「終始翻弄されて」三度目の殺人 テツさんの映画レビュー(感想・評価)
終始翻弄されて
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面白かったというよりは見逃せない映画という感じ
終始犯人である彼に翻弄され振り回された映画である。
結局真実がどこにあるのか?そこを明らかにしないのは現代の司法制度やら裁判や人が人を裁く上での問題点への現れとも言えるのかもしれない。(意図的なんだよな?それとも理解力不足か?)
そんな訳で終始全ての真相は明らかにはならない。誰が本当のことを言っているのかも分からないし何が正しかったのかも分からん。
タイトルの意味も分からないまま終了。
監督が描きたかった上記の司法や裁判なついてのあれこれは特に終盤に如実に表れており、疑問に思う満島は観客の視点とも言えるキャラなのだろう(質問をして登場人物達に説明させているあたりとか)
役所広司の怪演は素晴らしいし、こういう重たい役にも挑んでくれている広瀬すずも好感がもてる
様々な父娘関係が示されたが有効にはたらいていたとは思えなかったがどうなのだろう?
とりあえず他にも見た人間と論議したい映画ではあったが、自身の読解力のなさ故なのか傑作とは言い難い映画でした。
あぁ、もっと深く知りたいものだ。
もう一度見たら理解が深まるか?
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