劇場公開日 2017年6月9日

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パトリオット・デイのレビュー・感想・評価

全143件中、121~140件目を表示

4.5四年前の実話

2017年6月11日
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鑑賞方法:映画館

作品の出来にビックリしました。
特にラストのメッセージシーンが素晴らしい‼

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かん

4.0見応えあり

2017年6月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

知的

4年前に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件を映画化したものである。アメリカ独立戦争の開戦を記念した Patriot's Day(愛国者の日)は,国の祝日ではなく,マサチューセッツ州ほか3つの州でのみ祝日に指定された日で,4月の第3月曜に指定されており,ボストンマラソンは毎年この日に開催されている。映画の題名を「ボストンマラソン爆弾テロ事件」などという生々しいものにしたくないという配慮が感じられる。

まだ記憶に新しい事件だが,事件の詳しい流れや犠牲者の背景などは,この映画で教えられることが多かった。事故の被害の描写は徹底していて,全く容赦がない。血の気の引くようなシーンが多かったのは,見知らぬ人間に対してこういうことを行う人間がいることの恐ろしさを観客に直接訴えるのに必要だと思ったからなのだろう。血まみれの悪趣味な映画に陥る寸前で止まっていたのが救いだった。

イスラム過激派のテロはこの事件に限らないのだが,何度テロを起こしても,非イスラム国側の恨みを買うばかりで,その考え方を改めることができるなどということは絶対にないのに,何故やめないのかというと,あいつらの頭の中は,9.11 の事件がアメリカの自演だというような嘘の情報によって,実体のない一方的な被害者意識で埋め尽くされ,この状況を打開するには非合法活動でも厭わないという極限的な精神状態に追い込まれているのだと思う。50 年ほど前に日本の極左グループが行ったのと全く同じ手法で,何の関係もない市民を標的にした無残な事件を起こすという結末まで同じである。

もともと,イスラム教は異教徒に戦いを挑んで勢力を拡大してきたという歴史があるので,信じなければ殺されるという布教の仕方をして来た訳である。今のテロリストどもの中にも,恐怖で信じ込まされたという経験を持つ者がいるはずで,そいつらにとっては,恐怖は相手の考えを変えるための有効な手段であるという認識があり,他人に対しても有効だと信じ込んでいるのではないかと思われる。流石に,1300 年前の社会しか知らない野蛮な宗教であるというほかはなく,到底妥協点を見出すことはできない。

この映画では,憎しみに勝てるのは愛でしかないという主張が貫かれているようで,重要なシーンや台詞の端々にそれが感じられる。だが,それはキリストの説法にあるところの,右の頬を打たれたら左の頬を差し出せという話から一歩も出ていない甘い考えであると思う。向こうは頰どころか命をよこせと言っているのである。拳銃や爆弾を向けてくる相手に愛を説くというのは,憲法9条さえ守っていれば日本にミサイルは飛んで来ないという根拠のない妄信と変わりがないという印象を受ける。

この映画では,イスラムに改宗したアメリカ女性も重要な人物として出てくる。私も米国滞在中にそういう人と知り合う機会があったが,自分の権利意識については日本の女性の比ではないアメリカ女性が,何を好き好んで男尊女卑の典型の宗教に改宗するのか,全く解せなかった。イスラムでは,男性は神に仕えるだけで良いのだが,女性は神と夫に仕えなければならないのである。どんなことにも耐え忍んだ女性が尊敬の対象になるなどと,男の都合のいいように作られた価値観を生涯をかけて守ろうとは,憲法9条の信者より哀れに思われてならない。

ちなみに,これまでの我が国の法律では,この犯人を事件の発生後でなければ逮捕できなかった。それを計画段階で逮捕できるようにしようというのが今話題になっているテロ等準備罪である。わが国は,1995 年にオウムの狂信者どもが起こした地下鉄サリン事件で,世界で初めて化学兵器テロ攻撃を受けた国なのである。あの時も,この法案を共謀罪と呼んで反対しているのと同じ人権派組織の反対の声に押され,公安審査会が破壊活動防止法を適用しなかったことを猛省すべきで,共謀罪と呼んで反対している連中は,自分らが逮捕されるから嫌がっているだけなのである。

この事件は,発生から僅か4日で犯人逮捕に至っているのだが,その決め手となったのは町中に置かれた監視カメラの映像と,地元の警官の経験に裏付けられた地道な捜査の賜物であることが描かれていた。犯人の逃走時の銃撃戦で被弾したりする警官が誰なのか読めないというところは,まさに実話ならではかと思わせられた。ただ,主人公の警官が最初何の原因で現場を外されていたのかとか,ウィンカーを動かすと窓が開いてしまうパトカーのエピソードが必要だったのか,など,脚本にはいくつか不満がある。

音楽は全く耳に残らなかった。また,実際の防犯カメラ映像を多用した演出には感心したが,一つだけ不満だったのは,犯人らが爆弾を置いた時に,周囲の人間を見回すシーンがなかったことである。この爆弾が爆発した時に,最も被害を受ける人々の顔を,この犯人どもは絶対に見たはずなのである。そこにこそ,最大の許し難い思いが感じられるはずであるのに,何故この監督はそれを外してしまったのだろう?最後のエピソードが泣ける話であるだけに,本当に惜しまれた。
(映像5+脚本4+役者4+音楽2+演出5)×4= 80 点。

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アラ古希

3.5

2017年6月10日
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爆発の瞬間は、なんの前ぶりもなく容赦無く人々を傷つけた。

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ぽじのふ

4.0戦う警察官と、愛で前に進むボストン市民の実話を丁寧に、且つ、映画と...

2017年6月10日
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戦う警察官と、愛で前に進むボストン市民の実話を丁寧に、且つ、映画として楽しめる創りで緊迫感途切れず見せ切った良作でした。一人一人の姿勢と、胸を打つ台詞に涙。
Boston strong。

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まだまだぼのぼの

4.0ベーコンがいい!

2017年6月10日
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ケヴィン・ベーコンが『ミスティック・リバー』のトーンでいい!作品としては実話を基にした社会派サスペンスはもうピーター・バーグ監督に任せれば間違いないと思わせる出来。群像劇としても面白いし『ヒート』のようにカッコよくないけどあまりにもリアルな市街銃撃戦が白眉

あとこれMLBファンは必見!レッドソークス(とボストンの男は言うらしい)を代表するあの選手の映画デビュー作です!

ただラスト5分ぐらいの本人インタビュー映像は長過ぎる。確かに伝わるものはあるし気持ちはわかるけどそれはソフト化された時の特典映像でよかったのでは?なんか世界仰天ニュースとかアンビリバボーの感動系のやつを見てるような感覚になった

ピーター・バーグ最高傑作は『ローン・サバイバー』

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ヒートこけし

4.5アメリカの強さが伝わる作品!!

2017年6月10日
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このテロは、マラソン中の爆発の映像が衝撃的で、その数日後のレッドソックス・オルティーズ選手のスピーチだけが、記憶に残ってましたが・・・

犯人逮捕まで、市民、警察警官、FBI、政治家が、テロに屈せず立ち向かう描写の緊迫感が、ハンパない!(◎_◎;)

面白い!って、表現は適さないですが、凄い映画作るよねハリウッド☆4.5

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eigatama41

5.0・・・

2017年6月10日
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79本目。
言葉に詰まる。
評価云々ではないなぁ。
星いくつとかで評価したくないけどね。

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ひで

4.0ちょっと場違いなふむふむ

2017年6月10日
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最近知った驚愕の事実。
『欧米人(白人)には一重まぶたの人がいない』
白人とアジア系(モンゴリアン?)の人間が程よく交互に映し出されていたので、そのことがよくわかり、妙なところで、ふむふむなるほど、と納得。

もちろん、内容の方もハドソン川の奇跡と同様、普通の人達の真摯で誠実な仕事や行動の積み重ねが事件解決に繋がったことがしっかりと描かれており、事実だからこその重みと深さが、 染み渡ってくるような感動を与えてくれました。

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グレシャムの法則

3.0ケビン・ベーコンカッコいい!

2017年6月10日
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泣ける

現場の臨場感が、ドキュメンタリー風でリアルに伝わってきた。必死に捜査する姿や実際の市民が団結する映像は感動です。ケビン・ベーコンとJKシモンズが渋くてカッコ良かった。ウォルバーグが映画オリジナルキャラとは知らんかったけど、現実に縛られない良い立ち回りですね。

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mz

2.52日連続で見に行ったけど…

2017年6月10日
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2日連続で見に行き、今度は最後まで眠らずに見れたけど、バーニングオーシャンみたいに派手なアクションシーンはほとんどなくてヒューマンドラマのようだった。ごく普通の映画で、つまらなくはないけどそんなに面白くもなかった。結果的にリピーターになってしまい、1回で済ませたかった。

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とにー

3.5テロに対する怒りは置いといて。

2017年6月9日
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とても緊迫感を醸し出す演出。

ちゃんと反吐がでる程ムカつくように出来てる犯人像。

銃撃戦の思わぬ迫力。

良き!

個人的には、犯人の妻の黒幕なのか。そうでないのかのグレーゾーンっぽいところが心に残る。

そして、冒頭のドアのシーン。
あれは、これから一人もスーパーマンは出ないよーっていう、この映画の大きなテーマの一つが暗示されてるような気がする。

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十ロ九

3.53.5

2017年6月9日
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今の日本に、ボストンと同じことができるのだろうかと考えさせられた。

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さあああん

4.0全く期待していなかったのだけど・・・

2017年6月9日
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泣ける

悲しい

怖い

とても良く出来た傑作でした。

実際の映像(監視カメラ)と映画のシーンを上手く繋ぎ合わせていて、
とても分かりやすく丁寧に、事件の全貌を描いていて、
事件解決まで観客を飽きさせない!

ただこの監督の悪いところは、実録モノの作品では、
必ずエンディングに実際の人物のインタビュー映像が入るのです!
特典映像としてなら良いのだけど、
映画本編にこれを入れるのは、俺は違うと思います。

日本では全く人気のないマーク・ウォールバーグ。
こんなに良い俳優なのに、何故、人気出ないのだろう?
やっぱり日本は顔でしか見てなのだろう。

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おじ

2.0ドキュメンタリー

2017年6月9日
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解決策がない事件は見ている方もつらい。
単なる記録映画になってしまう。
残念です。

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まる

3.5旬の話だし、大人には観てもらいたいですね。

2017年6月9日
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知的

登場人物数名の日常がドキュメンタリー風に描かれて淡々と時間が進み、ある意味最初からネタばらし的な所もあります。

題材が実際に起きた2013年ボストンマラソンテロ爆破事件ですが、どういう瞬間に起きたかは知らなかったし、思ったより微妙な時間で爆破した映像は当時映像と重ね合い凄く迫力あるものとなっていました。

惨劇が生々しく、実際最近のロンドンやロシア、ドイツの爆破テロもこの様な惨劇なのだろうと心揺さぶられる物があります。また「目を背けてはいけない」と見る側は真面目に捉え、観ている最中も観た後も考える時間をこの映画は与えてくれました。

映画としてはボストン愛はあっても、この事件解決を美化しておらず、飾る事も無いありのままの惨劇と行動を映し出している事も好感が持てました。
(アホな警官の行動も出てますし)

内容が濃くて良かったです。

犯人達の行動は自分勝手で許されるものではありません。
日本では「テロ等準備罪」が成立しようとしてますので、この映画を観て賛否を考えてみて頂ければ幸いですね。

最後にマークウォールバーグは、ポスター並みにカッコ良くは無いね。(//∇//)

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巫女雷男

1.5再現&インタビュー

2017年6月9日
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怖い

単純

捜査官や被害者の目線を主に実際に2013年に起きた爆弾テロ事件を再現した作品。+最後に実際に関わった人達のインタビュー。

事件そのものの背景や捜査の壁とか難しさは殆どかかれておらず、その部分に関してはみどころという程のものはない。
捜査官の活躍ぶりを煽ったCMや予告編が流れていたけど誰でも考えればわかることを大袈裟にみせているレベル。

色々と共感を得やすい題材だし言いたいことはわかるけど、タイトルの通りとはいえ泣きと愛国心に演出が寄り過ぎだし、テンポが悪くて長過ぎて、映画としては冗長だった。

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Bacchus

5.0baseball

2017年6月9日
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阪神大震災の時に優勝したオリックスのことを思い出しました。

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taka

4.5この街が、犯人を見つけてみせる。

2017年6月9日
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これだけ役者がそろっていたら、見逃してはなりません。

FBIや警察関係者等のほかに、たくさんの登場人物。
この群像劇、どう回収していくんだろう?とハラハラ思いながら
見ていった後半。なるほどねえー。

ところどころ俯瞰的に挿入される実際の事件の場面が、効果的。
ストーリーとかみ合っているし、臨場感増してます。

最後の方は、ボストンの町が一体となっていく姿に、涙しました。

そんなに派手さはないけれど、一度は見ておきたい作品!

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ゆき@おうちの中の人

4.5悲劇ではなく希望

2017年6月9日
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公開初日に鑑賞。「語り継がれるのは悲劇ではなく希望」この言葉には心を打たれた。「平和」は人類永遠のテーマだが、テロには強い怒りを感じるし断じて許せない。現在も世界各地でテロが繰り返されているが、この作品を通じて一人でも多くの方に当時のボストンの状況を観て感じて欲しい。街が一丸となってテロに立ち向かう姿は素晴らしく、一日も早くテロが撲滅されることを切に願う。
2017-71

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隣組
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