「重い、ひたすら重い」三度目の殺人 としぱぱさんの映画レビュー（感想・評価）
重い、ひたすら重い
役所広司と福山雅治が織り成す、重厚な心情が淡々と流れて行く絵は非常に美しい。
あまり、動的な絵ではなく、スローモー。
そして二人の言葉は謎々。
最初はこの作品が何故日本アカデミー賞？
と思いましたが後半段々見えてくる監督の思惑にまんまとはまりました。
言葉が少なく絵も抽象的なので観る側に
もの凄くイマジネーションを要求する作品でした。それにしても役所広司は素晴らしい。
彼は日本の至宝とさへ思える。
その重厚な演技を静かな絵で作り出した
是枝監督の力量は確かだ。
疑ってすいません。
確かにエンターテイメントとしての日本アカデミー賞には物足りないかもしれないが
個人的には納得でした。
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浮遊きびなごさんのコメント
2019年2月26日
としぱぱさん、ご無沙汰しております、きびなごです。
コメントありがとうございました！ そして物凄く
今更ですが、明けましておめでとうございます。
『三度目の殺人』、
良い映画ですが、しんどい映画でしたよね。
淡々とした語りを聞いているうちに観ている
こっちもどんどん煙に巻かれて、何を信じれば
いいのかまるで分からなくなっていく感じでした。
役所広司は、画に出るだけで安心感が出るというか
画が落ち着くというか、名優ですね、やっぱり。
そうそう、ひとつお知らせしておかなければ。
『Pet Sematary』のリメイク版なんですが、
先日本国で予告編第２弾が公開されました。
ただ……もしまだご覧になっていなければ、
今回の予告編は観ない方が良いかも。
原作と映画オリジナル版を知る人にとっては
驚かされそうな変更が明かされているからです。
できれば知らずに観たかった……と軽く後悔。
今年も楽しみな映画が色々控えておりますが
（『ゴジラ』『アベンジャーズ』ももうすぐ！）、
としぱぱさんのレビュー楽しみにしておりますよ。
それではこの辺で！ ではまた！
