MEG ザ・モンスターのレビュー・感想・評価
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制作途中でつまらないと気付け!!
全編に渡って鮫は殆ど出ず、中国人がメインに思えてきます。乗組員の作業や会話を観るだけで出来の悪いエイリアン映画のような印象です。ステイサムである必要はなく、また全然グロくないのでつまらないです。めぐみという名前の女性とネタで観に行こうかと思いましたが、行かなくて良かったです。
ちょいちょいイラつく
本レビューは、本編の内容に直接関わらない、物凄く些細なネタバレは含みます。読んでしまったからといって本編を楽しむのに全く問題はありません。
皆さんも書いている通り、アメリカ・中国合作です。自分は見始めるまで知らず、普通にアメリカ映画と思ってました。DVDで観賞。
始まってすぐ、日本の捕鯨に関する嫌味。やたらと出てくる中国自慢、極め付きはラストで黒人のおじさんが、ごくごく普通の中国人女性に手を振られて突然デレデレ。
主人公の2人は良いんですよ。きちんとアクシデントを協力して乗り越え、お互いを理解して恋愛に発展しています。
でも、人種を越えるレベルで美人ならともかく、全然知らないごく普通(主演女優より劣って見せるためか、普通というか…まぁ、本当にそこらにいる感じの女性です)のアジア人に黒人がデレデレすることなんてほとんどないでしょう。設定としてこのおじさんがアジア人も好きだというのが作品内で語られてるならともかく、差別云々以前に普通は他の人種の人達って、初対面じゃ見分けがつくかつかないか程度のもんだと思うので、物凄く違和感ありました。
捕鯨の話に関しては、もしかするとジョーズ3のオマージュなのかもしれませんが、ジョーズでは「何故あんなことを?」と作中で非難されています。もっと言えば、製作者側が「(捕鯨に関しての賛否は置いといても)捕鯨船だからといって攻撃するのは良くない」という立場を取っていることが、この台詞に表れています。
MEGでは捕鯨船を沈めてやったぜだか何かという台詞に対し、申し訳程度に呆れ顔して終わり。こういう所で考えが透けて見えるなと感じました。
実際ジョーズ3もたまたま最近見たのですが、上の台詞は特に気になりませんでした。MEGの時は正直不快に感じたので、調べて漸く中国と合作だと知りました。だからあの台詞入れたわけか、納得。一緒に見た家族も不快だとこぼしていたので、気にし過ぎということもなく結構あからさまだと思います。
ヒロインに中国人が起用されようが何とも思わないし、事前に調べてから観に行くタイプではないので、観た後で中国資本の映画だとわかっても、内容が面白ければ特に不快感を持ったりはしません(ていうか中国映画も普通に見ます)が、この映画はやはり中国ゴリ押しだったなと自分は感じました。
「中国が気に入らないから中国が出てくるだけで何でも気に障るだけだろ」と書いてる人がいたので、一応。
日本は外国の映画を入れる時、宣伝にお金をかけるかどうかでほぼ売れ行きが決まる気がします。
実際、最近日本に大々的に宣伝されて入ってくる映画は中国資本のものが増えました。増えたというか、アメリカ映画に擬態して(実質)中国の映画が入ってくることなんて今までありませんでしたが。
MEGはその良い例だと思います。観に行く人はかなり多かったようですし、公開前から宣伝しまくりでかなり話題になっていましたし、レンタル開始時もレンタルショップでかなり広告打って派手に宣伝してましたし。
実際、映画に全く興味のない家族が突然「見たい」と言い出したために、自分もレンタルショップで借りてきたクチです。
で、見たいと言ってた家族も、実際見たらやはり中国のゴリ押しと強く感じたらしく、途中で「大して面白くないし、中国ゴリ押ししつこいし、もういいや」と言われました(折角借りてきたのに…)。
もちろん家族も、内容が面白ければ中国映画でも気にしません。むしろ昔はキョンシーやブルース・リー等の中国映画よく見てて好きな方かと。
結局何だかんだ言いつつ最後まで見ましたが、見終わって少し経ったらもう内容が霞んでくるレベルのストーリーの薄さ。
最後に「ピピンーーー!!!」「ピピンーーー!!?」って騒いだことしか覚えてません(多分皆そこしか記憶に残らないし、そのピピンすら時間が経つと何のことか思い出せなくなると思う)。
CMで散々流してた、女の子の後ろからでっかいメガロドンが大口開けて寄ってくるあのシーンですが、正直大画面じゃないと一瞬「?」となるくらいには目立ちません。映画館ならヒエッと思ったのかもしれませんが、自宅で見るならよほど大画面かつ画質の良いTVじゃないと、「あれ、ここCMで見たシーンだから後ろにメガロドンいるはず」と思って目を凝らして見付けるレベルです。少なくともうちのちょっと古めのノートパソコンではそんな感じ。
しかも迫力があるシーンはそこだけ。他に緊迫するシーンはほとんどなく、メガロドンがそもそもあまり接触してこない。よく見えない。
ただ、ヒロインの娘役(CMでメガロドンの前にいる子)が良い味出してて、そこは良かったです。ていうかピピンと娘しか記憶に残ってない。
☆5つけてる人のレビューを読むと、ステイサム格好良いの、4DX初体験で迫力が凄かったのというレビューが多くて安心しました。つまりはその程度の内容です。
こんな内容でもステイサムが格好良ければ良いなら、MEGよりワイルド・スピードやトランスポーターを見た方が絶対に良いと思いますが。
さて、「中国作品っぽい」でも「中国の雰囲気が感じられる」でもなく、あくまで「中国ゴリ押し」と悪い印象に映ったのは何故でしょう。
個人的には、アメリカと合作にしたのはスタジオや技術、世界に対するネームバリューを借りたかっただけで、一緒に映画を作りたい、というわけではないのではないかと思ってしまいました。
見ていて一番思うのは、偏見もあると思いますが、「アメリカ映画らしさ」と「中国映画らしさ」がうまく融合されておらず、いつものアメリカ映画らしく撮ろうとして中国が口出ししたんだろうな、というような空気をヒシヒシと感じるシーンがたくさんあることです。
今調べたら、監督・脚本共にアメリカ人ですが、総指揮がアメリカ人と中国人1人ずつらしいので、やはりそうなのかも。
そのせいで上記のように感じられたのかなと自分では思っています。
もちろん合作なのだから多少口出ししてもおかしくはない、というかして当然だろうけど、恐らく、所謂「お国柄」の感覚を相手の国が理解できていない(このシーンを何故そういうオチにするのかわかっていない)まま、意見を押し通されて渋々それに従った…というような雰囲気を随所に感じます。圧力というか、「作らされた感」があるのです。
皆さんのレビューを拝見して、中国推し過ぎで嫌とか何とか書いてあるのは、中国人がやたら出てくるとか、舞台が中国ばかりとかそういうことではなく、そこら辺の不快感が関係しているのではないかと思います。
単純にアメリカ側が悪い、中国側が悪い、ではなく、相互理解をもっと深めてから撮影すれば、もっと良い物が撮れたのではないかなと残念でなりません。
実際、テーマは良かったかと思います。そして、こういったパニック映画の中では恐らく破格のお金を使っていると思うのです。
でも、中国映画の得意な「映像の綺麗さ」も中途半端、アメリカ映画の得意な「派手さ」も中途半端。かといって初代ジョーズのような緊迫感を煽るようなうまい仕掛けがあるわけでもない。
確かに皆さんステイサムが格好良かったと書かれている通り、ほとんどステイサムのアクション魂によって成り立っているところに、CGで装飾を加え、中国の感覚をぶち込んだという感じ(それはそれでステイサムが凄いですが)。
お金をかけてもこうなることがあるんだな、の典型的な例かもしれません。
あと、宣伝にお金をかければ内容がショボくても話題になるんだな、の典型的な例ともいえます。
そこそこ暇つぶしにはなりますが、腰を据えて見る映画ではありません。金の無駄。地上波でやったら見れば充分です。捕鯨船のシーン、カットされたりして。
つまらなかったと言う割にめちゃくちゃ語ってしまった。
B級サメ映画(笑)
娯楽映画としてみれば
登場人物が見事に全員抜けてます。
あれだけの船員、研究員がいて
なぜ非常時にその判断してしまうんですかと…
サメがいるとわかっているのに
よくもまぁ船から人が落ちる。
危機感、危険予知能力0。しかも全員。
ですが良いところもあります。
ジェイソンステイサムがやはりハンサム。
それと鉄の塊であるクレーンブームが当たっているのに
無傷で生還したタトゥーの女性には拍手。
観賞するなら頭のネジを緩めてから
ただの娯楽映画として見るなら楽しめます。
"最凶"メガロドンVS"最強"ステイサム!
"MEG" シリーズ第1作。
レンタルDVDで鑑賞(吹替)。
「JAWS/ジョーズ」以降、数多くのサメ映画が製作されて来ましたが、殆どが低予算のC級やD級。サメの頭が3つあったりロボット兵と戦ったり竜巻と一緒に飛んで来る(どれも嫌いじゃないけど)、珍作・迷作ばかりでした。
そんなサメ映画に新たな一石を投じた本作。ジェイソン・ステイサムを筆頭に有名どころの俳優・スタッフが揃えられ、万全の体制で製作されていることが喜ばしい限り。久々にサメ映画がメジャーに返り咲いたようで感慨深かったです。
本作のサメはただのサメでは無く、絶滅したはずのメガロドン。前人未踏の深海で密かに生き永らえていたのでした。
クジラをひと飲みにしてしまうほどの巨大ザメ。その猛威たるや怪獣レベル。怪獣好きとしては心底堪らなかったです。
サメ映画の定番を盛り込み、抜群の安定感でした。メガロドンがとてつもない迫力で釘づけになりました。でも、メガロドンの巨体と獰猛さを活かして欲しかったなぁ、と…
研究所を破壊するとか、ジャンプしてヘリを落とすとか、そう云う描写があっても良かったんじゃないかと思いました。
大きい割には人もそんなに食べていない印象。つまり血の量が足りない。そして海が血に染まらない。不思議だなぁ…
数々の映画で最強ぶりを見せつけていたジェイソン・ステイサムも、さすがに今度ばかりは勝手が違ったようです。
人間相手のようにはいかない。それでも彼は紛れも無いヒーロー。自らの危険を省みず、果敢に立ち向かっていく。
彼のヒーローっぷりに、みんな着いて来てくれる。「奴を倒す!」と言えば満場一致で一致団結、スリル炸裂の水中大決戦へと雪崩れ込んでいくこのテンションが大好き。
期待していた生身のアクションは殆どありませんでしたが、クライマックスのMEGとの一騎討ちに集約されていたので全く文句無し。彼に敵はいないのだろうか?
メガロドンの末路は弱肉強食の摂理を見せられたようで、「諸行無常の響きあり」なラストまで目が離せませんでした。自然には敵わないってことを痛感させられました。
[余談1]
最終的に別れた奥さんと復縁するのかと思いきや、「そんな設定ありましたっけ?」的な曖昧さでリー・ビンビンといい感じになっちゃうのもさすがステイサムでした。
[余談2]
ピピンが無事で良かったです。
海を泳ぐ姿がかわいかっただけにホッとしました(笑)。
[以降の鑑賞記録]
2020/08/08:土曜プレミアム
※修正(2023/08/10)
鑑賞記録1
ジェイソンステイサムは最強
ハラハラドキドキの展開。
まさかと言うことが起きた。
皆の想像の範疇を超えたのではないだろうか?
恥ずかしながら、MEGはメガロドンのメグだったのだと途中で気付かされた。
基本的なシャーク系の話。
ちょっと規模が大きいが…。
一点引っかかるのが、終盤メガロドンとクジラを間違えて爆薬を使っている点。
間違えちゃうかな?あの段階で。
イマイチ
他の方が中国が〜みたいなレビューを書いてくださっているので、私はあえてそこには触れません。
まぁ、B級でしたよね。
サメ映画は大抵そうなので頭を空っぽにして観ましょう。(偏見)
もっとメガロドンの恐怖さを感じさせて欲しかった。中盤の船を3隻大破させるシーンのカット、深海から這い出てくるシーンのカット、こんなにカットするなら別にメガロドンにこだわる必要はないですよね。超強いサメとか突然変異したサメでもいいんじゃないですか?
あと、意外と人が死なない。もっとばかばか人が喰われても良かった気がします。
サメ映画が大味な事に中国は関係ねェ!!!
ステイサムvsCG生物 というのはやっぱり物足りなさは感じるし、折角ならサメに体当たりされてちょっと吹っ飛ぶくらいのシーンが欲しかった。それでも生きるステイサム。
あとメガロドンが大きすぎて、なんというか全体を捉えられる映像が少ない。「うわっ!でけー!」と感動するというよりは、「何か分かんないけどでかいんだな、うん、クジラ食べちゃうし。」というざっくりとした全体像の把握が勿体無い。
ところで
中国出資のハリウッド作品だから中国持ち上げ過ぎ。みたいな評価を多々目にするが、そういう評価をし始めるとストーリーが大味な事すら中国に結び付けて批判するのだから溜まったもんじゃない。
ステイサムの元妻が映画中盤から空気化し、リー・ビンビンが代わりにヒロインとしてゴリゴリ無謀行動に走るんだけど、サメに負けてへろへろな元妻いつまでも取り上げててどうすんだよ! ただでさえ規格外の鮫と闘うのに若いリケジョにスポットライト当てて何が悪い!!サメ映画の女ってのは『ロストバケーション』のブレイク・ライヴリー除いて全員基本役立たずってのは相場が決まってんだよぉぉぉぉ!!!
中国寄り〜に思える要素を取り上げてはそのせいで映画のストーリーは大味に……って、あのね、ストーリーや脚本が繊細でドラマティックなサメ映画を観たことがあるのか?
『シャークネイド』で妻が突然改造人間として登場した事にケチをつけるのか??
そもそも台風にサメが乗って飛んでくる事を不自然極まりないとか重力を無視してるとか言い始めるのか?と。
サメという題材を無視して中国出資のハリウッド映画としてしかこの作品を見れないやつは風呂場でサメのおもちゃで遊んでいれば宜しいのです。
酷すぎてレビュー見てみたら意外に楽しんでる人がいてビックリでしたw...
ジェイソンとサメ
B級映画になり損なったが、まだ見れる方の凡作サメ映画
他の方のレビューを見ている限り、中国が関わったことで台無しだというようなレビューが目立つが、一番の問題はそこではないと私は思う。
問題なのは作品の軸が古代の巨大鮫であるメガロドンと人間の戦いという中々にインパクトがあるものにも関わらず、内容がごくごくありふれたパニック物で、尚且つそこに雑な恋愛や家族愛、コメディ要素などを入れて大衆向けにしようとしてしまった事だろう。
別にそれらが入ったら作品がつまらなくなるというわけではない。
ただし、今作に限ってはそういった大衆を意識し過ぎた作りのせいでせっかくのジェイソン・ステイサムと巨大生物の戦いという映画好きならかなりワクワクするような展開が台無しになってしまっている。
せっかく潤沢な予算があるのだからもっとメガロドンの恐怖を遠慮なく思い切り映像にして、それを無敵のジェイソン・ステイサムと戦わせて欲しかった。
と、ここまで批判的なレビューではあるが、作品自体が見れたものではないという訳ではなく、メガロドンの映像は中々に迫力があり、ラストのメガロドンVSジェイソン・ステイサムは個人的にかなり好きだった。
まぁだからこそ惜しい作品だと思うのだが。
サメ映画という魔境の中で面白い作品と出会うことは本当に難しく、正直なところ大衆向けのサメパニック映画という点ではジョーズの時点ですでに完成してしまっているように思える。(個人的にはディープブルーが好き)
恐怖を求めるなら昨今だとロストバケーションが頭一つ抜けている。(深海47mは次点)
頭空っぽにして楽しむならシャークネードシリーズがオススメだ。
そして今作はそんな数あるサメ映画の中でも当たりの部類ではあり、観賞して後悔するほどではないので安心してDVDを借りていいだろう。
ジェイソン・ステイサムがかっこ良すぎる。
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