「死にたい時」スイス・アーミー・マン ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
死にたい時
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地元にいても無人島にいると感じる程の孤独な人間ハンク。そんなハンクがメニーを見つけた時の喜び方をみていると、人間って孤独にはつくづく耐えられないのだと思いました。メニーとの楽しい時間が例えハンクの妄想だとしても、ハンクは自分を変えることができました。死体から沢山の事を学べ、そして最も足りなかった生きる力を貰えました。ハンクは「生」を取り戻しメニーは海へと戻って行く。これでいいのです。人は絶望しても必ず生きる方法があるのです。そして死人は新しい命の為に分解されるのみなのです。
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