「受け入れるには無理があった。」アメイジング・ジャーニー 神の小屋より 幸ぴこリンさんの映画レビュー(感想・評価)
受け入れるには無理があった。
パケ借りした映画。
TSUTAYAのポップに「4本目に迷ったらレンタルすべき」という文面があったのでまさにそれを理由に手に取った作品なのだが、観たことをやや後悔している。
く、くどく、説教臭い退屈な映画だった。
美しかったのは小屋まわりの景観と天使すみれ様くらいのもんである。ジャケットがたまらなく美しいよね。自然の中のログハウスっていいですよねっていう…←無理やりこの映画の褒めどころを探している。
キリスト教のプロテスタント色が強過ぎてキツイ。
他の宗教者が見て理解できる内容ではない。感動出来るかどうか、というポイントに絞ればイエスかもしれないが、三位一体素晴らしい!とかって意味での感動は無い。
最も受け付けなかったのが、ほぼほぼ赦しを強要する神と精霊の恐ろしさ。
「自分の娘を殺した犯人を絶対赦さないっていうけど、お前に責めて裁く資格あんの?ww」くらいの勢いで主人公に迫る、迫る…いや無理だろ。許せないだろ。許しに救いとかないから。
理解にも及ばず、感動もなく、それでもラストには何かとんでもない救いが見出せるのかという期待を捨てきれないまま2時間以上を費やしてしまった。
キャスティングのあのミスマッチに、プロテスタントの白人は感動出来るんだろうか…。
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