MEG ザ・モンスターのレビュー・感想・評価
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強すぎるステイサムを4DXが克服してくれる
ジェイソン・ステイサムは強い。その強さのイメージが彼の魅力だが、同時にこういうパニック映画では懸念点になる。主人公が強すぎては観客に安心感を与えすぎてスリルがなくなる。
その懸念は当たっていたが、克服する方法もあった。4DX鑑賞だ。4DXは観客により没入的な体感を与えてくれるので、自分の潜水艦に乗り込んでいるような気分にさせてくれる。ステイサムは強すぎて死なないだろうなと思っても、一緒に乗ってる自分は死ぬかもしれないというスリルが生まれる。本作はぜひ4DXで鑑賞してほしい。
気楽に観られる娯楽映画の教科書みたいな作品だが、少し考えるのは海底探査の最前線が中国主導で行われていることだ。理由は中国資本の作品だからだけではないだろう。実際に中国の科学技術の進歩は目覚ましい。米国資本で中国の技術で未知の世界を探索する。時代をストレートに反映している。
ステイサムの活躍、怪物相手だと物足りない
今や50歳のジェイソン・ステイサム。体型は相変わらず格好いいが、そろそろ格闘技がメインの活劇は厳しくなってきたのか、本作で戦う相手は基本CGで描かれたクリーチャーなので正直物足りない。やはりスピーディーな肉体アクションで魅せてほしい。でもまあ、年上のリーアム・ニーソンやキアヌ・リーブスだって頑張っているし、企画と演出次第でステイサムだってまだまだいけるはず。
さて、肝心の超巨大ザメ・メガロドンは、米中合作で潤沢な予算のおかげもあってリアルなCG描画で迫力満点。ストーリーと演出もシリアスに振り切らず、サスペンス、ホラー、コメディの良いとこどりでいかにも娯楽大作の構えだ。その分、キャラクター造形の深みや、人物の言動のリアリティは後回しにされた印象。まあ、深く考えずにアトラクションのように派手な映像を楽しむのが適切な鑑賞姿勢というものだろう。
ジェイソンステイサムの飛び込み
200万年前に絶滅したはずの巨大ザメがあらわれるパニックアクション。ストーリーが二転三転し過ぎていて長く感じてしまった。ジェイソン・ステイサムの飛び込みが見れたのは良かった。リービンビンが物凄く綺麗だった。
ステイサム兄貴主演、海の中シュポシュポ移動シャーク映画!
主演ステイサム兄貴。
原理不明の水中艇で、人物たちが深海をシュポシュポ移動する、大資本制作のシャーク映画。
うん。
説明散らかってごめんなさい。
でも、ほんとにそんな映画なんです。
配役とロケ地みて判るとおり、中国資本のジャブジャブ入った映画です。
中身はお中華思想の混入比率ごくごく微量なので、ステイサム兄貴好きの諸兄はご安心めされよ。
むしろこんなB級映画に全力投じてくれる兄貴に、ぼくら感動せぬことあたわず。
中国資本が脳にまで注入されて、なんだか言葉も三国志演義に汚染されてしまいがちですが、B級映画としては超A級の出来。
どゆこと?
ジェームス・キャメロン監督作の『アビス』という海洋SFがありまして、撮る前から
「海洋モノはやめときなよ。お金かかるわりにもうからないから」
なんて言われてたそうですが、巨額の予算かけたわりには案の定、ヒットしませんでした。
海の中、しかも深海ときたら、リアルに撮ると歩くことすら困難って描写がてんこ盛りになるんですよ。
ふつうに移動するだけで、観客はフラストレーションをおぼえちゃう。
だが、この映画はそんな科学的正確さなんてゴミ箱にダンク!
コンビニに原付でアイス買いにゆく気楽さで、キャラたちはシュポシュポ海中を移動します。
ストーリーのために、本来なら移動のむずかしい空間を快適に移動させた映画に『ゼロ・グラビティ』がありますが、こっちの楽ちんぐあいは、その三千里先をいってます。
ちなみに古代中国の一里は約400メートルだそうです。
なんかこう、京都人のイヤミみたいになって恐縮ですが、お脳カラッポにして、ビール飲みながら見られるエンタメ映画として、気負わずに見てほしいかなって。
俳優のイメージって結構大事
ジェイソン・ステイサムが負けるわけないやん。なので、のほほんと観て、やっぱり強いステイサム。イメージが先行して、尚且つその通りになるので、絶望感はあまりありませんでした。
それでも、やっぱり巨大ザメの迫力はなかなかのもので、思わず「ウゴゴゴゴォ……」と唸ってしまいました。ストーリーに一捻り加えられていたり、臨場感のある演出もとても良かったです。ステイサム不在のシーンの方が緊張感がありました😅
ストーリー展開にやや強引なところがあったり、「そうはならんやろ」があったり、ツッコミどころはあるものの、「まぁ、サメ映画だし」で済まされる程度(サメ映画をなんだと思ってんだ)。監督はこの絵が撮りたかったんだろうなーっていうのが分かりやすかったです。
単純にデカいサメが見たい!強いサメが見たい!って人にはオススメ出来ます。
さすがのステイサム、安心感がハンパない
ステイサムのおかげで楽しめるサメ映画。
サメのCGは迫力あるけど、ガチャガチャのケースみたいな潜水艦だったり、デカいって分かってるのにちゃちいケージで海に潜ったりと、そりゃそうなるよねという展開ばかり。
中国色が濃くて、ちょっとゲンナリしたのもあり。
ステイサムさんの肉体美と素晴らしい泳ぎには大満足でした。
海の中、360度
どの角度から何が来るかわからないってのが
個人的に恐怖症ぐらい怖くて仕方ないのだが、「怖いもの見たさ」で見た。
やっぱり、海の中こえ〜〜〜〜!!!
宇宙もまだ解明されてないだろうけど、海底もまだまだ不明確なこと多いよね。人間がたどり着けない底の底が、ぜったいあるよね。
作品の中でもそういう「底の底」を発見するシーンがあったけど、私はもっと不気味で見たことない世界が広がって欲しかったな。ちょっと「よく見る海底」って感じだったかも。
もっとウヨウヨ不思議な生き物いてほしかったのかも。笑(怖いくせにw)
来るだろな〜〜〜来るよ来るよ、ってところでちゃんと来てくれるから気持ちよさはある。笑
この人死んじゃうだろな〜、あ〜浮かれてると来るよ〜、ほら来た〜
が、面白かった。
2は、どんな感じなんだろ。
最後、目を刺してサメが暴れて逃げる、ならわかるけど、お腹を既に怪我してるとは言え、目を刺してすぐにプスーって脱力する感じは「え?これで?」って感じするけど、わかりやすくとどめをさす感じの方がいいのかな。
海は広いな大きいな
◎ 総評
スリル満点。絶滅したはずのメガロドンが出てくる。サメ、デカ過ぎ。ガニメデプロトン。海は暗くて、危険生物がウヨウヨしているイメージで元より恐れていたが、本作を見てより一層沖合には出たくないと感じた。映像作品を鑑賞してスリルを味わう分には、命の危険がないので、何よりだ。自分はトランスフォーマーなので、「メガロドン」と「メガトロン」を聞き違えて、一瞬身構えてしまった。
展開が読めてしまうことや、サメとの戦闘が中心となる関係上、単調な場面が多くなることを理由に、物語としての面白さだけで判断すると、星3.5に留まるが、「とにかくスリルを味わいたい!」という方にはオススメの作品となっている。なお、笑う要素は皆無。
◼︎ 見どころ
・とにかくでかいサメが襲いかかってくる。恐怖でしかない。スリル満点。
・メガロドンは2体以上いるだろうなと思っていたら、案の定いた。一旦安心させてから、突き放される感じが良かった。終始、興奮冷めやらぬ感じ。
◼︎ 好みでないところ
・日本人が序盤で殺されるので、悲しい。一人だけ明らかにキモオタみたいな外見なのも、「外国人からそういうイメージを持たれているのか...」と、悲観した。「トシ」という名前は愛称だと思うが、子供の名前の登場回数ランキング見たら、最下位クラスだった。そういった部分は製作陣の配慮なのかも知れない。タカ&トシが頭にずっと浮かんで消えなかった。
・メガロドンを倒した後、スーインの操縦するグライダーに主人公がしがみついて帰還するが、その際、スクリュー付近に手を置いていた。危なく、見ていてヒヤヒヤするので、別の場所にしがみ付いて欲しかった。
ジェイソン・ステイサムはいつもいい役に恵まれている。 熟女っぽくなった李冰冰がいい感じだと思う。 次は2023年公開の続編を見たい。
動画配信で映画「MEG ザ・モンスター」を見た。
2018年製作/113分/G/アメリカ
原題:The Meg
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:2018年9月7日
ジェイソン・ステイサム51才
李冰冰45才
マシ・オカ
趙文瑄
クリフ・カーティス
海底探査を行っていた探査艇は巨大生物の攻撃を受けて破損し、
浮上できなくなってしまう。
海洋研究所は経験がある
ジョナス(ジェイソン・ステイサム)に救助を要請する。
ジョナスはスーイン(李冰冰)を海上へ逃がした後に救助を開始し、
ローリーとウォールを救出するが、
トシ(マシ・オカ)はテイラーたちを逃そうと探査艇に残って
巨大なサメを引き付け犠牲になった。
中国では1万2,650スクリーンで公開され、
公開初日に5,030万ドルの興行収入を記録し、
他の地域ではメキシコで620万ドル、
ロシアで500万ドル、イギリスで440万ドル、
スペインで240万ドル、フィリピンで200万ドルをそれぞれ記録し、
96か国の合計興行収入は1億150万ドルを記録している[27][28]。
2018年9月7日には合計興行収入が4億7,353万ドルを記録し、
『ジョーズ』の記録(4億7,065万ドル)を抜いて
サメ映画史上最高額に達した[29]。
ジェイソン・ステイサムはいつもいい役に恵まれている。
熟女っぽくなった李冰冰がいい感じだと思う。
次は2023年公開の続編を見たい。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
ジェイソンステイサムかっこよい
ご都合主義だけど面白い
サイコー
大ヒットも納得の作品でした
【鑑賞のきっかけ】
サメ映画は、「ジョーズ」(1975年)以来、数多くの作品が作られていますが、「ジョーズ」に勝る作品はなかなか出現しませんでした。
1999年の「ディープ・ブルー」は、知能の高いサメという斬新なアイディアで面白く拝見しましたが、それ以外は、いまひとつの感も。
ところが。
本作品は、大ヒットし、5億ドルですから、日本円にすると500億円を超える興行収入。
しかも、続編が、2023年8月に公開され、3億ドルを超える大ヒットとなっている。
これはさすがに観ない訳にはいかない…ということで、動画配信で鑑賞。
【率直な感想】
<ストーリーとは関係ないけど、大ヒットにつながる重要な要素>
サメ映画のサメがなぜ恐怖の対象となっているかというと、「人を食べる」から。
そんなの当たり前なことなのですが、ここで問題となるのは、どの程度、描写が残酷になるかどうかと思われます。
つまり、サメに襲われた人は、当然、流血するし、腕や足がもげたりという悲惨な状況になる。
でも、それを真面目に描くと、「子どもはご遠慮ください」という結果に…。
日本では映倫が「PG12」とか「R15+」、「R18+」という注意喚起の表示をすることになる。
アメリカでは、日本よりさらに厳しい基準になっていると言われています。
こうした認定がされてしまうと、いわゆる「家族連れ」の観客は激減し、大ヒットは難しくなってしまいます。
ところが、この作品は、「G」という、子どももOKの表示になっている。
あの「ジョーズ」でさえ、「PG12」だというのに。
もちろん、人が食べられるシーンはあります。
でも、そこは、今回は、20メートル以上の巨大サメ。
かみ砕くまでもなく、一口でパクリ。血は一滴も流れないという訳。
制作側の「人は食べるけど、残酷描写は避ける」という配慮が、大ヒットの要因のひとつでしょう。
<リアルを追求したロケ撮影>
この作品では、深海に住む古代からの生き残りのサメが主人公ゆえ、物語前半は、海中シーンが多く、CGで美しい、深海の世界を描写。
そこに、これまたリアルに描かれたCGのサメ(MEG)が現われ、迫力のシーンが展開します。
でも、物語の半ばくらいから、海上を走る船に登場人物が乗って、サメとの闘いを挑んでいきます。
このシーンは、実際に、スタッフが船で海上に出て、撮影を行ったそうです。
この現実の海に、CGのサメを合成しているのですが、違和感なく描写されていました。
海の全景について、ロケに拘ったのは、CGで海全体を作ることは出来るけれども、リアル感が違うためではないでしょうか。
海中だと、実際に、海に潜ったことのある人は限られているので、水族館で見るような、美しい光景が広がっていると、そういうものと受け止めてくれる。
でも、海の外から見た「海」は、多くの人が実際に本物の「海」を見たことがあるので、ちょっとした違和感でも、CGだと見抜かれてしまう。
現実の海を知られているからこそ、実際の海を撮影し、リアル感を演出したのだと思います。
【全体評価】
肝心の物語展開についての感想もないまま、ここまで来てしまいました。
そこで、この作品の良さを箇条書きにします。
・MEGが最新のCGで描かれ、その獰猛さが見事に表現されている。
・海中のCGは、美しいのひとこと。
・MEGをどうやって倒すのかについて、「ジョーズ」を踏まえたうえで、その手があったか、と納得のいく攻撃方法を採用している。
・人間パートの主人公を、「トラウマ」を抱えた人物に設定して、感情移入しやすく演出している。
・一人の少女が終始、登場するが、やはり、恐怖映画には、子どもは欠かせない(怖い思いはするが、必ず助かる)という過去作からの成功の秘訣をしっかり押さえている。
といったところでしょうか。
全384件中、1~20件目を表示