ドッグ・イート・ドッグのレビュー・感想・評価
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いくら変わりたいと勝手に妄想しても…。
その世界を抜け出すことは、難しいんじゃないでしょうか。
同じ穴の狢とつるんでいる限りは。
所詮は「潰し合い」・「足の引っ張り合い」(=ドッグ・イート・ドッグ)に終始するだけのこと。
そんなことなんじゃあないかと思いました。監督が本作で訴えかけたかったのは。
そう思いました。評論子は。
そう思うと、そう作りの悪い作品でもなかったように思います。
これが現実だよね……しみじみとした同情を覚える
3回目を見終えたが、やっぱりこの作品はどうしても嫌いになれない。
確かに宣伝文句やタイトルから来るイメージ通りの作品じゃない印象を受ける。
でもやっぱりこの作品を一言でまとめるなら「喰うか喰われるか」しかないと思う。
映像や演出にセンスを感じるのはもちろんだが、なにより写実的てその加減が絶妙に効いている。
美化されない胸くその悪い殺し、
主人公達の満たされない願望、
どこまでもクソったれな人物、
どれも絶妙なリアルさがある。
見ている側が期待したようには少しもなってくれない。
だから面白くない。リアルさがある。
最後のシーンはまるでデヴィッド・リンチのそれだが、あれはトロイが死ぬ前の頭の中を映像に置換したものなのかなぁと勝手に思っているが、
結局、喰うか喰われるか的な強いメッセージを感じた。
我々は何かを喰いながら、何かに喰われて生きている。
それ以上でも、それ以下でもない淡々とした現実を感じさせてくれる作品。
魅力的な狂った悪党達!残酷、野蛮で何が悪い!
犯罪者のチームを題材にしたスーサイド・スクワッドが肩透かしな内容だったのに対してこの映画は待っ正面から悪人を悪人として描いている。
昨今の世の中、暴力表現や性描写に対して不必要なまでの規制がされている中こんな映画が見れるとは思っていなかった。魅力的な狂った悪党達が素晴らしい!残酷、野蛮で何が悪い!
視聴していると頭がクラクラする様な映像表現がドラッギーで最高な作品です。
黙って本だけ書いてりゃ
スコセッシとは言わないがW・フリードキンとかO・ストーンが監督してそれなりの小品として映画にすれば良かったのでは。
普通に役者としても出演して何気に長尺な出番でどこか図々しい気も。
そんなP・シュレイダーは黙って脚本だけ書いてれば良いのでは?
今時なテンポ良く見せる映像と何かを狙っているような駄話を中心に流行り?の手法を古い人間が物語の起伏も無く単調に撮ってしまった感が否めない。
キャスティングだけ良い
ニコラスケイジもデフォーも大好き。
この2ショットだけで観ていられたけど、ストーリー全く引き込まれず。
デフォーが銃をぶっぱなし…あっ思い出した!
「ワイルドアットハート」じゃん。
赤ちゃん誘拐?ニコラスケイジの「赤ちゃん泥棒」?!
二人の昔の作品を思い出し懐かしみながら、役になりきってる二人の大御所に感心
かなり期待していたが、裏切られた。 この手のバイオレンスものには、...
かなり期待していたが、裏切られた。
この手のバイオレンスものには、わりと寛容な私ですが、見事に失望させられた。
・原作知らないからアレですが、映画版は、ストーリーの練り込みが足りなすぎて、全てが浅く感じられる
・人物の描写が浅く、イマイチどんな奴なのかが分からず、最後まで消化不良
・印象に残るシーンがない
・結局、何が主張したかったのかが分からず仕舞い
・好きなテイストではあっただけに、また、それに合った期待させる興味深いキャスティングだっただけに、失望感は大きい
潰しあっているか?
刑務所仲間の極悪3人組が金儲けの為いにドラッグの強奪や誘拐をする話。
軽妙に、スタイリッシュにみせたいのであろうけれど、振り切れた様子が足りず、気味の悪さや恐ろしさも足りない。
冒頭シーンは面白かったんだけどね。
その後は特にハラハラドキドキすることはなく、笑わせてくれもしないし、哀しくもないし、ストーリーとしてもこれといったみどころもない感じ。
つまらん
誘拐を実行するが、身代金を払うはずの父親をマッドドックが殺してしまう。マッドドックを殺した後、買い物に寄ったスーパーで職務質問されてパニックになり捕まってパトカーに引きずられてしまう。ラストはトロイが牧師の車をカージャックして走っているとパトカーに追われて銃撃戦で死んでしまう。
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