ヘッド・ショットのレビュー・感想・評価
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インドネシア産アクションは今や世界トップレベル
タイトルに違わず、どアタマに強烈なパンチを見舞う肉体系アクションの怪作だ。イコ・ウワイスが主演しているからといって『ザ・レイド』の二番煎じのように考えるのは大間違い。これはこれで、みぞおちに激震が走るような強烈なアクションとバイオレンスをみなぎらせながら観客を追い詰めていく。身体的、技術的なクオリティもなかなかのものだが、各キャラの色付けもめっぽう面白い。武器も違えば戦い方もそれぞれ違う。こんな有象無象の只中で、決して同じことの繰り返しに陥らないコレオグラフィも秀逸。
ストーリー的にはいわゆる格闘マンガ的ではあるものの、雑魚から大ボスまで登りつめていく感覚が、特定の世代からすると実にたまらない。と同時に、最も効果的なスパイスとなっているのは、実はアクションの狭間に挿入される詩的な「静寂」なのかもしれない。このバランスに魅了され、恐れ入った。壮絶な世界に誘われる2時間。レイトショー公開はもったいない。
イシュマエルとアイリーンの恋愛要素ゴリ押しが気になる
初のインドネシア映画。キレのあるアクションが面白い。ストーリーは王道で新鮮味は無し。最初はイシュマエルの過去が気になったが、明らかになってもそんなに驚きは無かった。
序盤からイシュマエルとアイリーンの恋愛要素ゴリ押しが気になる。初対面なのに打ち解けすぎ。記憶喪失で怪しげな男をあんなすぐ信用しないと思う。
ちょっと辛口☆2つ
記憶をなくした男が浜辺で見つかり…徐々に記憶を取り戻していく格闘アクション…
って、どこかで聞いたことがあるようなストーリー冒頭だなぁ。「◯ーン◯イデンティティー」に似ているなぁ。
で、結局は「ボー◯アイ◯ンティティー」よりも「トータルリコール」のような印象を受けたな。2つを混ぜて10で割ったくらいに薄まったストーリーだったけどね。それでもそれなりにちゃんとしてたし特に不満はない。もちろんツッコミどころはあるけどさ。
まあ、この手のアクション映画はストーリーなど重要ではないしどうでもいいけどね。
やはり見所はアクションシーン。メチャクチャ面白かった「ザ・レイド」でも主演だったイコ・ウワイスのシラッド(インドネシアの格闘術)ということになるハズ!だった。
が、なぜだろう?目が離せなくなるような興奮が訪れることはなかったね。
「ザ・レイド」で見たものと同じようなレベルのアクションシーンが満載なのに、なんだか盛り上がらない。
カメラアングル、編集、音楽、効果音など、メインのアクション以外の部分がちょっと力不足だったように思う。面白い構図とかカットとか工夫しているのはわかったけど、逆に凝りすぎだったのかな?よくわからん。
映画は複合的な要素の絡んだ総合芸術ということを思わぬところで痛感させられた。アクションが同じでも見せ方が変われば薄味になる。
誇大広告
ストーリーは分かりやすく、結末も良い。
戦いを続けることで断片的に戻るかつての記憶。昔の仲間との殺し合いはキツいよな。
不満を上げるなら主人公の裏切りに至るまでの経緯、主人公の殺し屋時代のエピソードや戦闘シーンが欲しかった。主人公の深掘りが足らないように思える。
また、アクションがレイドに比べてちょっと見劣りするかも。なんか派手さ、エグさ、爽快感が物足りない。でもそこがリアルで良いかもね。
また、ベシとの戦闘の際はカメラがブレブレで若干見辛い。躍動感があるのは良いがもう少し抑えて欲しかった。
それと、DVDのパッケージの宣伝文句はちょっと言い過ぎかな。
打
意外とシリアスな展開だった。
ザ・レイドの印象が強く抜き身の緊張感というか…独特の真剣味というか、そおいうものを求めて鑑賞。
中々に凄まじいアクションではあったものの、レイド程の手に汗感には至らなくった。
案外長回しやルーズなアングルなせいかとも思うのだけど、格闘技ファンには「これぞ!」という見せ方なのかもしれない。
今回は残酷描写というか、ゴアな感じが結構挿入されてて、評価が分かれそうな雰囲気。
俺には特盛な感じでゲップが出そうな分量であった。
後はそうそうお目にかかれないインドネシアの街並みや風景なども楽しいかなぁ。
物語は起承転結がしっかりあって、さきの展開が予測できるも見やすかった。
漁師が発見した海岸で打ち上げられた瀕死の男。頭部に銃弾が打ち込まれ...
漁師が発見した海岸で打ち上げられた瀕死の男。頭部に銃弾が打ち込まれ意識不明だった身元不明のその男にイシュマエルと名付けて付きっきりで看護した医師アイリンの前で意識を取り戻した彼は以前の記憶を全て失っていた。同じ頃、瀕死の男が病院に運び込まれたことを知った犯罪組織のボス、リーはそれが誰かを確かめる為チンピラを病院に送り込む。アイリンに執拗に絡むチンピラを見かねたイシュマエルは彼女を助けようとするが瓶で頭を殴られた瞬間にとっさにチンピラを退治、自分が堅気の人間ではなく誰かに命を狙われていることを知る。
インドネシアのアクションスター、イコ・ウワイス主演最新作ですが意外にこぢんまりとした作品。しかしながらバイオレンス描写は容赦なく、狭い廊下で警官隊と囚人達が至近距離からマシンガンで撃ち合うシーンやジャカルタ行きのバスに乗るアイリンを拉致するためにバスの乗客を全員マシンガンで蜂の巣にするシーン等凄惨極まりなし。それでいてイシュマエルとアイリンの純愛描写はこちらが恥ずかしくなるくらいロマンチックな昭和の東映調で、血生臭くも美しい小品でした。
期待を裏切らない。
今回も期待を裏切らない。
とにかく、イコさんの敵は強い。
それぞれの敵にキャラと格闘スタイルの違い、場面での見せ方。
レイド、レイド2、残虐さは増すがそれはそれでいい。
ストーリーは単純だけど良くできて、アクション以外の描写や音もよかったです。
特に、ラストファイト後の雨。
格闘シーン文句のつけようがなく素晴らしい。
レイド2.5
イコさんのアクションは相変わらず流石ですね。レイド2のころよりちゃんとシェイプアップしてるし。
ストーリーはどっかで100位きいた事ある話なんで、そっちは置いといて、とにかく残酷アクション大好きって人にオススメ。
これ自体レイド3までの繋ぎみたいな作品なんで、早いとこレイド3作って下さい。
でも最後のシーンは俺も好きですね。
切なくなるストーリーであったがバイオレンス度はUPしていた!警棒v...
切なくなるストーリーであったがバイオレンス度はUPしていた!警棒vsショットガンで警棒の方に恐怖を感じる世界観は流石だ☆新しい警棒の使い方を見つけた♪過去最悪の使い方だ…
全てにおいて「The Raid」の強化版
「The Raid 1,2」のような警察の汚職、組織の抗争といった小難しいものはなく単純明快なストーリーなのでわかりやくす世界観に入り込めます。
「The Raid2」では少なかったベリー・トリ・ユリスマン、ジュリー・エステルのアクションもセリフも大幅に増えてますし、敵キャラのキャラクター性も深みが増してます。
イコ・ウワイスも完全無敵な男ではなくボロボロになりながらも勝利していく姿がかっこいい。ともかくアクションに尽きる最高の映画でした。
記憶のなくなったスーパーヒーローが攫われた彼女を救うで賞
単純明快なストーリー!
王道すぎて若干浅いけど、
そこを補うアクションと、
ベタベタなロマンス!ラブ!
上映終了間際に
すべり込みで観たが、
正解だった。
感情移入とまではいかないが、
主人公を応援せずにはいられぬ
圧倒的不利な状況からの挽回!
さすがにヒロインと主人公の、
急接近具合にはツッコミをいれたいけども。
なかなかよかった。
皆強すぎ!
おっかねーなー、と。
インドネシア、バイオレンス過ぎ。
情け容赦なく無差別に人々巻き込んじゃうし、躊躇なく警官ぶっ殺しちゃうし。オープニングからなんでこいつが味方についた、とか説明する暇なく狭い監獄で至近距離の銃撃戦。バスの中やら署内やら逃げ場がなくて手に汗にぎるバトルが炸裂。それでいて、どれも痛そう…。
ただただバイオレンスを見たい人にオススメ。
ラスト超好き
格闘シーンが凄いし、「痛い、痛い、痛い」って思う攻撃をすんだよね。目に乾電池ねじ込んだり。もう、それ観てるだけで面白かったな。しっかり闘ってるからカメラ揺らさずに見せて欲しいってのはあったけどね。
設定がいいなあと思った。記憶を取り戻すにつれて、どんどん主人公が辛くなってくのが。
最後の格闘でヒロインが助けてくれるところと、病院で「俺の名は『イシュマエル』」って言うところがすごい好き。これだけベタにやってくれるのが良かったな。
シラット見たい~
誰もそんなこと言ってないから私の責任ですがイコウアイスが全然シラット使わないし、ヤヤンルヒアンも出てこない!せめてイコウアイスの肉弾戦は変なストロボ撮影やめてほしかったー...
早く初作と同じスタッフ&キャストでレイド3作ってくれー!
こってこて
脚本、演出、演技は期待出来ず、ストーリーもお約束の哀しい生い立ちに立ち向かう系の格闘アクション。
超至近距離の銃撃戦や殺したいのか生け捕りにしたいのか訳のわからない乱射には思わず草。
しかしながら格闘戦は迫力満点で気持ち良い。
想定を超えてはこないけど、期待を裏切らない仕上がり。
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