「ジェフ巡査部長の緩さと本気に魅せられた」パトリオット・デイ 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
ジェフ巡査部長の緩さと本気に魅せられた
日本人には疎い「愛国心」を終盤になり押し付けられはするが、13年ボストンマラソン当時の映像を交えながら無差別爆弾テロが血生臭く、リアリティが徹底的で終始緊張感を味わえる。
マーク・ウォルバーグ演じる地元警察トミーはオリジナルキャラではあったものの、処々見せる市民への優しさや正義感が人間味に満ちていて良かったです。
更に、ジェフ巡査部長のユーモアが合間に挟まれていてパトカーのウィンカーが壊れて窓が開くシーンに思わず爆笑した。
そして本気モードになった彼の煙草の吸い方、現場へ向かう車の運転、銃の構え方などギャップが活きて全て魅力的でした。
ただ、テロ実行犯のバックボーンが薄く知能指数も軟弱だったので、不明瞭さが残る。そして犯人を捕まえた後の拍手喝采お祭り騒ぎの街も好きになれなかったな。
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