「んー、そこまでは、」ヒトラーに屈しなかった国王 みけいさんの映画レビュー(感想・評価)
んー、そこまでは、
シーンが流れてるなか、いきなり暗転、中断して場所も変わって転換する演出、構成は、自分には合わなかったかなあ。
わざわざいったん暗転させて途切れさせなくてもいいのに、と。
大使の密談での主張もドイツの自分勝手、自分たちから侵略しててよく言うよ、と。
結局は武力を背景に一方的に要求を言ってきて、それでノルウェーが救われると?、それなら祖国ドイツに「侵略をやめろ」と言えばいい、そう言える身分でないならそんな交渉だの密談だのもムダだろう。
理不尽極まりない。
それでも抵抗したのはよくても、んー、その部分も濃いわけでもなく、あっけなく感じたり。
それにしてもしかし、いつの世も、他の国に迷惑かけて「侵略、占領」するなんて、自分たちの国がある意味愚かだと自覚ないところがやるもんだ。
そんな国が他からも支持されて好かれるなら、そんな国は進んで自ら併合でも吸収でもされるだろうに、どの国もそんなことはないわけで、そんな近隣諸国に武力や暴力で従わせる、威嚇だの侵犯だのやって、幼稚で愚の骨頂でもある。
そんな国が嫌われるのは万国共通、「自分たちがされたら怒るくせに」、それでもあえて他の国に迷惑もかけて恥もなにも顧みない方が幼稚で愚か。
今のこの現代でもいまだにそんな国もあって、この映画の時代のこんな悲惨な、理不尽さから学ぶことができてない国があるのも残念だ。
コメントする