IT イット “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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ピエロってなんなの?
この映画はリメイク映画というのは知っていた。自分は原作を観ていないが、この映画のピエロはよく分からない。
映画そのものは悪くは無かったが、ピエロの特殊能力?が凄すぎる。
ホラー映画のピエロでの「怖いものに姿を変える」などは分かる。だがこの映画のピエロは幻覚を見して少年を違う場所に飛ばした?りするシーンもあり魔術師かなんかかと思っちゃいました。
改めて原作を観たいと思う。
ホラーとノスタルジーの融合
原作未読。他の映像化作品未見。
恐怖に住みつく神出鬼没のピエロによる恐怖体験。
そのプロットだけきくと、B級ホラー感しか無いが、心に傷を負った少年少女の視点から描くとこんなにも素晴らしい作品になるのかと思いました。
スタンドバイミーを彷彿とさせるキャラクターに引き込まれ、恐怖場面の連続だったはずなのに、最後に心に残ったのは、ラストシーンや彼らが無邪気に遊ぶ場面。
全員が死なずに済むところもよい。
ちなみに1番怖いと思ったのはピエロでは無く、教会の趣味の悪い絵です。
"2+0+1+9+9+6"="27"なのである。怖っ~。
今年9月に全米公開されるやいなや、ホラー映画史に残る金字塔「エクソシスト」(1973)を抜き、すでに全世界で約700憶円を超える特大ヒットを飛ばしているホラー映画の日本上陸である。
本作はスティーブン・キングの代表作で、1990年にテレビ映画化(DVD化)されているものの、劇場映画になっていないことで有名だった。なぜ映画化がままならなかったか。それは文庫本で4冊、1990年版ドラマも3時間を超える大作というところに尽きる。
なので、これはネタバレというより知っていておいた方がいい情報として、本作はエンドロールで"Chapter 1"と表示されて終わる。ヤバっ。
米メイン州デリーで起きた児童失踪事件。その犯人は、子供たちだけが見える殺人ピエロ、"ペニーワイズ"の仕業であった。ピエロのペニーワイズは、子供たちひとりひとりの怖いもの="それ(it)"に変身するのだ。"loser"(いじめられっ子)である、7人の子供たちは一致団結して、ペニーワイズの恐怖と対峙する。"Chapter1"はここまで。
原作では最初の事件(1958年)の27年後、1985年にペニーワイズが再び現れる。今回の映画化では、子供時代の設定が1988年~89年になっているので、ペニーワイズは、その27年後である現代に蘇ることになる。ここからが"Chapter2"になるだろう。
ホラー映画といっても、子供向け"肝試し"レベルで、それほど怖くない。現実的にはツッコミどころ満載。"これはコメディか"と思ったり、少年の冒険ジュブナイル的には、同じキング原作の「スタンド・バイ・ミー」(1986)みたい・・・という感想になるのは当然。
それはスティーブン・キングの思うツボ・・・なのである。
いじめられっ子たちの恐怖の対象は、"いじめっ子"や"お化け"であったり、"失踪した自分の弟"であったり、"家庭内暴力をする親"であったり、得体の知れない大人たちの理屈や言動すべてである。
大人になれば忘れ去ってしまう、お化けの正体は、大人の理不尽な言い訳だったり、子供に隠しておきたいことだったりする。キングの書く恐怖は、思春期の子供たちなら誰しもが持つ不安にある。
後編では、大人になった、"かつての子供たち"が田舎町に再集結して、"それ"に立ち向かう。
ホラーとして本作が怖くない人は、"あなたが大人になってしまったから"である。本作はホラー映画であってファンタジックなジュブナイルだ。さて、"Chapter2"はどうなるか。
"Chapter2"の全米公開は、27年後・・・ではなく、再来年の2019年9月6日と発表。なんと、"2+0+1+9+9+6"="27"なのである。怖っ~。
設定を80年代後半にしたことで、この映画自体が80年代ホラーへのオマージュになっていて、ホラー好きの細かな仕掛けがいっぱいある。「グレムリン」(1984)のポスターや、映画館で上映されているのは、「エルム街の悪夢5」で時代考証(1989)もバッチリ。洗面台から血が吹き出すところは「エルム街の悪夢」(1984)だ。
(2017/11/4 /TOHOシネマズ新宿/シネスコ/字幕:野口尊子)
ジリジリとくる恐怖・・・。
「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」字幕版で鑑賞。
*概要*
スティーブン・キング原作の「IT」をリメイクしたホラー映画作品。
*主演*
ジェイデン・リーベラー
*感想*
リメイク前の「IT」は観ていません。予備知識なしで鑑賞。
予告でピエロが高速ダッシュする映像を観て、衝撃を受けて、あまりホラー映画を観ないんですが、勇気を振り絞って鑑賞しました。(^^;
感想は、ジリジリと怖かった。。怖さはお化け屋敷程度。恐怖を煽るBGM、雰囲気に飲み込まれるホラー映画でありがちな展開が結構散りばめられていて、そんなにめちゃくちゃ怖くはなかったんですが、ジリジリと怖かったですね。
まず、冒頭ビルの弟がピエロに襲われるシーンは、シンプルに怖かった。片手もぎ取られてるんですもん。。シンプルに怖いですよ。。
主人公・ビル達はそれぞれ事情を抱えてて、しかも、その子ども達は不良少年らにいじめられてて、ある日突然、不気味なピエロが見えるようになってしまう、、、
そのピエロは、いろんな姿を変えて次々と子ども達に襲いかかるんですが、あまり怖くない。
ビクッとはなりますけど、、、
でも、良かった所は、ビルの無謀な行為についていけなくなった仲間がビルとケンカして、しだいに仲間がバラバラになって、最後、団結して、ピエロに立ち向かうところは良かった。話の運び方が上手いなって思いました。(^^)
不良少年らや大人達も地味に怖かったんですが、やっぱり一番怖いのがピエロ。
物語終盤は、昔観た「学校の怪談」を思い出しましたね。。
子役の演技は最高。ピエロも怪演もお見事!
怖さはお化け屋敷程度で、ジリジリとくる怖さ、ありがちな青春物語が結構織り交ぜられて、「スタンドバイミー」っぽくて良かった!\(^^)/
あのピエロ、今夜夢に出そうだな…(笑)
観終わったおっさんが別に一番怖くないじゃんと言ってたが、怖さでホラ...
観終わったおっさんが別に一番怖くないじゃんと言ってたが、怖さでホラー映画興行収入1位を獲ったわけじゃなくて、どちらかとモーレツ大人帝国的な意味で売れたんだぞ。
お化け屋敷の域を出ていないが,怖い
字幕版を鑑賞。スティーブン・キングの原作は 1986 年に書かれたもので,この物語の不気味なピエロ・ペニーワイズのモデルになったのは,1970 年代に実在した連続殺人犯で,子供の気を引こうとピエロの格好で町内のイベントなどに現れていたジョン・ゲイシーである。ゲイシーは資産家の名士でチャリティー活動にも熱心な模範的市民だと思われていたが,アルバイト料の支払いなどの名目で呼び寄せた少年に性的暴行を加えたうえで殺害し,その遺体を自宅地下および近くの川に遺棄した男で,その被害者の数は 33 人にも及んでいた。
キングの原作は,「20 世紀少年」と似たような構成で,登場人物の子供時代と壮年時代が錯綜する形式で書かれており,本作はその子供時代の話だけをまとめて映画化したものである。1990 年に映画化とテレビドラマ化されており,本作はそのリメイクである。キングの作品はホラー作品がメインであるが,登場する人物にも,ちょっとあり得ないような腐り果てた悪人が登場し,おそらくキングほど悪人を上手く描ける小説家はいないのではないかと思えるほどである。
キングの作品はそのホラー的要素が強調されるあまり,映画化作品はゲテモノ趣味やお化け屋敷に陥ってしまうことが多く,真価を発揮しているとは到底思えないものが多いのが残念であるが,極めて稀に「グリーンマイル」のように観た者を救済してくれるほどの成功作に出くわすことがあり,その時の感動はちょっと他では得られないほどのものである。本作の原作も本来はそういう話なのであるが,残念ながらお化け屋敷の域を出ていなかった。
ただ,そうは言っても,流石にホラーを極めたキング作品だけあって,その恐怖演出は半端なかった。ここでこう現れたら嫌だなぁと思っていると大概そのような現れ方をした。椅子から飛び上がりそうになったことが少なくとも数回はあった。客席はほぼ満席で,私の両側に見知らぬ人物が座っていたが,私が驚かなかったような場面でも彼らが驚いてビクッと身動きするのが伝わってきて,それでこちらもつられてビクッとなるというような思わぬ効果も何度かあって面白かった。
本作の特徴は,各人が潜在的に持っている恐怖がそれぞれ違っているというところに着目している点であるが,ある者の恐怖対象は必ずしも他人の恐怖にはならないことも多いはずであるし,また,それが自分にしか見えないという設定の方が怖かったはずなのに,他人にも見えてしまうというのはどうなのかと思った。最初の被害者の襲われ方があまりに酷く,あまりに理不尽であると思い,またその見せ方も非常に怖かったので後続に期待したのだが,徐々に怖さが低下してしまったのが残念であった。
役者は子役がメインであったためもあり,無名の人が多かったが,ピエロのペニーワイズを演じた役者が平素は非常にイケメンであったのが,怖さを倍加させていたように思う。ヒロイン役の女優は,幼さと大人っぽさの中間という感じが良く出ていて好演だったと思う。音楽担当は聞いたことのない名前の人であったが,非常に素晴らしい音楽をつけていたと思った。
蘇生することができたりできなかったりする違いは何なのかとか,襲い方が毎回違うのはどうなのかとか,演出には不満があった。少なくとも,化け物が正体を現してからはひたすらジョーズのように襲いかかってくれた方が恐怖は増したはずである。恐怖を演出するのに音の重要性は欠かせないのだが,音量で押しまくるようなところが感じられたのでは,やはりお化け屋敷ではないかと思えてしまった。また,襲いかかる敵と1対1で立ち向かうから怖いのに,最後の方は自ら怖さを捨ててしまっていたのではないかと惜しまれた。続編に期待しよう。
(映像5+脚本3+役者4+音楽5+演出4)×4= 84 点。
恐怖と笑いは紙一重かもしれない
怖そうだな、と思って鑑賞。
大昔に同タイトルのドラマをレンタルして見た事があり、遠い記憶ですが、ピエロが出てきたのは覚えていました。
見終わって思ったことは
スタンド・バイ・ミーや、グーニーズを思い出したということ。
イットを倒す為の子供達の冒険、という感じでしょうか。
自分の子供の頃や、青春時代を思い出す作品なのではないでしょうか。そこに怖い要素が入っている という感じです。
私 的には 怖い、という感じはあまりなく、小学生くらいの子が友達同士で見ると、キャーキャーと言いながら楽しく見れるのでは?と思います。が、R15ですし、実際は、子供には刺激的なのかもしれません。
最初、溝の隙間からイットが出てきた時は、なんだかコントのようで 笑える画でした。
それもそれぞれの感じ方があると思うので、恐怖を感じる人は感じるでしょう。
イットが追いかけてくるシーンなんかは ハラハラして、とても楽しめました。
ツッコミどころ多し!
全体的に脈絡もなく突然出てくるピエロの存在が最後までよくわかりませんでした。
純粋な少年少女に恐怖心ができるとピエロが登場するってことかな。
だから、お父さんは血だらけのバスルームが見えなかったってことかな。
「グーニーズ」や「スタンド・バイ・ミー」ぽかったです。最後のキスシーンは不要!
あと、ツッコミどころも多かったです。
・自宅なのに地下室が怖いって...
・道路の排水溝の口がでかすぎ
・どの家もなんで照明を付けないの?
・井戸のある廃墟はまず窓を壊すなりして明るさを入れなかったの?
・親を殺しても事件化しない
・下水道がダンジョン化
・警察、大人の協力は考えなかったの?
・武器くらい用意しようよ
・水中?に浮かんでた子供たちは助かったの?
エンドロールで「第1章」とあったので、続編はあるみたいです。ピエロの意味は第2章以降に明らかになるかもしれませんね。
本当の評価は第二章も観てからかな?
前作も観ているので、なかなか子供時代が終わらないなと思っていたら、前作と同じ2部構成なんですね。
「それ」が前作に比べると直接的に怖くて、心理的にはあまり来ない。
少年少女たちのスタンドバイミー。
儚い時代が終わって、27年後の彼らを観てから、また評価したい。
この世界の土壌
始めから終わりまでビルたちと観客は”it”の存在に翻弄された。
見てる側としては2時間超もホラー演出が続くと疲れた部分もあったが、恐怖を掻き立てるのには致し方ないのかもしれない。
この作品で恐怖と闘うのは理不尽ともいえるような社会的に苦痛を受けている子供たち。
物事を自己中心的に捉え、都合の悪いものは排除して目を背ける。そういった大人たちが作り出した澱んだものが地面に溜まっていきそれが絶対的悪を生みだす。そんなものを風刺しているように思えた。
途中で「長いな…」っと思ってしまった
リアルタイムで観た「IT」世代には、イマドキの作品に降格したなーと。
ま、リメイク版なので これはこれで良いと思います。
だけど、何故子供達が その不気味で、正体の良く判らない存在を「IT」と呼んでいたか、それがスッカリなくなっていた様に感じた。
設定は丸々同じでなくても全然良いけれど、極端な話 だったらピエロじゃなくても良くね?って感じです。
ティム・カリー版のペニー・ワイズだからこその、饒舌でおどけたピエロと殺人鬼のギャップが恐怖を増幅させるのに、リメイク版のペニー・ワイズは、下水口のシーンから 子供だったらチビッて逃げ出すほどの残虐なオーラが出てますよ?
オリジナル版と同じ、2部構成になっています。
Chapter2も観に行きますけど、子供時代が これでもか!って位長かったので、次も長いのかなー?
因みに、今回べヴ役をやっていた女の子が、ジョナサン・ブランディスに似てると思ったのは、私だけじゃないはず!
君よ僕の傍にいて
スティーヴン・キング原作の大作ホラー『IT』が遂に映画化!
キングファンの自分は悶絶するほど楽しみにしてました。
で、期待してた甲斐はあったかって?
いやもうね、最初に書いてしまうが、大満足!
原作を読んだのは随分前なので細部はうろ覚えなのだが、
原作の感動と恐怖の再現度は高いのではと感じている。
(どうせなら新鮮な気持ちで味わおうと今回敢えて
読み直さなかった。原作超長いってのもあるケド)
映画単品の評価として書くと、まずこれだけの規模と
エンタメ性を併せ持ったホラー映画自体が稀有だし、
何より、恐怖と対峙し成長していく子ども達を
描いた青春ホラーアドベンチャーとして、
非常に見応えのある作品に仕上がっていた。
...
まずホラー演出。
アメリカンホラーによくある、いきなり物陰から
脅かすようなコケオドシに頼らない演出が好印象。
見えているのに怖い。見えているから怖い。
『目を開けてられないほど怖い』ということは
ないが、ひとつひとつの恐怖演出が凝っている上に
バリエーションも豊かで、次はどんな恐怖シーンが
現れるのかとワクワクゾクゾクしてしまう。
(お気に入りは“絵の女”と下水道の亡霊達)
そして本作の負の主役である“IT(それ)”、
その化身である殺人ピエロ、ペニー・ワイズ。
ドラマ版(1990)で全米の子ども達にトラウマ級の
恐怖を植え付けたという伝説の怪物ピエロだが、
ビジュアル的な恐ろしさは今回ドラマ版より強化。
え? ちょっと目つきの悪いピエロ位にしか見えない?
いえいえ、お口の中は相当ヤバいことになってますよ。
例のスライドフィルムのシーンや、滑稽な
ダンスを無表情で踊り狂う姿なども忘れ難いし、
その正体を探るミステリ要素も不気味で良い良い。
だがピエロがただその場に突っ立ってるだけなら、
不気味ではあってもそこまで怖くはない。むしろ
怖さと同時に素っ頓狂なユーモアを感じるくらい。
“IT(それ)”の恐ろしさの真髄は、その悪意だ。
相手が最も恐怖し、嫌悪し、負の感情を抱く存在を
読み取って巧みに利用する、狡猾で無尽蔵の悪意だ。
...
どんな子どもでも、いや大人でも、
怖いものがひとつくらいはある。
主人公である“負け犬クラブ”のメンバーも
それぞれ震え上がるほど怖いものがあるし、
ビリー、ベヴァリー、マイクのそれはもはや
単なる恐怖ではなく人生におけるトラウマだ。
ベヴァリーの悲惨な家庭状況には目を伏せたくなるし、
「ここに入るより、僕は自分の家に帰る方が怖い」
というビリーの言葉には思わず涙が出てしまった。
その小さな体に抱えきれないほどの恐怖と一緒に、
あの子ども達は今まで生きてきたのだ。
大人達は助けてくれない。誰も彼もが見て見ぬふり。
誰も彼もが自分のことしか考えていない。
大人達の心には小さな“IT(それ)”が巣食っている。
だから、“負け犬クラブ”の皆が必要だった。
子ども達が自身の恐怖と向き合い、打ち克つには、
自分を心配して、想ってくれて、勇気付けてくれる
友達が必要だった。
まるで『スタンド・バイ・ミー』の歌詞のようだ。
「僕は泣かない、僕は怖くない、君が傍にいてくれるなら」
...
ビリーの母親や事件後についてもう少し描写して
ほしかったとか、怪異のほとんどがCGである点とか、
“IT(それ)”になぜ非力な子ども達が対抗できたのか
という描写を明確にしてほしかった点とか、
その辺りが不満点。
などなど細かな不満はあるが、バリエーション豊かな
ホラー演出、魅力的なキャラ描写とドラマがそれらを凌駕。
本当の意味での弟ジョージーとの決別や、
友情と恋と別れとが描かれる切ないラスト。
こんなに涙を堪えるのに必死だった
ホラー映画は初めてかもしれない。
僕はこの映画が大好きです。4.5判定!
...
さて、本作の特大ヒットで“第2章”製作も正式決定!
“負け犬クラブ”はどんな大人に成長しているのか?
ベン、お前はホントにそのままでいいのか?
リッチー、そんな減らず口で生きていけるんか?
そして“IT(それ)”との闘いはどんな決着を迎えるのか?
今から待ち切れないぜ! 君も待ち切れないか!?
それじゃあ原作本を買いに本屋へGoだ!
(↑キング原作ファン拡大を狙う信者)
<2017.11.03鑑賞>
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.
余談1:
『007』や『アベンジャーズ』風に書くなら、
「ヘンリー・バワーズは『IT 第2章』で帰ってくる」(たぶん)
余談2:
“あのシーン”はどうするのかと心配だったが、
異なる形で“負け犬クラブ”を団結させるよう巧く改編。
まあ、映像化したらR15どころか上映禁止すら
食らい兼ねないか……。
素晴らしい映画でした
そもそもスティーブンキングの小説というのは、お化けや超常現象や怪物それ自体の恐怖ではなく、そういったものに対し立ち向かい対峙して恐怖を乗り越えなければならない人間の苦悩や人間ドラマであったり恐怖によって狂気に取り込まれてしまう人間の恐ろしさなどを見せるのがキングの小説のすごさなのであります。
その点を踏まえると、今回のリメイク版itは非常によくできたものだったと思います。子供たちの家庭では皆それぞれの苦悩があり、ペニーワイズというのはそれを具現化した姿なのです。それはただ単に自分の怖いものであったり、自分の親であったり、死んでしまった自分の弟の存在でもあるのです。そしてそれを乗り越えたとき、子供たちは本当の意味で成長していくのではないのでしょうか。
スティーブン・キング詳しくないけど
原作未読。閉鎖的な田舎の町、子供たち。スティーブン・キング要素なのかな。ホラーの演出とかいろいろスティーブン・キング?思ったより怖くなかったですが、スタンドバイミーのような青春モノでもあります。スタンドバイミーには負けるけど。それにしても、なぜアメリカ人はピエロを怖がるのか。しかし、「それ」って言う割に妙に具体的なんですが。そして、まだ話が続くんかい!
かなりドSに…
いやぁ、怖い。
90年版に比べてペニーワイズが凶暴すぎる…
描写もよりダークなり人間ドラマもかなり重みが増したと思う。
見終わった後の爽快感、まるで長いホラーハウスを抜けきったかの様な気持ちに笑
ハロウィンはまだ終わらない🎃
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