IT イット “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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ホラーだけじゃない!
ホラーはもちろんすごく怖かったけど友情物語だとかたくさん内容が詰め込まれていて濃くとても感動する作品でした。2時間があっという間に終わりました。また見にいきたいと思える作品です!また、子役も一目おかれているのでそこも注目です
怖過ぎ!
大体のストーリーを知ってるのに、何度も叫んでしまいました(>_<) 若いお兄ちゃんがPennywiseを演じているのに迫力あります!強いて言えば「ゾンビ」の登場がありきたりのホラー映画に近づけちゃってるかな?日本での公開は来年となっていましたが、早くなったみたいですね。
ストーリーに深みがない...
一言で片付けるなら、"深みがない"ので、評価は低くなりました。
※日本の上映日より鑑賞が早いのは、NZの映画館で見たためです。
<悪かった点>
旧ver.は見ておりませんが、旧ver.があったと知りビックリしました。ので、新旧比較はできませんが、原作が悪いのか、ストーリーに深みがありませんでした。じっくり作品を読めば良いのかもしれませんが、自分のような映画館にごくたま〜に行き、鑑賞する人間にとって多くを知ることはできないので、「これはなんで?」「あれはなんで?」と思うことがたくさんありました。日本の有名所「貞子」なんかは、理由があってああいう形で「呪い」を表現しているとわかりやすいのですが、この「IT」はピエロがどうして湧き出てきたのか、アレ(まさにITですが)は何なのか、というのがハッキリしません。貞子や日本のホラーは魔法、SF、特殊能力のようなものを使うような描写は無かったと記憶していますが、このIT,というかピエロは何か色々すごいです。人から魂を吸い取った(という解釈なのか)り、その吸い取った人間を宙に舞い上がらせることができたり(物語の最後で、無数の人間が宙を舞っています。)、ピエロ自体が巨大化したり、形を変えたり、画から飛び出したり、水の中から飛び出してきたり。要所要所で現れますが、ヤツメウナギの歯のような、プレデターの歯のようなもので人を"喰う"のですが、"喰われた"人間はどうなるのだろうか、というのも映画を見たもののよくわかりませんでした。先に書いたように一部の人間は宙を舞います。死んでいるのかと思いきや、子どもたちの仲間のベバリーは復活するし...。グループの一員のベバリーは良いとしても、あの無数の人間、過去に喰われたであろう人間たちは戻るのか、戻って大切な人を失った家族は実はハッピーになるとかいう展開があるのかと思えば、そんなこともなく...。時間が経ったら死ぬのかな?(死体を浮遊させてるなんて悪趣味なピエロですが)
「ああなるほど!」と思えるストーリーじゃなかったところが、後味が少し悪かったように思います。
あとは、ああいう怖かった体験があっても平然と日常生活を送る子どもたち(男子ですが)や、ベバリーは異常です。リアリティが全然ありません。あそこまでなったらトラウマになるレベルです。(笑)
「俺の家に帰るより、この家(立入禁止の廃墟)に入るほうが俺にとっては容易い」とビルが言い放つシーンがありますが、トラウマティックな体験があった直後によく「ピエロ退治に」とイケるなぁ、と思った次第です。一度は怯んで(しかも危険な目にあって)立ち去るも、「装備があれば」とか言って二度も突っ込んで行くのですが、どんだけホラー耐性あるんだよ。(笑)と突っ込まずにはいられません。
<良かった点>
R16だけあって、まぁ結構グロいです。バスルームの中で血が飛び散って(映画も含めて)かつて見たことのないくらい赤く染まったり、日本の映画の影響なのか、「水」が多く使われているのですが、水の中で「IT」が赤子のようなふやけた死体を喰らっていたり、子供が普通に「IT」の爪で引っかかれたり、「IT」が喰らうときもプレデターの歯みたいになっていて結構気持ち悪いです。悪ガキの2代目ボスが警察官を殺すのですが、そこでその殺された警察官が血まみれになったり、初っ端もジョージの腕が引きちぎれたり。
ストーリーと直接関係はありませんが、羊を屠殺するシーンもありますが、割りと普通に殺していて、ああ、R16ですなぁ。と思った次第です。グロいのがお好きな方は好きでしょう。
1989年という表示がありましたが、そういった時代設定はそれ以降の世代である自分からしてみたらすごく良く出来ていて、そういうのは映画を見て良さを感じられる部分だと思いました。古い屋敷、時代を感じる品々、内装なんかも物理的な所はとても良かったのではないかと思います。
推測ですが、前作より良くなっているであろう、と思うところは、心理的に圧迫感を煽るシーンがあるのですが、その作りが良かったです。ある子供が夏休みだと言って図書館で本を読むのですが、ある時渡された書物がその街の歴史について書かれてあり、その書物の中でピエロが見つかったり、過去にもそういった「子どもたちの失踪事件」で何百人が失踪したり殺されたりという事実を見つけて、そこからホラーの要素が発展していくところや、子どもたち各々がピエロと遭遇を果たして、「えっお前もこんな体験あったのかよ」と不気味な雰囲気を醸し出す所。個人的には「MISSING」の貼り紙が毎日のように更新されていくところや、それが過去にも同じようなことがあって、それがまた繰り返されようとしている、っていう描写はかなり共感できたというか、移入できたというか、あたかもその時代にいるような「こわっ」感があって好きでした。
ストーリーがそんなに良くなくても、という方にはオススメですが、ストーリーでモヤモヤしたくないという方にはオススメできません。ある程度グロ耐性、首がモゲたり、首なし人間が近寄ってきたり、腐ったような顔の人間がたくさんでてきたり、腐ったような手がいっぱい出てきたりするようなのがお好きな人にはとても良いのではないでしょうか。
chapter one という文字が最後にあったので、もしかすると「後半」が今後あるのかもしれません。
249-41
オーストラリアで2度鑑賞。
前作とは比べ物にならない圧倒的クオリティの高さ。またピエロ恐怖症が増えるのでは…
恐怖を引き立たせる視点や、長回しを多用した緊迫感のある映像が無意識のうちに体に力を入
れさせた。
スタンド・バイ・ミー的な友情要素もあり、子供たちは、彼らそれぞれの恐怖に漬け込むペニーワイズへ立ち向かう=それぞれが恐怖を克服するといった物語として成長する物語であり、素晴らしかった。
ペニーワイズの動き、声、時間や場所を問わないバリエーション豊かな攻め方。そしてこれでもかってくらいのコメディ要素。笑った後にヒッっと声を出しながら体を跳ねさせる。そこのギャップもまた恐怖を増長させる。
キャラは個性豊かで全員好きになってしまうはず。吃音のビルは、恐怖を乗り越えるシーンでは吃りが減る。ポンコツのベンは意を決した時には大胆な行動に出る。エディーはよく喋るし骨を治す時の顔が素晴らしい。スタンリーは一番真面目だけど一番のひどい目にあう。リッチーは口の悪さがたまらない。マイクは頼りになる。ビバリーはかわいい。
不気味でキリキリと緊張感を持たせる音楽や子供たちだけではなく大人達の演技や配役、全てにおいて完璧なホラー映画だと個人的には感じた。
Part1であるということなので、大人編のPart2にも十二分に期待していきたい!2017年最高の映画だった。
(映像5 脚本5 演出5 音楽5 配役5)×4=100点
静かな田舎町で相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟ジョージも大雨...
静かな田舎町で相次ぐ児童失踪事件。内気な少年ビルの弟ジョージも大雨の日におびただしい血痕を残して姿を消す。弟の外出を止めなかった自分を責めながらもまだジョージがどこかで生きていると信じるビルの前に現れた正体不明の"奴"。その頃それぞれに悩みを抱える子供達もまた彼らの街に漂う恐怖を感じ取っていた。"奴"に対する恐怖を共有した彼らは勇気を振り絞って立ち向かうことを決意するが・・・。
暗い納戸や地下室、浴室や廃屋、至る所に潜む大人達には見えない恐怖。理不尽な大人達や粗暴な不良、陰湿なイジメっ子達に対する怒り。大人達がかつて味わったそれらの感情の狭間を跋扈する"奴"と戦う子供達の勇気と淡い恋心に胸打たれます。要所に滲む『スタンド・バイ・ミー』オマージュ、1989年が舞台ゆえ街の映画館で上映中の映画タイトルやサントラのさりげないチョイスも秀逸。かつてのモリー・リングウォルドを彷彿とさせる美少女ソフィア・リリスにドギマギさせられる少年達の愛おしさと自身の思春期の思い出もシンクロする、残酷なのに美しい作品です。
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