「逃れられない使命がある。」ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
逃れられない使命がある。
初めに、ダメな僕だから英雄になれた。
ってサブタイトルいるかな?
英雄になる。と言うのは主人公の意図と反してる
気がします。
結果的に周りの人を勇気付ける存在になり、
主人公にも自覚が芽生える様は感動したけど、
英雄になれた。とは思ってないはず。
ただ前を向いて生きる事が、何処かの誰かの勇気に
なるのかもしれないと考えを改めることに親近感を
覚えた。
アメリカ万歳的なテロで足を失ったけど、
紆余曲折を経て英雄になる。って話かと思ってたけど、
ただの被害者なのに、ボストンストロングの象徴と
される事に戸惑い、逃げて逃げて周りに迷惑んかけ、
俺は被害者だぞ!と捻くれて、
どうしようもない奴だけど、
そこがリアルで、作られたヒーローじゃないことに
応援出来るなぁと思えた。
主人公はラストこそ自覚が芽生えて成長を見せてくれた
けど、発言などは何かフニャフニャしてて好きなキャラではなかったな…
お母さんの自分大好き、周りのことなんて知らん。
と言うキャラはとても良かった。
ジェイクギレンホールは凄い。
時にはヒーロー、時に悪い奴、普通の旦那も出来て、
ムキムキの格闘家かと思えば、今回は
両足を失ったガリガリの卑屈な兄ちゃん。
毎回、今回はどんなキャラなんだろうと、
その変化にワクワクする。
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