ディストピア パンドラの少女のレビュー・感想・評価
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原作ものということで、発想やテーマはすごい。感染元の設定のおかげで...
原作ものということで、発想やテーマはすごい。感染元の設定のおかげで、今までのゾンビものでハテナだったいろいろにうまい説明がついてるのが良い。
そして人間の絶滅=世界の終わりとか言っちゃう理不尽にきっぱりツッコミを入れてる。
映画としてはメラニーかわいー、くらい。物足りなくて原作読みたくなる。
主人公が
産まれたときからゾンビ・・・と言っていいのか!?と言うのは斬新。
しかも、普段は高知能で倫理的というのも。
が、最後に木を燃やし胞子を撒き散らしたのが?。
旧人類を滅ぼし、自分達=セカンドチャイルドの世界にするつもり!?だったのか・・・
女教師はこの後、どうなるのか?
ある意味、最期まで斬新だった。
次世代ゾンビ映画
本当に全く新しいゾンビ映画かも
いわゆる「ゾンビ映画」と言えなくもないが,ゾンビ化のメカニズムやストーリー展開は唯一無二で,既存のどの作品とも似ても似つかない。実に個性的でオリジナリティのある作品だと思う。2014年に発表されたM・R・ケアリーの手になる同名小説が原作となっており,映画化に際して著者自らが脚本を手掛けただけのことはある。
原題は『The Girl with All the Gifts』なのに,なぜ邦題が『ディストピア パンドラの少女』となるのか理解に苦しむ。確かに舞台は近未来のディストピア世界かもしれないが,この映画の本質が人間とウィルス,あるいは人間と「セカンド・チルドレン」の共生にあることは明白だろう。
主人公のメラニーは極めて特殊な「セカンド・チルドレン」ではあるものの,だからといって彼女を「パンドラの少女」と表現するのはちょっと違うと思う。なぜなら彼女は「最後に残った希望」ではないからだ。本編のラストで明るい未来を感じさせるシチュエーションが描かれているが,よくよく考えてみればそこには一片の希望もない。メラニーは地球上にただ一人残された「先生」と「セカンド・チルドレン」をつなぐだけの存在だ。このラスト・シーンから「希望」を汲み取るのはかなり難しい。
とは言え邦題の意味不明さを除けば素直に楽しめる作品であることは事実。オーディションで500人の中から選ばれたセニア・ナニュア演じる主人公メラニーの生き生きとした表情が印象的だ。
読んでもないのに絶対小説>映画 なんだろうなぁと思った
単なるパンデミック系近未来ゾンビ映画ではなく、1歩先を見据えたスケール作品。原作の小説はさぞ名作なのだろう、とこの長ったらしくもある映画を観て思った。
大量の感染者の中でなぜか抗体を持ち…っていうタイプならまさにバイオハザードの二の舞だけど、主人公メラニーは感染者でありながら人間と同じかそれ以上の知能を持つプロトタイプ。人類の救いとなる為に赤ん坊の頃から厳重な拘束状態で生活してきたが、成長し様々な知識を得て世界を観ると自分の置かれる状況に疑問を抱き始める…という至極自然な感情の動きがきちんと描かれていて、衝撃的とも言えるエンディングもすんなりと受け入れたくなってしまった。
災厄をまき散らしはしたが、たった1つの希望だけは守ろうとしたメラニーはまさにパンドラの箱のような女の子。行動前に自分に「人類を救う代わりの死」を求めた博士に対し、自分はアイデンティティを持った生き物か?を繰り返し問い、その答えを受けて「ならなぜ人間の為に死ぬの?」という何とも純粋でシュールなコメントを返す。メラニーと仲間たちがこれまで受けてきた扱いを考えれば、人間の為に死ぬ事に意義を見いだせないのは当然だ。
全体を通せば結構面白かったなぁと思うんだけど、中だるみが激しく退屈になってしまった事と、パディ・コンシダイン演じる軍曹の最期が若干やっつけ感が出てしまっていて悲しみの涙も引っ込んでしまったところが残念。
アレとアレを足したフワフワ映画
オールドスクールなゾンビ映画では無く
アイアムレジェンドのような感じ。
タイトルは忘れたが
植物に意識が生まれて、有毒な花粉をバラまく映画が昔あったんだけど
その映画では意識を持ち出した植物たちが、人間が吸うと自殺や殺傷行動を起こす花粉をバラまくという設定だった(たしか)
その映画と【アイアムアヒーロー原作】の設定を足して4で割ったような映画。
つまるところ、極まってない!
設定やストーリーは出尽くしてる近年
だとしてもっっ、脚本家が昇華しきれていない。
中盤からフワフワとしたストーリーを巡らされて、無理矢理に言いたかったのであろう結論に着地させられる。
とはいえ、そこまでヒドイ映画ではないので、ちゃんと時間潰しになりますが
2日後には内容忘れてる感じ。
なんじゃこりゃ
人間の存在価値を問うようなSF映画は好きなので、楽しみにしていたのですが、、、なんだこりゃ( ̄~ ̄;)
設定はおもしろい。でも要所要所にツッコミどころ満載で、アイロニックなコメディかと思った。真面目に観るにはアホらしすぎる。
・まず素手のゾンビにやられる軍事施設、て何?シェルターも用意せずに重要な実験?を行う、て設定がチープすぎる。
・その施設の気持ち悪さが戦前な感じで未来感ゼロ。
・森に入ったら音をたてるな、とか言いながら、メラニーはペラペラ呑気にくっちゃべってるし。
・町に入ったら、ゾンビを避けて建物に入ったらOKだろう、ていうルールもよくわからん。
・民間人一人で見回りに行かせる、て何?
・とにかくゾンビがリアルじゃない。特に子どもゾンビ。魂が抜けた狂暴さが欠けてる。ケンカシーンは笑けた。
・スーパーで襲われた軍人の最期はマヌケ過ぎて笑けたし、軍曹かな?の最期のセリフも笑けたし、女教師の惨めな最後も笑けた。首尾一貫して理解できたのは博士だけだな。(笑)
・とにかくコメディとしか思えない。あまりの穴の多さに原作が読みたくなった。(笑)
このエンディングは
メリーバッドエンドって感じですが、これはこれで良かったです。外に出てつい猫を食べちゃって、でもマスクしてしれっと戻ってくる子が可愛かった。シャツに付いた血でバレバレなのにね。博士と対峙した時に、なんで人間の為に死ななければならないの、と言い切る強さが良かったです。きっと、新しい生命としてで新しい世界を作っていくんだろうな。
The Last of Usのような映画
ゾンビ映画
秀逸
何が起きるか分からないゾンビ映画らしい演出もあるので、凄いドキドキした!。そして、新しい手法として人間とゾンビの共生も扱ってるから面白い。ただ、主役のメラニーと姪っ子が似てるから痛々しかった…。
後々評価されるかも。
なかなか
楽しめたな
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