、摂津がするべきでは?
結局、設定で躓いているよね…。
また、普通、勝ちに拘るのなら、当然、上告するんだよね?
私はやってません。だけど、死刑です。はい。そうですか…にはならないよね…。
だから、余計にもやもや…。

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kawauso

3.5二人に完敗

2017年9月10日
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ストーリーは考えさせられ、結論もはっきりとは分からない。
ただ、役所広司と福山雅治の演技に圧倒された。

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ムーミン

4.5号泣そして、戦慄

2017年9月10日
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泣ける

興奮

知的

これは、紛れもないミステリ。ラスト数分で、それまでの景色が一変し、伏線が一気に回収される。そして、つらい動機。涙が止まらず、帰り道、今度は震えが止まらない。こういう動機が出てくるということは、多分長い間、監督自身、鬱々とした時期があったのだろう。「藪の中」の意図も十分成功している。しかし、欲を言えば、ラストの一言、決めゼリフだが、唐突感が否めない。「藪の中」性は、終始セリフで一生懸命説明しているが、ドラマとしてそれほど立ち上がってこず、ラストでやっと、「藪の中」がはっきりと、浮き上がる。そういう意味では伏線の回収なのだが、もっと、ドラマとして、途中の段階ではっきりと「藪の中」性を、描くべきだった。もうひとつ主人公の成長。冷静、合理主義者の福山雅治の弁護士が、終盤で突然、共感的人間に変身する感じがぬぐえない。もっと、心理の変遷を丁寧に、緩やかに描いてほしかった。よって、マイナス0.5。

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みや下ミヤ

5.0所詮、真実は人により違っていて

2017年9月10日
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何が真実で何が嘘か、上映中常に考えながら見てしまいました。
段々と変わっていく弁護士が良かった。
タイトルの三度目の殺人は納得です。
終始、作品に引き込まれてました。

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tak

4.0☆☆☆☆ これは全ての証言が嘘で塗り固められている作品。 その中か...

2017年9月10日
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松井の天井直撃ホームラン

4.0素晴らしい。

2017年9月10日
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初日に鑑賞。
とても重く心に残る作品でした。
観る者に解釈を委ねる作品で、とても考えさせられたし、いまだ悶々としています。
次に観た時にはまた違った解釈が出来るのか…?という思いから、もう一度観たくてたまりません(笑)
キャストも素晴らしかったです。
淡々と進んでいく作品でしたが、とても強く余韻が残りました。
また観に行きます。

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Mi-chan

4.0_φ(・_・そういうことか、、、。

2017年9月10日
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怖い

難しい

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おにっち弐号

1.0よく判らない、府に落ちない映画

2017年9月10日
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3355

5.0結末

2017年9月10日
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結末は観客に委ねる形の映画
どのキャストも素晴らしかった

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けん

4.5真実を目的としない答え

2017年9月10日
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KinA

4.53日は悶々とする映画

2017年9月10日
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知的

難しい

悲しい

ここ数年で一番の映画。
とにかく役所広司が凄い。接見室という動きのないシーンが多いのに、一瞬たりとも目が離せない緊迫感を持つ映画。

「真実」は明らかにされず、張られた数々の伏線も、回収されないまま。
この物語での「真実」など、しょせんは犯人しか知らない、という現実そのままの"真実"を弁護士の重盛と同じように観客も思い知らされる。
そして咲江の「誰を裁くのかは、誰が決めるんですか?」というセリフがこの映画のメインテーマなのだろうけど…
観賞後、明かされない真実を悶々と考え続ける映画だな、これは。

「三度目の」というタイトルの意味を考えると、「真実」は2~3の候補に絞られるのだけど、故意にその中のどれかを決められない描かれ方をされている。
撮影に入ってからも何度も改稿されたというシナリオに、一分の隙もないから、狙い通りに悶々とさせられる映画に仕上がったのだろうな。

映像も素晴らしい。
終盤、重盛の顔を接見室のアクリル板に鏡のように反射させることによって、対面する重盛と三隅を同時に見せる撮り方、接見室や法廷の印象的な光の使い方、特に三隅や咲江への光の当て方、いずれも「映像」というものを知り尽くした人たちが知恵を振り絞って表現しようとする迫力を感じる。
「海街diary」で是枝監督ってなんて繊細な映像を撮る人だ、と思ったが、本作ではさらに映像から目が離せなくなっている。(撮影の瀧本幹也の力量も大きいのだろうが)

役者も役所広司だけでなく、みな素晴らしかった。
広瀬すずは、観客の判断を迷わせるという意味で、監督の狙いどおりの絶妙の演技。
福山雅治も、他の映画では失礼ながら何を演じても「福山雅治」にしか見えなかったのだけど、「そして父になる」と本作では「良い役者じゃん」と素直に思える。
木村拓哉も、是枝作品に出れば、ちゃんと「役者」になれるのだろうか…?(笑)
ちょっと見てみたいかも(笑)

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flying frog

4.5なんともいえない。

2017年9月10日
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悲しい

知的

是枝裕和オリジナルのミステリーは、やはり一筋縄ではいかなかった。

冒頭、三隅(役所広司)が殺人を実行するところから始まるので、彼が犯人だということは疑いのない事実として提示される。

単純な事件と思われた本件、弁護にあたった重盛(福山雅治)は無期懲役に減刑することをめざす。

ところが、三隅の供述が要領をえない。
結論からいうと、三隅は相当頭をフル回転させて重盛との接見に臨んでいた。
弁護士たちの質問に答えるだけなのだが、どうすればいいか、常に考えて話している。

映画で示されたストーリーラインは、役所広司の芝居に対して相当浅いものになっている。むろん三隅はなにも認めていないので、このストーリーラインが真実かどうかはわからない。
それだけ役所広司はすごいということだ。
昔、「CURE」(黒沢清監督)で萩原聖人に翻弄されたそのリベンジを果たした格好だ。

。。。なにをどう言っても陳腐にしかならない。
やはり一筋縄ではいかない。

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mg599

4.5それぞれの心の闇に

2017年9月9日
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最初から最後まで物静かなモノトーンな映像と語り口で綴られていくイヤミスな法廷ムービー。

犯人・役所が抱えた心の闇に翻弄される弁護士・福山。その葛藤の狭間に立ち、このストーリーの中で救われたのはいったい誰だったのだろう?
そして三度目の殺人の意味するところは何なんだろう?

とても深い心の闇を、お互いに封印し合って成り立つ社会への警告にも感じる作品。いったいラストをどう捉えたらいいのか…真犯人は…?
いろいろ考えさせられる作品でした。

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bunmei

4.0違う周波数

2017年9月9日
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果たして、

どちらが、

裁き、裁かれているのか。

救い、救われているのか。

問い、問われているのか。

その境界線が曖昧になっていく。

その曖昧さに絡め取られた途端、

別の次元の本質の気配がする。

見事な演出でした。

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十ロ九