「神輿」ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
神輿
2013年のボストンマラソンゴール付近で起きた爆弾テロにより両脚を失った青年の話。
当然といっては失礼ながら自身や周辺にこの様な壮絶な経験をした人物がいる訳ではないが、母親の言い分もわかるところはあるし…とはいえ心の傷も癒えぬうちから英雄と担ぎ上げられたる苦悩とそこからの逃避が痛々し過ぎるし。
映画としては意外性が乏しかったり、序盤はやけにあっさり展開して行くのに中盤の逃避の描写が長くてダレたりとテンポの悪さはあるものの、苦悩しながら前を向いて行く主人公の姿と神対応過ぎる彼女の姿が熱かった。
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