「真相は藪の中」三度目の殺人 ミカエルさんの映画レビュー(感想・評価)
真相は藪の中
今年の日本アカデミー賞で最多6部門を受賞した法廷心理サスペンス映画。
弁護士が容疑者の二転三転する供述に翻弄され内面まで侵食されていくというストーリー展開ですが、最後には衝撃の事実が明らかになると期待したものの、真相は藪の中でスッキリしないまま終了してしまいました。
事実をねじ曲げても勝利にこだわる弁護士、仕事に追われて真実を追究することを怠る裁判官が描かれていますが、これは現実の司法界を象徴しているのでしょうか。
福山雅治はいつもと同じ福山でしたがクサい演技が抜けて熱演、広瀬すずはただのアイドルと思いきや存在感ある演技で重たい役を怪演。
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