「裁判のあり方」三度目の殺人 しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
裁判のあり方
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真実がみえない
裁判とは 問いかける作品
殺人を犯すと警察で自供を強いられ
裁判で刑が軽くなると言われ
起訴内容を言われ本人の意志に関わらず
一度自供して起訴されると
覆すことが難しい
後からやってませんと言っても
ほぼ結果は確定している
この世の中は理不尽な事ばかりで
刑務所の中がいいと言った
皆、見て見ぬふりして暮らしてる
すばらしき世界の映画な様な感じを受けた
たまたま役所さんだった事もあって
映画のなかで誰も真実を話していない
と鈴ちゃんが言った
裁く人裁かれる人誰が決めるのか
?(今のところ裁判官)
重盛と三隅の会話で
本当の真実はどっちと
思ってしまう
真実がわからない
事件の真相は一部分しか見えてなくて
本人も真実を話しているのかどうかも…
わからない(見えない)部分の方が多いのかも
と思った
三隅は
今まで自分は生まれこなければよかったと
自分がいるだけで周りを傷つける
誰かの役にたてる
人殺しでも……
役にたてる ここが真実なのか
最後の重盛の言っていた器とは
何だろう
いつも是枝監督の作品は問いかける映画です
私の考えが及ばないような作品です
作品が暗く作られていないところがよかった
この事件が多い世の中、司法マニュアルによって
裁判が進んでいく(人による忖度)
少し経って思うことは。。
三隅は最初から真実をイマイチ話そうとしない様子
真実を隠しているから供述が二転三転する
真実を知られない様に重盛の思いのままに裁判に臨む
……真実を隠すために
誰も真実を話さなかった最後まで
器とは
真実を隠すもの果たして中身は
……………。
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