「今年度一番素晴らしい作品」しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
今年度一番素晴らしい作品
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モードとエベレットの全く合わないと思っていた二人。それぞれの波長が徐々に
一つの幸せな曲を、紡いでいくように何ともいえない素晴らしい夫婦になっていく様が、非常に丁寧に描かれている。
モードの闇、死産した子供のことを知らされるエベレット。お互いがお互いを思い、徐々に気持ちを通い合わせていく二人、家の中には、モードの描いた絵が増えていく。
二人の波長はますます増幅していく。話が意外な展開を迎える。多少予定調和な部分も見られるが、
ラスト、モードの死後、エベレットが、家の中で偶然見つけたもの。花粉症である私だが、涙を止めることは出来なかった。
時々、挿入される情景描写も美しすぎる。
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