メアリと魔女の花のレビュー・感想・評価
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ひどい酷すぎる。でも見てよかった。
本当に嘗てないくらいにひどいです。
ジブリ作品だったら、金返せと言っているくらいの
本当にひどいヤツです。
もちろんいいシーンやいいカットはたくさんありました。
でも全体的に薄べったいし、安っぽい。
ジブリっぽい?嘘嘘。ジブリはどんなに酷くても絵だけは全部よかった。
今回はそれがあんまりないです。
物凄いスピード感を出さなきゃいけないシーンで、
全くスピード感がない。
動かなきゃいけないものが、動かない。
予算の問題もあるかもしれないけど、他に方法はあるでしょう?
カリオストロはそれが出来た。
これではそれが出来ない。
それはないです。あなた、カリオストロの城を見なかったんですか?と言いたい。
絵コンテがつまらないから、いいアニメーターを使ってもいいシーンにならない。
レイアウトが悪いから、背景とキャラが合わない。
と、同時に監督の空虚さも感じました。
どの景色も寂しい。前からずっと思ってたことだけど、この監督の世界はいつも寂しい。
圧迫感と何か人間的な繋がりの希薄さを感じるし、感情も嘘っぽい。
多分この人の中身はいつもとても辛い。
生々しい感情が希薄なんだと思う。
この人の暗部はとても深い気がする。
けれどもね、ちゃんと感動しました。
この人はやりたい事をいつも諦めてしまう人なんだと考えたら辛くなったけど、志の高さは感じた。
不器用だ。あまりに不器用すぎる。
この監督に宛てた宮崎駿の手紙を見たけど、
その不器用さは伝わった。
ここはこういうふうに描いてくださいと言っても多分伝わってない。
だから、凄いんだけど全く魅力のない背景とか
これ動いたら面白いんだろうなとかいうものが全く面白くない。
自分で描いたら出来るかもしれないけど、そこまでの時間も作れない。
だから、やりたい事だけがカラ回りしているような作品になっちゃった。
結果として駄作という評価になるのは仕方ない。
でもわかる人にはわかったと思います。
ダメだけどよかった。
本当にひどいけど、それでも今まで見た事ないものを作ろうとしたのはよくわかった。
その一点に於いて、この評価をします。
オマージュは要らない。新しいものが見たい。
キャッチフレーズからそうですが、
魔女の宅急便を意識していることが明言されていたので、
そういうつもりで観ました。
マーニーが面白かったので、米林監督への期待もありました。
感想を先に言うと、
魔女の宅急便うんぬんは置いておいても、単純に作品としてつまらない。
宮崎アニメ黄金期の金字塔(同時に久石譲最高傑作)の一つにちょっかいを出すこと自体が間違いです。足元にも及ばないし、比較すらできないくらい豆粒です。
スタジオポノックが潰れないか心配になりました。
序盤からダラダラとした展開が続き、
「盛り上がらないなぁ」と感じたまま、
ありきたりなシーンが連続して、
興奮なり情緒なりが一切無く、こじんまり・がらんとした世界に寂しさを感じていたら、
終わった。
「2時間の苦痛……」、そんな映画でした。
快楽、喜び、ゼロ。
たぶん宮﨑氏の原点はパンダコパンダにあって、あんなふうに赤ちゃんでも喜ぶような根本的な快楽の法則を研究しまくって作品を練り上げている人なんだと思います。魔女の宅急便の大ヒットまで、赤字ばかりでも情熱は消えるどころか煮えたぎっていた。
米林氏は、温室育ちの天然さんなのでしょう、冒険活劇への研究が全然足らない。アクションとなると人物も構成も下手すぎです。
でも、わざわざ激しくしなくてもいい。文学的な静かな世界を描くのは上手いんだから、そっちで勝負してほしかった。
そもそもジブリのカムバックって、世間は求めているのでしょうか?
現在は細田監督も新海監督も、片渕監督さえ居るんだから、ジブリは過去作品で充分だと個人的には思います。
なんでスタジオ新設したのにまだジブリに呪縛されてる。大人の事情? そんなものに左右されて情けない。
『ハウル』製作途中に監督を降ろされ、ジブリをクビになってノイローゼになり、それでも諦められずに細々と始めた『時をかける少女』で下克上を果たした細田監督。
魔女の宅急便の監督を降ろされ、『この世界の片隅に』まで27年も地を這うような活動を続けて、56歳でやっと花が咲いた片淵監督。
両者を見習ってほしい。
はっきり言います。
米林さんは天才ではないです。
ただ、抽象文学を描く才能は感じますので、それを突き詰めた先に、前のめりに倒れてほしいです。
これも大人の事情だったのかも知れませんが、フカイノツワリが大嫌いなので、こんなのを主題歌にもってきたのも大失敗だったと思います。
アンチが多いのを知らないのでしょうか?
どうせ世界の終わりだったらミッシェル・ガン・エレファントを主題歌にすれば映画の評価はひっくり返った。
ばらばら
観客をばかにしてるような手抜き作品
大人の事情で作られた映画??
映画を作るにあたっては、たいへんなお金がかかるものですし、上映する館数を確保するのもたいへんなことです。
この映画に垣間見られるのは、ジブリの新作アニメ映画と錯覚させるほどに寄せていくことが絶対的な命題だったのだろうということ。
そうすることで興行収入の数字が読める作品になり、スポンサーも納得してお金が降りてくるし、スクリーンの数も確保できるし、夏休みのかき入れ時に上映できるし、テレビで特番を組んでゴリ押しとまで思えるほどのプロモーションも打ってもらえる。
新しいアニメスタジオがこれだけのバックアップを得られていることの背景を考えれば、ポストジブリとしての役割という握りがあったことは想像に難くない。
もしかしたら監督は新しいスタジオの旗揚げにともなって、本当はもっと新しい表現、新鮮な風を吹かすような自分の色を濃く反映した映画を撮りたかったのかもしれないのだが、それではお金も集まらないし夏休みに300館を超えるような上映など叶わなかったのだ。
悪魔に魂を売ったといえば言い過ぎになるが、そうした商業的な事情によって妥協を強いられる側面はどのような映画にでも大なり小なりある。
ジブリスタッフ解散を逆手にとって下克上、このビッグウェーブに乗るしかない!そうして着実な数字を確保すれば次作からは少しずつ本当に作りたい映画を作れるようになるはずだ。これはビジネスだ。夢をかなえるための第一歩なのだ!
というような裏話が透けて見えるような気がした。
(※実際は知りませんので妄想です)
しかし昨年は解散したジブリスタッフも多く関わっていると言われる「君の名は。」が空前の大ヒットを飛ばし、宮﨑駿と縁のある庵野秀明監督が「シンゴジラ」で旋風を巻き起こし、同じジブリ出身の苦労人、片渕須直監督が「この世界の片隅に」で衝撃を与え、語り継がれるであろう画期的な年であったことは記憶に新しい。
これらの名作、ヒット作に共通することは、監督の個性と情熱が徹底的に投影された、魂の権化とも言える渾身の作品であったということだ。徹底的にわがままを通した作品といって差し支えない。
そうだ。本気で、自分の言葉で、熱意を込めて語らなければ人は安々と感動などしてくれないのだ。
あの作品たちと絶賛の嵐が巻き起こるのを、メアリの監督はどのような気持ちで見ていたのだろう?
「これはいい流れ来てる!」と思ったのか、それとも「しまった」と思ったのか?
などということを、ずっと考えてしまう映画でした。
正統派ジブリ後継に相応しいアニメ作品だよね
ジブリファン必見‼ 素直に面白かった楽しかった。8/12(土)亀有アリオで観てきました。自信をもってオススメします。ジブリを知らない子供達に見せてあげてください。そのまんまジブリワールド。ジブリ正統派の血統を受け継ぐ素晴らしいアニメーション。このままの路線を突き進んで頂きたい。次回作も楽しみにしています。
願わくばオリジナルストーリーを映画化して下さい。既にある海外の童話でなくです。こらからも期待しています。
杉咲花が、、、
初見・米林宏昌カントク作品
米林監督のジブリ リスペクト作品
日本の声優事情。
スタジオジブリを辞めて新しいスタジオを設立した米林宏昌監督以下スタッフたち。
ただ、観賞する我々としては、その映画がどのスタジオで作られたかということは、あまり関係ないように思われる。したがってジブリ作品と比べることはあまり意味をなさない。米林宏昌の過去作と比べるのは意味があると思うが。
米林宏昌の映画を観るのは3作目だが、いちばんのびのびしていたように思う。異世界への冒険ということで、いろいろな表現が試される。この表現のしぐあいにのびのびとしたものを感じた。
ただ、もっと突き抜けなければ、高畑勲、宮崎駿のレベルには達しない。
声の出演に俳優を当て始めたのは宮崎駿だったと思うが、そろそろこれもやめたほうがいいのではないか。今回でいうと、小日向文世はそのまま小日向文世だし、渡辺えりもそれ以上ではないし。
日本の声優は優秀なのだから、もっと信用してもいいのでは。
子供に見せたいアニメ映画
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