「バトルは面白いがストーリーがつまらず」いぬやしき 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
バトルは面白いがストーリーがつまらず
原作漫画を知らないで映画レビュー。
予告編などで機械的な身体が印象的で「これが武器になるんだろうな?」と思っていたのですが、まずコレが最初の片すかし。
指からビームらしきものも無く「バーン」とピストルの真似をするだけで殺せちゃう設定に落胆。
これが延々続く。機械的なロボットでは無くてエスパーか何かなのか?と。
機械的に正直言って空を飛べるくらいしか魅力がない。
他に触るだけで病気を治せたり、念じるだけで車のエンジンがかかり動かせたり、設定が正直微妙。
そんなこんなで佐藤健の母親が殺される迄の序盤が正直つまらない。ありきたりな人物設定の紹介を見せ付けられる。全部観ないで席を立とうと思った事しばしば。
18歳で容疑者顔名前丸出しなど表現的に「?」な非現実的部分も続く。
また、VFXも頑張ってはいるのだが、物理的または重力的にGOODな所もあればBAD的な映像がハッキリし過ぎて勿体ない。CGの質もバラバラだし、薄っぺらいCG合成(特に頭パッカーン部分と顔の合成)は何年前から進化してないものか、、、。
都庁アクションは楽しめましたよ。長かったけど。
佐藤健の筋肉質な身体が観たい人にはオススメかな?w
個人的に期待度高かっただけに落胆度高いです。
後半の佐藤健の悪役活躍が無ければ星0.5です。
別に映画館行かなくてもよかったかなと思いました。
>18歳で容疑者顔名前丸出しなど表現的に「?」な非現実的部分も続く。
銃を持ったままなど現在進行形で危険が続いている場合には実名報道、顔出しもあり得ます
この間滋賀で起こった未成年の警官もそうでした
テロ対策などこの平和な国ではほぼないのでピンと来ないと思いますが実はマニュアルがあります
詳しく書いて無くてごめんなさい。
顔はCGなんだけど、多分モーションキャプチャーによる表情を付けて顔に合成。
しかし、殆どのっぺらぼう顔に貼り付けのみだと思うので、顔に凹凸も無く顔の角度による見え方の違和感が生じてました。
今の最新CGだとこんな事はないのて、あえて昔ながらの合成に近いかと。