「こういうのを待っていた。」フリー・ファイヤー mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
こういうのを待っていた。
アメリカから時々エッジの効いた映画がやってくる。そういうのはなるべく見逃さないようにしている。
そうはいうものの、ベン・ウィートリー監督も出演者たちもそれなりのキャリアがあって、それで本作のようなものを作ってしまうのだからアメリカ映画には勝てそうもない。
銃の取引にやってきた2組のグループ。ひょんなことから争いになり、血で血を洗う抗争劇に発展する。
いわゆるワンセットもので、廃工場みたいなところから誰も一歩も出ない。
銃撃戦も演じられるが、いつも観るようなものとは一味違う。一発必中を心がけるような銃撃なのだ。
シャルト・コプリー、ブリー・ラーソン、キリアン・マーフィ、アーミー・ハマーと錚々たる面々が地面を這いつくばって死力を尽くす。
「レザボアドッグス」のような位置づけの映画になる気がする。
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