「丸裸にする作品」スイス・アーミー・マン てちさんの映画レビュー(感想・評価)
丸裸にする作品
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孤島で自殺しようとしてたところに流れ着く死体。この死体がスイスアーミーナイフの如くあれにこれにとサバイバルに役立ち、喋り出し始めた死体と主人公は親友になる。
バカバカしくて、ハリーポッターの俳優ってものもあってか2人のあり得ないやり取りを嘲るように笑ってしまう。でも次第に親近感が湧いてきて、助かるラストを想像して応援してしまっていた。
そんな嘲笑や応援もラストで全て跳ね返される。周りの冷たい目、現実。自分も裸でそこにいたかのように恥ずかしい気持ちになる。
オナラに対する一つの哲学も通用せず、また自分の孤島に戻ったんだと私は解釈しました。
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