フューチャーワールドのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
フューチャーワールド
『マッドマックス』をベースにして作った低予算B級と言えるが、何でもかんでも詰め込みすぎて、些か食傷気味な感じがする。
ドラッグだって、ガソリンだって、原料があっても簡単に精製できるものではない。
男世界の矛盾点を抉り出そうしているのであろうが、それならば何も終末世界を使う事はなかった。生身の女性よりもフライング・ダッチマンの奥さんの方が価値がある。そんな事は、僕の世代のオタクでも考えない。男目線の強調は分かるが、誇張しすぎだろ。もはや、変態の域。
仰天の煩悩世界
第三次大戦で荒廃した世界、冒頭から暴走族集団が石油プラントを襲うシーンは既視感満載、インスパイアとかパクリとか生易しい次元ではなくジェームズ・フランコは自己流のマッドマックスを作りたかったとしか思えない。
病気の母親の特効薬を伝説の寺に探しに行くオアシスの王子なんて筋立てはまるで童話のようなのだが道中いきなり出てくるのが、ストリッパーと娼婦がたむろするラブタウン、目指す薬寺院はミラ・ジョボビッチがしきる麻薬のドラッグタウンとフューチャーワールドは仰天の煩悩世界。
流石にフューチャー感が不足と思ったのか暴走族の情婦には略奪されたアンドロイドを投入。
最初はボスの言いなりだったが純真な王子の相手をしたことで覚醒、アンドロイドも恋をするのかというのも定番のテーマ、かと思ったらドラッグタウンで修理してくれた女性エンジニアと恋仲に、なんと今度はレスビアン。
ミラは薬が欲しければ手下と一騎打ちをと王子に迫るがこれまたマッドマックス。どういう訳かドラッグタウンを嗅ぎつけた暴走族が襲撃、ミラはアドレナリンを打って対抗、これまたバイオハザードの一シーン、これってミラの無駄遣い映画でしょ。
まるで男性雑誌のコミックのようと言われないように孝行息子仕立て、エンドクレジットでラブタウンの女性解放シーンなどを追加して低俗挽回に懸命でしたね、製作のモニカ・バカルディさんの差し金かも知れません。
スーパー詰まらない
キャストのギャラで制作費枯渇か?
いや、制作費依然に脚本がゴミなのか(笑)
ミラジョボさんはほぼちょい役後半30分程度の出演です。
Sfではないし、アクションもゴミ。
あらすじ読んだら見なくていいです
賞賛に値する駄作ですな
酷評が多い割に、自分は結構面白かったという映画もかなりあるけど、この作品に限っては皆さんに異議なしの超駄作だと思った。
ミラジョの姐さんやリュー小母さんが出てるんだから、どこかはいいとこがあるかと思ったら、設定は矛盾だらけだし、展開は陳腐だし、エロは中途半端だし、戦闘はショボイし、主役はまったく魅力ないし、要するに何から何までパーフェクトに酷かった。
これほどつまらない映画を最後まで観てしまった自分が、すごくつまらない人間に思えてくるという意味ではすごい映画なのかもしれない。
むしろふしぎなひどさ
監督としてのジェームズフランコがやや不可解なのはディザスターアーチストのようなペーソスをもっている一方でFuture Worldも撮っていることである。
かれの監督業はディザスター以外はさえないが、とりわけFuture Worldは素材も方法も展開も80年代風にかかわらず、レトロ趣味の装丁をもっていない。かんぜんに大まじめにマッドマックス2的世界を模倣していた。
しかしボロをまとい荒涼と廃墟を未来にみたててしまう末端映画を、ハリウッドの成功者が監督するだろうか。おそらく、これはもっと違うところへ持っていく映画だったはずである。もっと違うニュアンスを生みだそうとしていたはずである。
そもそもこの映画は、前年のディザスターで大成功を得たジェームズフランコが監督しているという一点によって見続けることのできる映画になっている。
なんか、ものすごいベタだけど、なんかあるのかな、と思って見続けるのだが、とくになにもない。キャラクターもすじがきも画一で、もしこれが「ジェームズフランコが学生時代に撮った映画をリマスターしたもの」なら、なっとくできるが、長い業界キャリアをもっているひとの新作とは思えない。
──すでにするどい人なら、解るかもしれないが、おそらくFuture Worldはジェームズフランコが、The Roomをやろうとした映画だった。と思われる。
おおまじめにマッドマックス2をやってみて、それが、つくっているひとが意識していなかった「なにか」を生み出すかもしれない。そう考えたのだろう。と思った──わけである。
しかし、とうぜんだが、The Roomみたいなものは、意図して、生まれるものではない。Tommy Wiseauのような妙なひとが、我をつらぬいて、偶然生まれたのであって、だとしてもThe Roomはおもしろい映画に変容したわけではなく、ロッキーホラーショー的な愛されかたをされたのであって、そこにはとうぜん限界がある。
つまりティムバートンがエドウッドを生かしたようにTommy Wiseauもジェームズフランコによって生かされたところはある。カルトに個人的に面白みを見出すのは勝手だが、実直に言って、死霊の盆踊りは死霊の盆踊りにすぎない。のである。
おそらくディザスターアーチストをつくっているうちにひらめいたのだろう。「なんかベタでやってみたら、ちがうものが生まれるんじゃないか」と。それが、他愛ないひらめきだったとしても、かれにはそれをやってみる資本も業界内の権勢もあった。わけである。
想像をこえる駄作ぶりに、なんとなく、そんなことを思った──のである。
このファッ〇ン・ビッ〇!
どう見ても製作陣が『マッドマックス』の世界を再現したかったような映画。その世界観から見ても、ガソリンや電力が豊富にある、1000マイルと言ってた割に距離感がない、弾の入った銃はない、などといった不自然な設定がいっぱい。平和な村オアシスから旅立ったプリンスも“命の寺”とか“パラダイス・ビーチ”とかを見つけることなく、目的の特効薬を手に入れるといったストーリーもわけがわからない。その薬にしてもグラディエーターとして闘って、相手の腹の中から取り出すというグロテスクさがおかしい。
ストーリーをザクっと見ても、主人公であるはずのプリンスがどうしようもない軟弱児であったり、途中からはアンドロイド“アッシュ”がメインになったりする。もちろんジェームズ・フランコはヴィランだし、奴隷と化したアッシュが突如プリンスを助けるほどキャラが変化するのも意味不明だった。
そんな意味不明な作品ではあるが、綺麗な映像があったり、お色気シーンがあったり、ヤクを自分の首に注射してハイテンションになるミラ・ジョボビッチがカッコよかったりするから侮れない・・・。
世界の終わりは、
つまらない。
なんだこのつまらん映画
まず第1にポスターの下の角生えてるやつがエイリアンだと思ってエイリアンが出てくる映画だと思ってたのにただのキチガイな人間しか出てきません(笑).
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第2にこんなにでかくポスターに出てきてるのにこの3人主役じゃありません。脇役と悪者です(笑).
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第3にバカでなんの役にも立たない世間知らずの主人公に終始イラつく。最初らへんは綺麗なおっぱいのお姉さんやら美人のロボットにメロメロで殺されかけるわ、明らかにヤバい薬体に入れられそうになってるのに無抵抗なバカ男(笑).
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薬漬けにされてさらにお腹の中に薬があると言われ大男と戦う羽目に。腹の中に薬なんてあるわけないだろと思ったけどこれほんとに腹の中に薬あります(笑)いやどうやって入れた(笑).
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そして最後にイマイチ立場が意味不明な美人AIロボットにも終始イラつく。最初らへんはコントロールされてるから主人公を殺しにかかってくるんだけど散々殺そうとしたくせに、謎のタイミングで急に主人公を助ける。お前の情緒どうなってんだ(ロボットだから情緒というか心がありません)。
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挙句の果てに主人公といい感じになるのかと思いきや急に修理してくれた女の子とイチャつき初め謎の営みが始まる(笑)何を見せられてたんだ。。
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こんな映画だけどミラ・ジョボビッチが狂って笑いながら戦うシーンはかっこよかったのでそれに星一つ追加。
何がしたい?
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