「深い愛情と不器用さ、そして成長していく福山さん」三度目の殺人 Shinichi Shinjohさんの映画レビュー(感想・評価)
深い愛情と不器用さ、そして成長していく福山さん
無機質な感情しかないが、器用で知的なために社会的には成功している福山さんと、
深い愛情があるが、不器用で突発的な行動をとってしまう役所さんの対比、
そして、そんな役所さんを弁護していくなかで、福山さんが成長していく姿が印象的でした。
また、映画のタイトルである「三度目の殺人」。
タイトルになるくらいなので、監督の訴えたい部分はここになるかと思うのですが、
それを思うと、役所さんの「自己犠牲的な愛情」と「司法の限界」が三度目の殺人に繋がるので、それがこの映画のテーマなのでしょう。
あまり難しく考えないほうが、スッキリ腑に落ちると思います。
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