パトリオット・デイのレビュー・感想・評価
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実話…結果良ければではない
視点
まるで隣で見ているような…それ程までの臨場感とリアリズムがあった。
市街地で犯人が爆弾を数発投げつける。
吹っ飛ぶパトカー。轟く銃声。
カメラも驚くような絵を映す。
生々しい。
CGだけじゃない緊迫感があったように思う。
圧倒的なライブ感だった。
それはもう役者の芝居からして、カメラを忘れてるかのような演出であった。
ラスト犯人の頭に照射される複数の赤い光点にゾッとする。当時の写真だとは思うけど、それは死刑宣告にも似たものだった。
物語は凄く細部まで心血を注いで作られたようにも見える。
これはアメリカの国民性なのだろうか?
犯人が捕まった時、お祭り騒ぎのようだった。駆り出された警察官もバーで打ち上げのような状態に。
明るいなあと、つくづく思ったけど、それより印象に深かったのは被害者達だ。
勿論、選択の条件はあったんだとは思う。
全ての人が前向きな人生を歩めてるなんてことはないだろう…紹介された方々は、皆んな一様に強く前を向いてるように思えた。
それまでの人生とは全く別の人生を歩む事を余儀なくされてるのに。
「今」を生き、過去の積み重ねから逃げないように思った。
俺はあんな風に生きられるだろうか?
この世界はそんな危険に満ち溢れてはいる。
他人事ではないんだと思う。
ボストンの街を、文字通り命懸けで守ろうとした全ての人に敬意を。
悪魔にも愛は奪えない。
…んだそうだ。
映画だという事を忘れそうになるほどの作品だった。
途中、彼等の正当性を説こうとする場面が挿入されてた。
事実を知らされていないからだとか、俺たちはその真実を知っているだとか。
ただ…それが本当の事であったとしても、むやみやたらに人の命を奪っていいって言う事にはならない。
だから、彼等の考え方を受け入れられない。
Patoriots Day
新たな名コンビの誕生!
一流のパニック群像劇
実際の悲惨な事件を再現しながらエンターテイメントの提供もする。そのバランス感覚は流石です。
被害者、加害者、捜査当局者の描き分けもわかりやすく且つエモーショナル。手に汗握るクライマックスの追跡劇、結末は知っていてもハラハラしました。
今年暫定MYBEST
この映画は俳優も素晴らしいのですけど、誰か一人に焦点を当てるというよりも、群像劇なのでその場に居合わせるほどの没入感で鑑賞するといいかもしれない。
そして、撮り方も共感を呼ぶような作りになってるので、入り込みやすいのでとても、観やすかった。
実際は映画のようなわけにはいかない、もっといろいろ大変だった部分もあると思うし、映画ならではの誇張表現もあるだろうとは思うけど、途中途中に挟みこまれる実際の映像のおかげで、リアルさが増してくるため、その瞬間まで生きてた命がこの時のテロによって瞬時に破壊され、命を失う人もいて、容易く人生からいろんなものを奪っていく。
その事がいかに酷い事なのかということが心に染みわたってくる。
ボストンでの爆破テロは4年前の出来事でもあるし
記憶にも新しいとはいえ・・
単に、ニュース映像や報道で観ている僕らには。。やはり
対岸の火事という感覚は否めないし。。仕方ないと思う。
それを、群像劇にして丁寧に登場人物たちを描いてくれるので・・途中で何度か涙が溢れてくる。
「美女と野獣」「メッセージ」「インターステラー」でも泣かなかった母が・・この映画だけは感想を言おうとしたとたんに、泣きだしてしまい感想も言えなくなるほどであった。
エンディングでは、僕も涙が止まらず・・
嗚咽さえ出そうでした。
ほんとに、許せないのはテロを起こした犯人というよりも、テロに走らせてしまうような社会であり、環境だとも感じました。
最後に捕まったテロの主犯格の男の子はまだ・・若干19歳。
19歳の男の子が、銃を手にして誰かを殺さなければいけないと考えなくてはいけない世界について心底考えてしまいました。
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この映画の素晴らしいところは
単に問題提起をしてるだけではなく、全体のストーリの作りがうまくて、一瞬でも目を離せない極上のサスペンスに仕上がってる部分です。
音楽での煽り方もうまくて、よく各キャラクターの心情を表現できてました。
中盤の銃撃シーンは「ヒート」を凌駕する勢いの歴史に残りそうなほどの銃撃戦を展開してくれます。
最近は、ホントに完成度の高い作品が多くて。。
MY BEST映画を塗り替えられていきます。
今作も、間違いなくBEST入りです。
ひとまず・・
今年に入って観た映画で一番泣いた映画でした。
この監督、堅実。
ぜひ観てください!
ボストンって、いい街ですね!!!
泣ける^ ^
『ローン・サバイバー』が凄かったので観て来ました!
最近外国で頻繁の起きるテロ事件恐ろしいですね(^^;
2013年のボストンマラソンで起きたテロ事件の映画化です。
犯人はチェチェン系の移民の兄弟2人。
兄はボクシングをしていたが市民権がないから出場出来ないと言うのがあってボクシングを諦め言葉も上手く話せず引きこもり状態だったのを周りに勧められイスラム教に。
弟は秀才でアメリカにもかなり馴染んでいたようです。
特にテロ組織との繋がりもなく単独で犯行に及んだみたいです(^^;
爆破された時の状況が生々しい(^^;
足吹っ飛んでる人も(^^;
病院に運ばれて手術を受け足切断された人も(^^;
亡くなった人も(^^;
その反面FBIの捜査も早い!
防犯カメラと付近居た人のスマホ全てチェックして1人だけ他の観客と違う所を見てる人に気付き犯人と特定(^^;
観ててえっ?とか思ってるとその通りだったから凄い!
計画性の無い犯人の逃亡劇には言葉が出ない(^^;
車を盗む為に停車してた車に乗り込み持ち主を同乗させそのまま買い物してる時に持ち主が逃げ出したシーンは息が止まるほどの緊張感(^^;
驚きはその持ち主も中国からの移民だけど犯人とはまるで違いアメリカに馴染もうと必死に努力するタイプだったらしいが殺されずにすんで何より^ ^
そしてあの住宅街での拳銃、マシンガン、爆弾を使った銃撃戦は圧倒される(^^;
日本ではありえない(^^;
ラスト色んな人のインタビューが流れ泣ける。
この映画テロ事件だし死亡者も出てるし感動もするから複雑で衝撃的でした。
テロの恐ろしさ
緊張が止まらない
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