新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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容赦なしゾンビ映画
大変面白かった。
生みの親であるあのお方からすればゾンビではないのだろうが、感染者の迫力は凄まじく襲ってくるスピードや迫力は最高クラスに凄まじい。
登場人物も主人公親子から夫婦、高校生カップルに、車掌、王道の嫌なヤツなど盛りだくさん。
やっぱり誰か愛する者のために頑張れたり、それに賛同する人が生き残れるのだなぁと(こういう映画での王道コースである)
妊婦の旦那さんと主人公の最後は涙を誘うような男気溢れる最期であり、素晴らしい!
まあ、嫌なヤツは最後まで嫌なヤツでね(人間のもっとも弱くて醜い部分の象徴みたい登場人物なので仕方ないけど)個人的にはさっさと死なねえかなぁと思いながら観てました笑
新幹線という走る密室という設定も面白くて(割と封じ込めは成功するの早かったけど)暗闇での攻防は緊張感があり、醜い人間ドラマもあり、男気溢れる最期にはグッときたりと王道コースで大満足でした!
車掌、最後は男気魅せると思ったのになぁ~最後まで流れてしまった…
追記
誰かのレビューに「極限状況での人間が1番怖いという描写」という言葉があった。いい表現方法だ。今後使おう笑
まさしくこの言葉通りの描写が上記の嫌なクソヤロウであり、それに追随した者たちである。確かに人物描写に至らない点や追求仕切れなかった点(感染に関わった会社を手助けしてたとかホームレスっぽいアイツとか)は多々あるがスピード感や緊張感を崩さずにあそこまで走り抜けた映画なのでそこは多めにみたい
哲学的ゾンビ映画
二度観た。一度目は息を呑んで手に汗を握りながら、二度目は伏線にも目を配りながらじっくりと。三人の男たちそれぞれの死に方が本当に崇高で、シェイクスピアの悲劇を観ているようだった。ロミオとジュリエットのように愛に殉じた若者、まだ見ぬ我が子に名を与えたことで父になった男、他人と助けあうことを通して本当の大人になり、娘の涙に浄化されて本当の父親になった男。いま思い返しても胸に迫る。
でも彼らはいわば身内のために体を張ったわけで、その意味では当然のことと言えなくもない。恋人や妻や子どものために自分を犠牲にするのはあり得ることだから。
だがあの運転士、飄々として激高もせず、さほどの悲壮感も漂わせず、淡々とやるべきことをやっていたあの人こそは真のヒーローではないだろうか。
彼の行動を支えたのは運転士としての職業倫理だろうけど、生きるか死ぬかの場面でそれを保てる人がどれだけいるだろう。
あの運転士はセウォル号事件を経験した韓国の人々の願いなのかもしれない。高校生たちを置き去りにして船から我れ先に逃げ出したあの惨めな船長の姿に深く傷ついた韓国の人たちの。そう気づいた時、涙が出た。
深読みが過ぎるかもしれないけど、そんなことまでいろいろ考えさせる哲学的、文学的なゾンビ映画だった。もう一度観たい。
王道!韓国発ゾンビ映画!
内容はとっても王道です。ゾンビ映画のあるあるが詰まった作品でした。特に目新しい要素はないのに観てる間は引き込まれました。これは面白かったです!
韓国は銃社会ではないので逃げるしかできないのが良かったです。でもゾンビは噛まれたら感染というある意味お約束は韓国では浸透していないのでしょうか?電車でゾンビの中を3人で進むシーンとか、腕をカバーしても指先出てたら危ないよー!
韓国人の俳優さんは全然知らないんですが、ガタイのいいおっさんとかいい味だしてましたね。後、バス会社のお偉いさんが真っ先に逃げ出すのはハリウッド映画より何だか説得力ありました。
韓国では大ヒットで子供が鬼ごっこする時の鬼が今はゾンビになったらしいです。ゾンビ物の王道良作。ゾンビ好きなら観て損はないでしょう。
あなたならどうする。
内容は大体想像した通りの展開だったが、見せ方が上手い。
猛スピードで感染して追ってくるゾンビの襲来が閉鎖空間
の列車内で繰り広げられる惨劇に加え、さもありきの人間
模様。自分だけは助かりたい極限状態のエゴがむき出しに
描かれるが、自分だって我が身を犠牲にできるのか?など
考えさせられる。子供視線で大人達を分析する目に父親の
成長が加わりこれでもかと終着駅に達せない不運が加わる。
サービステンコ盛り状態でさらにゾンビが増幅していくと
いう予断を許さない後半戦になるがラストでああくるとは。
それにしてもあの妊婦さん、相当強い子供が産まれそうだ。
何年ぶりの大満足映画だろーか
面白かったー!!新幹線に駆け込んだ感染の女のストーリーが気になってしょーがなかった
ゾンビは昔から好き。泣けるゾンビ映画としか情報なかったけど2度ほど泣いた。あ。3度かな?
妊婦の旦那さんすごく良かった。子役とのやりとりにクスッとさせられたり。ただ登場時のガラの悪さにやべぇ職業なのかなと。トイレでの売春を見張ってるやばい人なのか、クスリでも打ってるのか。顔で悪役だと思ってしまった。そんなことなくカッコいいおっちゃんだった。
おっちゃん死ぬのは読めたけどショックだった。泣かせ方が典型なんだけどまんまと涙がでた。
ミストにもあったけど集団心理というか生きてる人間が1番怖い…。韓国語の響きといいムカつくおっさんが余計ムカついて仕方なかった。生き残ってるの知った時、隣の友人に「いきてやがった」と愚痴ったほど。
パパが途中から急に顔がカッコよく見えて、イケメンすぎるだろーと雑念が酷かったけど話もまとまってるし良かった。子供も可愛かった。
ゾンビが強いったら。早いタイプのゾンビ。むきむきゾンビ。感染も早いから活きも良い。
久々韓国映画っていいなと思った。日本も少女漫画だの金かけてクソつまんねわ実写撮るのやめて韓国映画のいいところ見習え
結局一番醜いのは、ゾンビではなく人間同士の争い
ストーリーや構成は良かったけど、脚本(セリフ)が少し薄っぺらかったかなという印象。
ただのゾンビパニックムービーではなく、しっかり家族愛や人間悪を描いていて見応えはあった。
そして、単なるハッピーエンドで終わらせなかったところは満足できた。最後パパとお別れを嫌がる娘の演技、それでも心は繋がっていた歌という証、素敵な伏線だったと思う。
展開はそれなりにハラハラして観れたけど、ちょっと大味すぎたかなと感じた。
ゾンビという意味では、断然ドラマ『ウォーキング・デッド』の方が完成度も高いし面白い。
男は女を守る生き物
男泣き。
時代が変わろうが
男は女を守る生き物だし
そうでありたい。
あのジャンルが生き残るのは
韓国映画でしかありえない。
圧巻でした。
物語は、ゾンビ+カサンドラ・クロス。
劇場で二度と観ました。
これ、日本で撮れないなー。
悔しい。
ゾンビパニックと人間ドラマの、見事としか言えない融合
「新感染ファイナルエクスプレス」見て参りました。これが洋画なら絶対見ないと思えるほどB級感プンプンですが、これがゾンビ業界屈指の名作。かなり泣きました。娘の名前はソヨンだった!それだけでOK!本当におもしろすぎて、印象が全く3つでは追いつきません。
”泣ける”という部分がこの映画の最大の特徴。ゾンビ映画はあまり見ませんが、アメリカのゾンビ映画は人間ドラマの部分が杜撰。今作はドラマが濃厚です。東出昌大のフォルムに大沢たかおの塩顔を入れ替えたみたいな主人公を軸に、キャラも無理なく豊富だし、対立・和解・結束からの自己犠牲というパニック物の醍醐味もしっかり堪能させてくれる。大味のゾンビ映画とは一線を画していながら、良い部分はしっかり踏襲。過去のゾンビ映画を参考にしたような画もたくさん出てきますけど、やり過ぎてないから見やすかったですし。
アクションも楽しかったー。
中盤、駅から電車に戻ってからの突撃も最高でした。東出風主人公、武闘派新パパ、野球部の3人によるバトル!肉弾戦と頭脳戦の応酬で見てる人を飽きさせません。列車内というシチュエーションをしっかり活かしていて、キャラクターのバランスも良くておもしろい。元々仲間だった野球部の葛藤も織り交ぜてくれてるし。三者が準備を終えてのスリーショットなんてエクスペンダブルズかってくらいベタだったけど、上がりますよね。
この列車突破のシーンは、ワンピースの海列車を思い出しました。第1ラウンド、第2ラウンドと進む圧巻のバトル。
?と思ったのは、端役は一瞬でゾンビ化するのに、主要キャラはゾンビ化まで時間がかかること。でも多分、頭に近い部分を噛まれたら一瞬で、手とかは時間がかかる。東出昌大と武闘派新パパは手だったから遅かったのかな?
胸糞なバス会社常務は、非常にムカつくキャラクターです。女子高生を突き飛ばして犠牲にするシーンは酷過ぎます。もうちょっと無様なラストにして欲しかった。モーターカーに惹かれるとかね。あいつが扉を開けてくれればみんな助かったのは間違いないよ。クソ野郎。
総じて、満点です。楽しいゾンビ映画はあるけど、楽しいだけじゃなくて泣けるのは中々ない気がします。家族の絆と愛に涙し、バス会社常務の身勝手に怒り、大満足で劇場を出ました。また見たいと思います。
途中の胸くその悪さが…。
最初は親らしくない父親に嫌な気持ちになり、途中野球少年の仲間を攻撃出来ない優しさを感じ、中年オヤジの自己中にムカつきと沢山の感情になった。
でも、そんな父親を大好きと言ってくれ、みんなに優しい娘に同じ父親として嬉しくなった。みんな大事な人の為に犠牲になる姿、娘を守る為に最後まで戦い、自ら命を絶つ父親。
面白い映画だった。
ただ、最初の感染経緯がよく分からないまま終わったのは⁇⁇
エンドロール後にその辺りと母親と再会した娘が出て来るのかと期待しちゃった。
久々に韓国映画を見直した
クライマックスで邪魔しまくっていた自己中の中年デブにパパが感染されて自ら命を絶ったのは残念だった。
あの中年デブ自分が助かりたいために車掌さんや野球部マネージャーを裏切ったのは最悪だった。あれが無ければ野球部員の後追いも無かったのに...
子供の熱演やゾンビのリアルな動きが良かった!
パパはフィギュアスケートの羽生結弦に似てた(笑)
列車の窓を割ってゾンビを外に放り投げる発想は無かったのだろうか?
妊婦さんと子供は助かったみたいだけど、ゾンビはまだ追ってる最中だったよね?続編あるのかな?
感染源は冒頭の轢き殺した羊だったけど、何が原因でゾンビを生み出してしまったのかその背景が欲しかった
町中にゾンビが散らかってもよかったけど、一極に集中していたのは違和感あった
ツッコミどころ満載でしたが、あまり深く考えずに見ればいいです(笑)
2017年最高傑作!
ゾンビ映画好きとしては見逃せない韓国製の初ゾンビ映画ということで、上映開始3ヶ月以上前から注目していた本作。ゾンビ好きをも唸らせる、単なるゾンビものに留まらない素晴らしい作品でした!
先ず、ゾンビ×乗り物パニックという斬新な設定がいい。題名にも掛かっている新幹線が走り続ける(正確に言えば途中駅で止まったりしますが)、その車内で駆け込み乗車のゾンビが感染していく、密室の恐怖がノンストップで進んでいく。だから全く飽きない!
俊敏なゾンビ達が雪崩のように襲ってくる、車窓が割れて傾れ落ちてくる、駅舎から落っこちてくる、なんなら走る列車にもしがみついてくる!!といったシーンには何度も笑わされました。挙げ句の果てに、燃え盛る列車が前方から爆走してきたシーンには、手を叩いて笑ってしまいました!愉しすぎるーーーー!
と思っていたら、この映画の凄いところは、ボロボロ泣ける!ゾンビ映画でまさか号泣するなんて!!!
コン・ユさん演じる主人公のダメ駄目パパが、金儲けの仕事ばかりで家族を顧みない自分勝手なヤツだったのが、極限状態の中で娘を守るため、乗客達と協力して、カッコイイお父さんになっていく成長と愛が描かれていて。主人公の手本ともいうべき親父としても夫としても尊敬すべき姿を提示する、マ・ドンソクさんの役は本当にカッコイイしユーモアがあって、高校球児の彼と3人でゾンビに立ち向かっていくところは、もうたまりませんでした!
ゾンビの造形が怖くないことに不満を持っている人も多いようですが、そこが却って良かったと思っていて。元の正常な人間だった時と変わりすぎないところが、感染してない人間との戦いのところで、さっきまで何ともなかった乗務員、乗客、家族、友人、恋人だった人達を殺せるだろうか…という思いが逆に強くなるんです。だから高校球児が、感染してしまった部活仲間達をどうしても攻撃できない姿に心底感情移入できるんです。切ない…。
死んで欲しくない登場人物達が感染してしまうのは本当に悲しく、バス会社常務の最低野郎には腹が立つし、ゾンビの襲来にはハラハラしつつも笑えるし、喜怒哀楽の全てが詰まった最高の娯楽作品だと思います。
最後は本当に涙が止まりません。
オマケ的な感想としては、コン・ユさんのプロポーションがあまりにも良すぎて…。引きでスクリーンに映った時のフォルムがノイズになりかねない程の美しさ!惚れ惚れしました。途中、新幹線車内のトイレで顔に付いた血と涙を洗い流すシーンがあるのですが、あそこで、鏡の前で血まみれのワイシャツを脱いで上半身を曝け出してくれたら!さらに素晴らしい映画になったかと思います笑
今年最もオススメしたい映画の一本です!
個人的には予想外でよかった
いいままで色々なゾンビ映画を見てきましたが、これは良かったと思います。ゾンビ映画と言うとどうしても銃ありきのヘッドショットアクションみたいなイメージが強いと思いますが、今回は完全に逃げる一択。その中でも状況に応じてゾンビと戦わなくてはいけないシーンは緊張しました。そしてなんと言っても登場人物たちの成長が見られ演技も皆さんとても上手でした!相変わらずクソッタレなキャラはいましたね笑 最後は絶望で終わる胸糞悪い感じの終わりかと思ったら意外とそういう訳でもなかったのが予想と違いました! 今回は乗り物の中でゾンビから逃げるという事で、飛行機の中のゾンビ映画がありましたよね? あれより1000000倍くらい面白いので是非オススメです!
様々な憤りが詰まったゾンビ×人間映画
例のフェリー沈没事故や、勝ち組と呼ばれる富裕層、政府や大勢力に対する不信感。それら全てに対する憤りが詰まった作品であった。
1番助かって欲しかった高校生カップルが身勝手な大人のせいでゾンビ化してしまうのはとても悲しかった。
とても批判的な内容である。
しかし!そのムカつく奴らが1人残らずゾンビにやられていく様は爽快である(笑)ゾンビ目線で見ることになるとは思わなかった。走るゾンビ、数で押し寄せガラスをぶち破るゾンビ、この映画に出てくるゾンビはとてもパワーに満ち溢れている。
そのゾンビを素手でブチのめすマ・ドンソク演じるサンファも見どころの一つだ。彼の最期は涙無くしては見れない。
面白い
退屈する暇全くなくてすごい楽しかったです。コン・ユさんかっこいい~!まさか最後に…。主要人物達も非情にどんどん死んでしまって切なくなる場面がいくつもあったけど、そもそもゾンビ物だしなーと思うと、変に悲しい余韻を引き摺らず、面白かった!という感じで大満足です。
怒涛
半狂乱の人に非る者が白眼をむいて、自分を食おうと、押し寄せてくる。
しかも、無数に。獰猛な犬のように。
…どんな恐怖だ。
最後まで一気に観れた。
電車という密室が、これまた緊張感を煽る。
限られた空間でのサバイバルが始まる。
繰り広げられる人間ドラマは、ベタなネタというか、定番ではある。
韓国特有の沸騰する心情とでもいうのだろうか…そんな芝居の性質が程良いアクセントになって、極限の状況にマッチしてた。
しかし、昨今の子役ときたら…末恐ろしい。
今作の娘もかなりな逸材だ。
作品に没頭し、もはやオンとオフの垣根などないようだ…。
映画的には、さほどおぞましい描写はない。
所謂、内臓を奪い合ったり、腹の中に顔を埋めてみたり、口の周りに血肉が滴ってたり。
そおいうものよりも、狂気を帯びた集団が押し寄せてくる恐怖がとんでもない。
これまたよく考えられた設定で…ドアを開ける知能すらない。
だから、透明のドアや、窓ガラスに羽虫の如く群がる。その様が異様なのである。
この映画のゾンビ達を見て、昆虫が怖いという友人の気持ちが少し理解できた。
群がり蠢く無数の生物は、問答無用に気持ち悪い!
序盤の緩やかな滑り出しが心地よく…「あれ?」「おや?」と、登場人物たちと同じようにリアクションしてしまう。
初めの異変に関する報道が「デモ」っていうのも中々に現実味があるではないか。
この序盤の距離感は絶妙だ。
事が露見してからはまさに怒涛!
ゾンビx韓国は、相性良かった!!
期待し過ぎた... ワールドウォー○を 思わせるシーンが多々あった...
期待し過ぎた...
ワールドウォー○を
思わせるシーンが多々あったけど
中途半端なCGならヤメて
特殊メイクとか
他に力を入れて欲しかったな...
韓国ならではのグロさを
楽しみにしてたので
残念です。
ラストは
救いがあったので
良かったかなぁ
ホラー風のヒューマンドラマ
ゾンビ映画ですが、そこまでおぞましいシーンもないのでホラーが苦手な人でも大丈夫かと思われます。
逆にグロいホラーが好きな人だと物足りないかもしれません。
主人公がゾンビの恐怖から逃れるうちに娘と希薄になった親子関係や、他人を思いやる気持ちを取り戻し成長していく、実質ホラーと言うよりはヒューマンドラマです。
高速列車に乗り込んだゾンビに乗客が襲われ次々と感染してパニックになっていきます。列車という閉鎖された空間での出来事にハラハラしっぱなしです。連結部分のドアの開閉を巡ってゾンビVS人間、人間VS人間をうまく描いていました。
この手の映画は音で驚かせるような、自分からすると少し卑怯な感じの演出が多いのですが、それがほとんどなかったのはとても好感が持てました。
妊婦の父親がお腹の中にいる子供の名前を決めてなかったこと。娘さんの学芸会で歌えなかった歌。伏線の張り方がうまく別のシーンにリンクされていて物語の作りのうまさにも感心させられます。
ゾンビ映画には抵抗ある方もいるでしょうが、見ても損はない面白い映画でした。オススメです。
これは傑作でしょ。
邦題や予告でB級ゾンビ映画の香りがプンプンしていたが、列車の中というゾンビ映画としては特殊なシュチュエーションなら観てもいいかなぁ、、。なんて、軽い気持ちで観に行きましだが、いやはや超高密度の人間ドラマを織り交ぜた超良質ゾンビスリラーだった。
日常的な空間である列車内での感染拡大や、一本の動線しかない列車内という特性をフルに活かしたシーンが盛りだくさん。
グロ描写は控えめだが、怒涛の全力疾走で迫り来るゾンビは怖さ全開だし、普通の人間も同じくらいヤバイという鉄板の描写も凄く効果的な演出で表現されており、ゾンビ映画としてよく出来ているが、この映画の特徴ともいえる上質な人間ドラマのバランスがこれまた絶妙で、極限状況での家族愛がイヤミ無く感動的に描写されているし、社会的なヒエラルキーの抱える葛藤なんかもしっかりと入れ込んでいて良い。
登場人物みんな、何処にでもいる普通の人たちってのも良し。
子役のキム・スアンの演技が凄く良かった。この子、10歳なんだな、、、。凄い。
ゾンビ映画ですが、涙腺が緩い人だと泣きっぱなし必至でしょう。自分はそこまで涙脆くないですが、4回くらい泣いた 笑
最後の歌なんてほんとにずるい、、、。
それにしてもこの映画のバス運転手はほんとクズだわ。
列車の運転手はかっこいいのにな。
妊婦さんが走りまくってるのでハラハラしっぱなしだった。
ポピュラー
世の中に広く受け入れられたジャンルとしてのゾンビ映画。マニア以外のフツーの観客が涙するゾンビ映画。家族愛を謳いあげるゾンビ映画。王道パニック映画でしたね。 ディーゼル機関車に引きずられる描写はウケた!
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