「モヤモヤ、深いため息」三度目の殺人 優翔太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
モヤモヤ、深いため息
開始時間を間違えて10分過ぎて着席した。
もう、福山演じる弁護士と役所演じる容疑者が
ガラス越しに対峙していた。
最初に犯行場面があったに違いないが、
話が進むにつれて、犯人は?、共犯者は?
真実は? もう、訳がわからない。
最初の場面を見ていないからなのか。
見終わって、モヤモヤだけが残った。
誰か!教えて下さい。
深い人間の闇が満杯な映画でした。
皆さん、ぜひ、見て私に教えて下さい。
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blueさんのコメント
2018年5月17日
コメント失礼いたします。
最後まで、犯行動機やその詳細についても触れられてはいません。是枝作品らしいものでした。
真相解明がこの作品のテーマではなく、司法制度のあり方や法曹界の怠惰が肝なのでしょう。
映画を観た受け手に委ねられており、考えさせられる作品、難解なテーマともいえますが、なんともモヤモヤする作品でした。この感覚こそが現実そのものだということなのでしょうか。
タイトルに準えて、三度観てやっと真実に触れられる映画なのかもしれませんね。