「超ビビりが見た感想」新感染 ファイナル・エクスプレス オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
超ビビりが見た感想
ホラーやスプラッタは嫌いだけど、好きな映画評論家が「おもしろい!劇場で見るべき!」と言うので恐る恐る超豪華声優勢揃い吹き替え版を鑑賞。
最初の不穏な空気に「やっぱりダメかも」と後悔。
そして、怒濤の勢いで崩れる日常。
あー!キモいよ!怖いよー!……と思ったものの段々と慣れて途中からは顔を背けず見られた。
ゾンビも怖いけど、人間も怖い。
この作品を『ゾンビ版パニック映画』と言ってる意味が解ったわ。
武器を持たない一般人がその辺にある物と知恵で乗り切ろうとし、ゾンビを前にして浮かび上がる本性。
中盤、何とか助かろうと他人を蔑ろにした皮肉な結果は……。
きっとハッピーエンドなんだろうなと思いながらも全速力で追いかけてくる絶望、絶望、また絶望。
一人一人消えるシーンは本当に切ない(個人的におばさん姉妹が好き)
深読みすると、この映画も社会的な皮肉が込められてるのかしらね?
利益優先で投資していたら、その製薬会社からゾンビウィルスなんて皮肉にも程がある。
韓国の地下鉄の事故やセウォル号、後に解る韓国財閥の関わりと何だか被るし、ゾンビ=北朝鮮とか意味を考えると別な楽しみはある。
そういうのを抜きにしても、ストーリーも良く出来て面白かった……と言いながら、スピンオフで事故の前日譚が公開予定らしいけど怖いんだろうな~。
見たいような、見たくないような。
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